NEW GAME! #11「リーク画像が昨日、ネットに出てましたよ!」形になったものを見ることで得られる達成感や現実感。
一つの終わりが新たな展望の始まりでもある。



青葉が入社して初めて携わった仕事。半年間ずっと携わってきたフェアリーズも遂にマスターアップ直前ということで、今回は色々なことに区切りが付く節目の回だったのかなという印象。それは青葉に限ったことではなく、青葉よりも長い期間携わっていたゆんやはじめは余計にだろうし、晴れてアルバイト期間を満了して完成の瞬間に立ち会ったねねっちにしてもそうだと思う。
先輩であるコウやりんにもそれは当てはまることかもしれないが、特に自分たちがやってきた仕事が達成される瞬間に初めて立ち会った青葉達にとっては万感の思いがあったのではないかと思います。今回はゲーム展に行った青葉達や、雑誌や攻略本に自分が作ったものが載ることを実感していた青葉等々。実際に形になったものを目にすることで得られる現実感や達成感といったものが軸にあったように思う。
ゲーム展で実際に同業者の声を生で聴き、自分たちが制作側の人間として携わっていることを改めて強く実感していた青葉たちがいる。かつて攻略本に載っていた憧れのキャラクターデザイナー、八神コウと今のコウのギャップの激しさに青葉も最初は同一人物と分からなかったけど、実際に着飾ってインタビューを受けるコウを目の当たりにすることで、改めて自分の憧れの人だということを実感する青葉がいる。
通常OPを用いずにフェアリーズの専用OPを用いたのも、完成したものを実際に形にして見せることで、作中の青葉たちのみならず、我々視聴者にも形になったものを実際に見ることで得られるものを感じさせる意図ががあったのではないかと思えた。このように今回は実に様々なものが目に見える形で各々の前に表れていて、それを直に見ることで達成感や現実感を得ていたと思います。
そしてそれはアルバイトのねねっちにしても同じではないかなと。細かいところだと買い出しや領収書のくだりも実体験をするから現実感を伴うものになるけど、やっぱりねねっちについては最後のところだよね。このバイトを始めた理由。忙しすぎるあおっちが携わる業界の実態はどうなのか。職場の環境や周りにいる人はどんな人たちなのか。それを知ろうとしたのが始まりだった。
実際に一緒に働いて自分の目で周りにいる人たちの人となりを見てきたから、現実感を伴う安心を得られるのですよね。加えて最後までやり遂げ達成感を得たことで、頑張るための活力や目的意識も得ることが出来た。これは自分たちの成果を見てやる気になった青葉たちも同じだけど、達成感を得て区切りを迎えることで、これから先の未来の展望みたいなのも見えて良かったなって思う。
一つの終わりは一つの始まりなのです。最終日だったのもあるけど、バイト期間中に一度は駄目って言われた泊まり込みも認められて、最後はねねっちも一員として認められた感じが出ていて嬉しかったなぁ。アルバイトだけど共にゲーム制作に携わったチームの一員であることもまた事実。立場は違えども同じ作品の制作に携わった真の仲間なのです。
これから先、再び交わった青葉とねねっちの道が分かれるけど、最後に一緒に泊まって一緒に電車に乗って帰るところに、切っても切れない幼馴染み同士の繋がりのようなものも感じられました。二人一緒に寝過ごしてどことも分からぬ辺境駅まで行ってしまうオチも含めて。
さてさて、一つの仕事をやり遂げることで得られた大きな達成感。しかしそれで全てが終わるわけではなく、作中の人物にとってはむしろここからが本当の始まりなのかなって気がします。まだマスターアップしただけで実際に発売はされてないですしね(笑)そこも含めて今後の展望をどのように指し示してくれるのか。いよいよ次が最終回。最後までしっかりと見届けられたら良いかなと思います。



元の素材が良いんだから何をどうしたって可愛くなるに決まってるよね!というりんさん並の感想しか浮かんでこないコウさんの可愛らしいお姿なのでした。大好きなコウちゃんの可愛らしい姿にご満悦のりんさんは、もう本当にいつも通りの安定っぷりなので割愛。りんのコウに対する理解度に関しては、もう実際に目にしなくても分かる領域に達しているといわざるを得ない。いつまでもお幸せにね!
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