プリパラ #115「ひびけ!神アイドルグランプリ!」復活したひびき様が率いるトリコロールの圧倒的な存在感と影響力。
それはらぁら達だけでなく次世代ののん達にも大きな影響を与えていく。




神アイドルグランプリ神シューズ大会に急遽参戦が決まったトリコロールの圧倒的なステージ。メンバーそれぞれが異色の経歴の持ち主ながら、個々に突出した素質を兼ね備えたトリコロールの面々が、チームとして一つに纏まったときに見せるパフォーマンスは圧巻の一言。強い個性の融和が彼女たちにとっての新境地への扉を開き、更なる高みへと押し上げてくれる。
ソラミスマイルやドレッシングパフェ、ガァルマゲドンが、ユニットを結成してデビューしてから成してきたこれまでの物語があり、それを踏襲しているから、自然と受け容れてしまうことが出来る。それぞれ一年目と二年目の物語のラスボス的な存在として、圧倒的な力を単体で示しらぁら達の前に立ちはだかったファルルとひびきが、今チームを組むことで新たな可能性を切り拓いているのが物凄く感慨深い。
各大会でレリーフに名を刻んだユニットが本戦の出場資格を得るという性質上、身も蓋もない言い方をしてしまえば、今回トリコロールが勝ち上がるのは物語の流れ的にも既定路線で、多くの視聴者もそりゃそうだよねって思ってしまうところだけど、自信を取り戻したひびき様がやっぱり他とは一線を画する凄いアイドルなのだということを、改めて示す意味合いもあったかなと感じます。
真打ちは遅れてやってくる!ではないんですけど、他のユニットを待たせる形で大物の余裕を漂わせながら時間ギリギリまで焦らす立ち回り。ステージ上に現れる際の他のユニットにはない特別演出を交えた形での豪華さを伴った登場。いずれも他のユニットと一線を画す存在としてのトリコロールを彩り、彼女らの特別性やセレブ性といったものを演出してくれていた。
自信を取り戻したひびきの姿と、トリコロールのセレブ感。これはライブを見ていた者たちにも強い影響を与えていて、特にのんとちりにとっては特別なものとして映るようになっていたと思います。かねてからファルルを様付けで呼んで憧れているのんと、自分以上のセレブであるひびきに憧れに近い興味を持ったことで勧誘に走ったちり。ここで両者に共通の思い入れのある存在を与える話運びが巧みだと感じる。
最初の出会いの印象が悪く今は反目し合っているのんとちり。しかし神アイドルになるために残された時間も少ない。そんな彼女たちがトリコロールのステージを観たことで何を思い何を感じるのか。今後の展開に向けての仕込みもバッチリだったお話だと思います。動きを見せ始めたサパンナの少女の動向なども含め、次回以降がどうなっていくか楽しみです。

のんやちりだけでなく神アイドルを目指して虎視眈々とその機会を狙っている他のライバル達。主要キャラに勝るとも劣らない強烈な個性を兼ね備えたサブキャラ勢が何を見せてくれるのかも楽しみでなりません。プリパラだと本当に彼女たちが何かとんでもないことしてくれそうだからワクワクしてしまう。下手しなくても主要キャラ以上に濃い面子が揃っているから恐ろしい(笑)
個人的には親衛隊やピンクアクトレスのライブステージを見てみたいと初期の頃からずっと思っているので、そろそろ実現しないかなと密かな期待を抱いていたりする。あとなおちゃんもバースデー回でCG化こそされていたけど、ライブ自体はまだなかったと思うので、ここらで何とかならないかなと思ったり。ともあれ予想外な事態を引き起こす可能性を多分に秘めた伏兵たちの活躍には、本当に期待している!



ユニコンから直々にトリコロールのマネージャー補佐に任命されていた安藤さんのシーンも何気に印象深い。後述している雨宮くんとの比較でいうと、ユニコンに直々にマネージャー補佐として認められ、男性ながらプリパラの中にも入って公私に渡り大切なひびき様を支えている安藤さんと、プリパラの外から誰に認められることもなく妄想を繰り広げて支えている(気になっている)雨宮くんが好対照すぎる。
この安藤さんと雨宮くんの差は、マネージャーと一ファンという双方の立ち位置の差もあってのことだけど、基本的にはプリパラの中に入ることの出来ない男性キャラを、こういう形で生かして描いていくのは面白いなと思ったところです。アイドルを応援するキャラという特殊性は、自身がアイドルをやっているレオナにすらない個性でもあると思うので。



そんな神アイドルグランプリをやっていた今回の話の中で、一番異彩を放っていたのが雨宮くんというところが最高にキマってる感ある。加速し続ける妄想は留まるところを知らず、遂には
以前の回でもインパクトを残した想像上のみれぃとの子であるあみちゃんの弟を生むとか言い出す始末。男子中学生が想像妊娠を思わせる発言を繰り出す女児向けアニメ。この業の深さ。プリパラってやっぱり凄いや!
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