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あまんちゅ! 第9話「それはとても素敵で大切な宝物」

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あまんちゅ! #09「消せない思い出のコト」

これからも積み重なり増え続けていく友達との大切な思い出。
ARIAファンには更なるサプライズもあって幸せすぎた。
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双葉がてこになる前の思い出。東京時代の友人である茜とちずるとの思い出は、かけがえのない大切な思い出として今もてこの胸の中で光り輝き深く刻み込まれている。その思い出を形として残し、いつでも当時の思い出と感じていた気持ちを引き出せるよう留めてくれていたのが携帯の中に保存された画像データ。てこにとっては只の電子的なデータに留まらず、思い出と気持ちが付随した大切なものなのです。

誰かと共有するような思い出も積み重ねた思い出もゼロ。茜やちずると出会う前のてこは空っぽで、そこにいるだけの存在だったとはてこ自身の台詞。初めて空っぽだった部分を埋めてくれたのは、茜とちずると共に過ごした時間の思い出。つまり今のてこの大部分を形作っているのは二人と出会って以降の思い出であり、一杯になった携帯のメモリーを削除することは、己が身の一部を削ることと同義なのだと思います。

こっちに来てからも画像を見れば当時の気持ちと一緒に大切な思い出をいつでも引き出せる。例え細くても会えない茜やちずるとの繋がりを感じられる。そう思っていたものがメモリーが一杯になることで脆くも崩れ去る。古いデータを別の記録媒体に移し携帯からデータを削除して新しい思い出を残していく。今を取れば積み重ねてきた昔は消えて繋がりも絶たれるような気分に陥ってしまう。

少なくともてこにとっては単純にデータを移行して終わりという話ではないのですよね。今までもこれからもどちらも自分を形成してくれるものだから、どちらか一方を取ってどちらか一方を切り捨てるような選択も難しい。昔も今もどちらも大切で失いたくないというのが、てこの考え方で実にてこらしい悩みでもあると思えます。そういう捉え方をしてしまうのがてこという子だと改めて思います。

思い出と気持ちが付随して切り離せないのがてこの写真。だからどちらかを切り捨てるのではなく一緒に閉まってしまう。それはぴかりの考え方。気持ちの面においてということで、てこの携帯が一杯になった宝箱であるのなら、その宝箱を大きくして新しく生まれた思い出を入れる余地を作ってあげればいい。ぴかりが示してくれたのは昔と今の思い出の共存。そういう考え方そのものなんだと思う。

データを移し替えるという意味では同じことかもしれないけど、素敵な思い出でぎゅうぎゅうに詰まったてこの宝箱を、ぴかり達がプレゼントしたフォトフレームで拡張してあげるという発想が素敵。どちらか一方を選ぶのではなく、両方を同じ所に入れてあげる。東京時代の思い出も大切だけど、今ぴかり達と一緒に共有する思い出も大切に思うてこの気持ちを、最大限に尊重してくれているのが良いなぁ。

街に来た当初は携帯を通して見る世界が、てこの狭い世界でもあったのだけど、そこを飛び出してフォトフレームに遷移するというのが、てこの見ている世界の広がりを感じさせてくれるのと同時に、ぴかりの祖母の台詞を更に味わい深いものにしてくれていた。東京時代と今の思い出が同じフォトフレームの画面に映る最後の締めも、てこの中で昔と今の思い出が同じくらい大切なものとして共存しているのが伝わってきて凄く良かったです。

元々素敵なものをそうじゃなくしたのは私。要はやり方と考え方。序盤の話にも通じるところで今のてこが自分には居場所があったんだと認識して、やりたいことをハッキリと思い描けるようになったことが感慨深い。知らなかったはずの町は見知ったものとなり、そこで新しい思い出を更に積み重ねていく。優しい世界と心温かい友人たちが織りなす世界はこんなにも光に満ちていて眩しい。

てこにとって大切なことに気付かせてくれるのはいつもぴかりで、ありがとうの言葉一つを取っても素敵だよね。お別れの言葉ではなく、素敵な贈り物を宝物にするありがとう。離れていても気持ちは繋がっている旧友との電話を通しての久方ぶりの交流。万感の思いが込められたありがとうから紡がれる、お互いが語る知らない学校のお話は、さながら大切な宝物の交換でもあり共有でもある。それもてこの中に積み重なり新たに共存していく大切な思い出の一つなのかもしれないですね。


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てこの東京時代の友人、茜とちずるの配役は、ARIAシリーズを見ていた人にとってはご褒美でしかない。「はひー」というあのお決まりの台詞も炸裂し、まるで灯里と藍華がそこにいるかのようにも思える二人の掛け合いが最高なのです。葉月絵理乃さんも斎藤千和さんも全く役を忘れてなくて嬉しくなってしまう。茜に関しては名前が一文字違いですし余計にね。

アニメ製作に携わるスタッフ陣や声優陣の作品に対する愛や思い入れの深さを感じられて本当に素敵だと改めて思います。この点で見ても昔と今の思い出の共存みたいなことと関連づけられる…かも。ともあれ今回はアバンだけでも凄く満たされたのに、加えて本編も最高すぎて溺れてしまった。幸せが溢れ出る。恥ずかしい台詞を言いたくなるのも無理はない素敵回でありました。本当にありがとうとしか言えない!

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