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ViVid Strike! 第8話「持つ者と持たざる者のぶつかり合い!ヴィヴィオだから出来る役回り!」

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ViVid Strike! 第08話「勝者と敗者」

拳で語り気持ちを伝えるのが高町家の流儀。
これはみんなと一緒に歩んだからこそ掴めた勝利。
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大方の予想を覆すリンネの敗北とヴィヴィオの大逆転勝利。この死闘の肝は持つ者と持たざる者の激突にある。それはリンネとヴィヴィオの戦闘能力におけるギフトの有無でもありますが、同時にこれまでの人生において二人が辿った道のりや、双方の境遇にも当てはまることでもあると思います。

努力だけでは決して埋めることが出来ない才能を持つ者との絶対的な差。誰もが羨みながら求めても決して手にすることが出来ないもの持つ人間が存在する。これがリンネとジル陣営の主張でもあるわけだが、これは何も今回の試合や戦うための才能に限ったことではない。本当の両親がいて家族がいて気の置ける友達がいる。これはリンネが求めても手にすることが叶わなかったもの。手放してしまったものでもあると思います。

この意味でリンネから見たヴィヴィオは持つ者であり、リンネは持たざる者でもあるわけです。恵まれた環境にいる(ように見える)ヴィヴィオに対してリンネがぶつけた剥き出しの感情。実態は全く異なるわけだが、リンネ目線ではヴィヴィオが辿ってきた軌跡など知る由もなく。人生というか境遇という観点で見たときに、持たざる者のリンネが持つ者であるヴィヴィオに全力で思いをぶつけた形になっている。

一方でヴィヴィオ目線で見たときにはそれが逆になる。力も弱く打たれ弱くて格闘技には向いていない身体。こと戦闘面に関して言えばヴィヴィオは持たざる側であり、リンネは持っている側の人間です。でもヴィヴィオはそれを嘆いて諦めるのではなく、これまでの人生で出会った仲間や恩師たちと一緒に前に進む道を選んだ。一人で強くなろうとするリンネとはまずこの点でも対照的です。


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でも最初からヴィヴィオがそうだったのかというとそうでもなく。まずもってヴィヴィオとリンネは似たもの同士でもあると思います。聖王のゆりかごの器としてスカリエッティに見出されたクローン体。パーツとしてのみ価値を求められた存在。それが今のヴィヴィオの原点です。彼女は家族や友達どころか繋がりのある人間すら、この世に一人としていなかった。

StrikerSで紆余曲折を経てゆりかご内部でなのはと対峙したときも、洗脳されたとはいえヴィヴィオはなのはを親の敵と思い込まされ憎しみを原動力として戦っていたのです。世界に対する絶望と憎しみ。どうしようもない孤独と強迫観念から来る恐怖。これって今のリンネに通じる部分が多々ある。だからこそ今のリンネを否定する役割を担うのは、あそこから色々な物を積み上げてきたヴィヴィオなのかなと思う。

本当に何も持たないところから全てが始まったヴィヴィオが、その後の人生の中で出会った家族や友達と築き上げてきたものを全身全霊でリンネにぶつける。かつて、なのはママが自分にそうしてくれたように。だから今回の試合はStrikerSから連綿と続いてきたものが結実した瞬間でもあるし、そんなヴィヴィオの有り様はリンネに未来の可能性の一つを提示してくれているようにも映る。

リンネを思ってくれている人は今でも沢山いる。フーカや義理の両親がいる。少し歪んでいるけどジルたちセコンド陣営の人たちがいる。ナカジマジムの面々やインターミドルのランカーたちにしたってそうだ。彼女が今回妬んだヴィヴィオが持つ物をリンネが手にできるか否かは今後の彼女の心次第なのだと。似た境遇を辿りながら今は真逆と言ってもいいヴィヴィオとリンネの死闘を見てそんなことを感じたのです。

なのはの名こそ冠してはいない本作だけど、シリーズの積み重ねを感じるのと共に、本作が何故「vivid」の名を冠しているのかも改めて分かったような気がします。

まだまだリンネさん無双を見たかった人も多いと思うけど、洗脳されていたとは言え周囲への憎悪で向かってきたヴィヴィオを、戦うことで否定しながらも受け容れてくれたなのはママがいたように、憎しみや自身に対する強迫観念で動く今のリンネを否定してから受け容れるって流れは必要なのかも知れない。そう考えると今回のヴィヴィオの勝利は、物語において必要なことだったのではないだろうか。


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ともあれヴィヴィオさんが面目躍如の大活躍。確かにリンネも重いものを背負ってはいるけれど、生まれた経緯とか六課時代のことを思うと、ヴィヴィオもリンネに負けず劣らずの辛い境遇の中で生きてきた人間なんだよね。むしろもっとキツかったとも言える。だから今のヴィヴィオはリンネにとっての希望にもなると思うの。

上でも書いたように今のリンネを否定する役割をヴィヴィオが担ったのだとするならば、心身共にズタボロになったリンネを今一度受け容れるのはフーカの役割なのではないかと。リンネの過去を知ったときにフーカが言った未来向きのスタンスも、この流れならより自然になると思う。お膳立ては先輩のヴィヴィさんがやってくれた。あとはフーカに頑張ってもらうしかない!

本作では本当に可哀想な目に遭うことが多すぎるリンネさんに早く救いの手が差し伸べられる日が来ますように…。普段は感想書いてなかったんだけど、今回は色々と思うところがありすぎたので書かずにはいられなかった。


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それはともかく第1話でOPにジークが映った瞬間から、彼女が登場するのを心待ちにしている自分なのですが、ジークの出番はまだでしょうか?

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今回は、ろくろく読んでもいないのに色々悪く言う声が大きくて辟易していたViVidファンとしては、とてもとても溜飲が下がったというか、キタコレ! というかw

ジークはあれだ、リンネにダンボール貸してくれる役w
[ 2016/11/20 22:00 ] [ 編集 ]
Re:
StrikerSの放送からは結構時間が経っていて、アニメだけでVividを追っている人にとってはヴィヴィオの印象って薄いところがあるのかなぁとも感じるのですよね。逆に原作やドラマCDまで追っている自分はヴィヴィオが前向きで明るいだけの子ではないという印象が根強くあるので、今回挟まれた回想だったりヴィヴィオの独白にかなりクルものがありました。そう言って頂けると衝動的でも記事を書いて良かったなぁと思えます。

未だ登場の気配がないチャンピオンの登場に関しては、残り話数が減るにつれて焦りを感じるようにもなってきました。オカンポジションのヴィクターさん早く連れてきて欲しいなぁとw何はともあれこの先の楽しみであることは変わらないので、登場を心待ちにしたいと思います。まさかOPだけ出て本編未登場なんてことは…。ではでは、コメントありがとうございました!
[ 2016/11/21 22:24 ] [ 編集 ]
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