NEW GAME!! #08「メイド喫茶がいいと言ったんだよ」人付き合いって本当に難しくて大変だ!
新入社員が入って少しずつ変化していく人間関係。元から居た青葉たちも先輩として、後輩相手にどう接すれば良いか悩んでいるし、新しく入ってきた紅葉たちは紅葉たちなりに、職場での振る舞い方に悩んでいる。でも相手のことを知るには少なからず時間が掛かるし、互いの距離を近づける為には一方的に相手のことを知るだけでなく、自分のことを相手にも知って貰わなければならない。
それは一足飛びで実現するものではなく、日々の生活や仕事の共同作業を通じて、少しずつ少しずつ理解を深めるものではないかなと思うわけです。青葉が今イーグルジャンプの中でで溶け込んでいるのも、一年以上に渡り皆と一緒に仕事してきた時間があるからだし、先輩相手には上手くいかない紅葉も、幼馴染みで一緒に上京してきたツバメ相手のときは、自然体で過ごすことが出来ている。
共に積み重ねてきた時間が人付き合いを円滑なものにしていく。勿論、人付き合いは個々の対人スキルにも大きく左右されるので、一概に長い時間を掛けたからといって、必ずしも上手くいくものでもない。今回のねねとツバメのように、お互いの波長が合って意気投合することだってある。でも、それは逆に出会ったばかりで相手の良いところしか見えてないからということもある。
長く一緒に過ごせば良いところだけでなく相手の嫌なところも見えてくる。そして、悪いことだけでなく自分にはない本当に凄いところだって見えてくる。そういうのを全部ひっくるめて互いに対する理解が深まったときにこそ、気兼ねなく話し合えるような関係性は構築されていくのではないかなと。
最初は驚いていた紅葉の爆弾おにぎりにも徐々になれて、彼女と一緒に昼を取ろうと青葉達は歩み寄ろうとした。最初は一緒に昼食を摂ることに難色を示していた紅葉も、自分の方針を少し曲げて青葉達の歩み寄ろうとした。そういう相手に対する理解を深めようとする姿勢と歩み寄り。これを繰り返していくことが人付き合いの神髄なんじゃないかな。
キャラ班とプログラム班で対照的な雰囲気のまま進行していた今回のお話でしたが、最初に苦労した前者と最初に上手くいった後者。この両者の人間関係の変遷がどうなっていくのかは見物ですし、人付き合いの見せ方も多種多様であることを感じさせてくれた。ライバルとして火花散らす青葉と紅葉、新人同士仲睦まじいねねとツバメ。この双方の関係性がどうなっていくのは要注目なのです。
専門学校では一番という自負を持つ紅葉も、自分とは違う道を選択した青葉が、自分にない異質の強さや信念を持っていることは感じ取っていた。そうやって少しずつ相手のことを知ってぶつかって。その先にある二人の関係性はどんなものになっていくのか。出会ったばかりの同い年の先輩と後輩。願わくばその関係性が良好なものになりますように。
メイドに扮した青葉たちキャラ班一同が可愛らしい!しずくさんナイス職権乱用!この新歓の幹事をやることになった青葉たちの件は、ほたるんのエピソードと同じで、原作では本来年末年始の忘年会シーズンの出来事として描かれているエピソードでした。今回はそれを上手く新歓に置き換えて、紅葉を交えて対人関係の難しさを描くのに用いていたと感じます。
新人だから仕事と言われれば断れないかもしれないが、通常であればこういうこと敬遠しそうな紅葉がメイド衣装を纏うのも意外性のあることだし、逆に関わりたくない時に、ひふみ先輩が見せるゾクゾクする冷たい眼差しも、意外性のあることなのではないかと思います。一年以上も一緒にいる青葉たちでも、こうやって日々の生活の中で相手の意外な一面や新しい発見をしていくのですよね。
ということで今回は徹頭徹尾、人付き合いとは何たるかを考えさせられる回であったのかなと思ったわけです。何時の時代もどんな場所でも絶対に避けては通れない。現代社会で生きる上で必ず付いて回る難題。それでも向き合っていくしかないのだ!
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青葉たちメイドコスさせられてましたね~。
歓迎会もメイド喫茶でよかったのに(ぇ)
対抗心を燃やす紅葉とはまだ打ち解けられないよう。
なにかきっかけでもあればいいんですけどね。
ねねっちやツバメとの絡みがない・・・