プリパラ #103「落第アイドル始めちゃいました(T T)」小学生ママアイドルはやることが多くて大変!
それでもジュルルのママはらぁらしかいないのだ。




神アイドルグランプリで相応の結果を残し、ジュルルの育児にも手慣れてきて、全てが順風満帆に見えたらぁらに突如として降りかかった試練。当然と言えば当然のことだけど、小学生が赤ちゃんのお世話をする以上、私生活に負担が掛からないわけがない。元々芳しくなかった学業成績が著しく低下し、遂に表面化したらぁらの現状を問題視した校長とママによって言い渡されたプリパラ禁止令とジュルルとの一時的な引き離し。
後半パートこそライブもあってプリパラの中に入っているんだけど、今回は現実世界が主な舞台になっていて、普段は出番が少なめならぁらの両親や校長らが活躍している姿が目を引く。特に校長に関しては序盤の頃との差が顕著で、作中では最年長キャラの一角でもある校長の、内面的な成長が窺える要素がいっぱいあって、見ていて凄く感慨深くなってしまったのです。
例えば序盤の頃は私怨に基づいて一方的にプリパラ禁止令を施行し、プリチケ狩りを行っていた校長だけど、今回の禁止令は親友の娘で自分の学校の生徒でもあるらぁらの身を心底案じての行動です。同じように人の話に全く聞く耳を持たなかったのが当初の校長だったけど、今回は衝撃の事実が発覚してもらぁらの話をきちんと聞いて、その上で赤ちゃんを世話していたらぁらの頑張りや功績自体は認めています。
それらの部分から校長の内面的、精神面での確かな成長が窺える。そしてその彼女が一時的にジュルルを引き取って、らぁらと引き離すことで、今度はらぁらの成長が促されて見えてくる。あっという間にやつれた校長を見るに、ジュルルのお世話が如何に激務であるかは容易に察することが出来ます。しかし今回のらぁらは慣れもあったかもしれないけど、苦労を表に出さずお世話をやってのけていた。
また「ジュルルのママは私なの!」「私はジュルルのママなんだ」等々。らぁらが今一度、自分こそがジュルルのママであることを強く自覚する台詞が繰り返し用いられてもいました。そしてそれこそが今のらぁらの責任感の強さの表れでもあると感じます。
93話で一度は放棄しようとしたジュルルのママ役。あの時と比べても、短期間でのらぁらの成長を実感出来るのではないでしょうか。
強い自覚を持ち責任感が芽生え始めたからこそ、ジュルルのママとしてジュルルのために頑張ることが出来る。得意ではない勉強を頑張れたのもそのためで。ジュルルのために頑張れる成長したらぁらがいる。らぁらと同様に育児の大変さを身を持って体験し、何より内面的に成長して教育者として真っ当になった校長がいる。校長がおまけの追加点を上げたのは、二人の成長あってのものではないかと思いました。
そんならぁらや校長以外にも、歯が生え始めたジュルルがいるし、今までとやり方を変えて更に強くなろうとしている妹ののんちゃんがいる。それらもまた彼女たちにとっての更なる成長の証。その表れではないでしょうか。一時的に離れたことで、改めて一緒にいられることの有り難みを実感したらぁらママ。のんにとっては姉らぁらが原動力であるように、らぁらにもジュルルや下から突き上げてくる妹のんがいる。
それぞれが成長した姿を見せ、そこから更に前へと進もうとする真中姉妹の姿を見ることが出来た一つの転機となる回でもあったのかなと思いました。のんちゃんもジュルルは自分にとって妹みたいな存在と言ってましたしね。お互いに刺激を与え合い切磋琢磨することで、更なる成長を遂げていく姉妹。らぁらパパじゃないけど素晴らしき姉妹の関係性じゃないか!



クールが変わりOPも変更!新曲『Brand New Dreamer』は名義上はらぁらとトライアングルによる楽曲ってなってるけど、実質的に真中姉妹によるOPですな~。一緒に映っている真中姉妹のカットを見ただけでも色々と昂ぶってしまう。曲名も今回の話の内容に即したものだと思えるし、このクールのスタートに持ってこいなものではないだろうか。
その中でも個人的に一番目を引いたのはやっぱりプリパリ組とガァルマゲドンの二組。前者はいつプリパラに戻ってきて合流するのかとワクワクしちゃうし、後者は次の神アイドルグランプリで軸になりそうなだけに楽しみは増す。あとはのんちゃんのパートナーが誰になるのかもですね。OPのプリチケカットは果たしてヒントなんだろうか。
あとEDも地味にのんちゃん、あろまとみかん、ジュルル・ヤギさんが追加されていましたね。プリパリ組も早く混じれる日が来るといいな。のんちゃんの新しいパートナーと合わせてその日がくるのが楽しみ。その前にED変わるかもしれないけど。



試験のためにらぁらの自宅に集まって、主要キャラが臨時の家庭教師をやるシーンが凄いお気に入り。これもプリパラの醍醐味の一つだなぁと感じる一幕。みれぃやシオンが頼もしい一方で、こんなところでも自分可愛いアピールしてるドロシーさんがマジいつも通りすぎて抜け目ない。差し入れを持ってきてくれたあろまとみかんは癒しですね。そふぃ様は何というか知ってた(笑)

ジュルルのママを呼ぶ声を真似するめが姉ぇが、思いのほか似ていてビックリした。自然にサラッと流されたシーンだったけど凄く印象に残った一幕。流石はプリリズシリーズの頃から皆勤で、最古参の存在でもあるめが姉ぇ演じる伊藤かな恵さん。めが姉ぇが居なければプリリズ・プリパラに非ず。いつも縁の下で支えてくれて見守ってくれているめが姉ぇに感服するしかないのです。
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