千早が凄く魅力的な主人公でした高校において競技かるた部を発足しようとする千早。
懐かしい友人の太一との再会を果たし過去のことを振り返る。
小学生時代のかるたに取り組む新の姿を見て千早は初めて情熱を傾けるものを見つけて。
本当の意味で「かるた」に出会った千早の物語が始まりました。
モデルとして有名な綾瀬千歳の妹である千早は校内でも話題の人。
噂に違わぬ優れた容姿も持っているけど言動は残念は人という噂が(^^;
残念美人ならぬ無駄美人なんですね(笑)
高校でこそ競技かるた部を作ろうと意気込んでいた千早ですが人は集まらず。
運動能力にも優れているので友人からも陸上を進められたりしてますが乗り気ではなく。
高校でこそ仲間を作ってかるたに100%打ち込もうとしていた千早。
本当にかるたが楽しかった子供時代を思い出し目に涙を浮かべて。
そんな千早は意外にも幼馴染みの太一と再会を果たすことに。
別れる前と変わらない楽しいやり取りをして千早は心底嬉しそうです。
太一に彼女がいることを知ってショックを受ける千早ですが違った意味のようで(笑)
というか太一の言い方は付き合ってる彼女に失礼すぎる(^^;
千早が気にしていたのは新も太一同様にかるた以外に大切な物が出来たかということで。
中学時代はそれぞれがかるた以外のことに打ち込んでいて。
新とも連絡が途絶えかるたの全国大会にも新は出ていない状態。
高校では別のことをやるという太一に千早は昔の友達はもういないという歌を思い出し。
かるたを続けていれば絶対にまた会えるという小さい時の約束。
千早は過去の自分を振り返ることに。
まだかるたという情熱を傾ける物に出会う前の小学校時代の千早。
太一との関係は変わらないですが転校生だった新は人と話すことは殆どなく。
でもいじめムードの中で純粋に悪いことを指摘できる千早っていい子ですよね。
早朝の新聞配達をしている新ですが苦学生ということなのかな。
初日にして持ち前の記憶力から200件ある順路も完璧に覚えていて凄い(^^;
姉のグランプリ結果が新聞に載っているので待っていた千早と新が遭遇しますが。
姉の選考結果が気になる千早は新のことは気にならなかったようですね。
教室で先生が百人一首の暗唱について話をして。
成績が良い太一は全部覚えたと鼻高々ですが新も全部覚えていて。
来月行われる百人一首大会に参加して欲しいと言う先生の言葉に新も承諾して。
ここに至って今朝の新聞配達の少年が新だと気づいた千早は皆の前で指摘してしまい。
先生にも内緒だったようですがやっぱり労働基準法とか色々抵触するかな。
家が貧乏でいつも同じ格好と指摘され新は更に孤立していって…。
子供って普通じゃないことをする人間を排斥する傾向ってありますよね。
悪気はなくても子供ゆえの純真さで周りに乗って人を傷つけることも。
新に構う千早のことが許せない太一は子供っぽい行動を取って。
好きな女の子に対する小学生男子の行動そのままですよね(笑)
新の家にやって来た千早に新は何で新聞が来るのを待っていたのか理由を尋ね。
姉がモデルになることが夢だと語る千早の考えを新は否定して。
自分のことでなければ夢にしてはいけないという新の言葉に千早は怒り。
逆に新の夢は何なのかを千早に問われ新が取り出しのは百人一首の札。
学校で教えられて千早が少しは百人一首が出来ると知った新は様子が一変。
興奮を隠しきれない様子で準備をし始めて。
かるたくらいと軽く考えていた千早ですが新の真剣な表情に引き込まれ。
いざ始まると見事な早さで札を取り自分は1枚も取ることが出来ない。
徐々に悔しさを感じ始めた千早は自分の知っている句の札を1枚でも取ろうと狙い。
狙いを1枚に絞って新から札を取ることに成功しましたね♪
結局終わってみればあの1枚以外は取ることが出来ず。
悔しそうな千早に新は笑顔で楽しかったと告げて。
転校前にいた福井では割と盛んだが東京ではやっている人が殆どいなくて。
いつも一人で練習していた新。
かるたは世界であまりやられている競技ではない。
でもだからこそ日本で一番になればそれは世界で一番になることに等しい。
かるたで名人になること、それが新の夢。
下の句が「ちはやふる」で始まる句に触れて新は千早の名前を褒めて。
新の情熱をまざまざと見せつけられた千早。
千早にとって初めて「自分」が主体となり情熱を傾ける物が出来た瞬間だったんでしょうね。
今回使用された曲目OPテーマ「YOUTHFUL」:99RadioService
少女漫画原作のアニメにふさわしい爽快感溢れるオープニングでした。
歌詞の中に作品のタイトルや内容が入るとやっぱり良いですね。EDテーマ「そしていま」:瀬戸麻沙美
千早役の瀬戸麻沙美さんが歌うEDでしたが。
作品の雰囲気にぴたりとはまる哀愁感じる良い曲でした。
個人的に今期のEDで今のところ暫定1位です(笑)次回 第2話「からくれなゐに」いやー面白かったです。
原作は未読ですが以前からずっと気になっていた今作。
個人的に今期の中でも1~2位を争うくらいに期待してたんですが。
1話を見た限りではまさに期待を裏切らない素晴らしい出来でした。
その大きな要員としては主人公兼ヒロインの千早の存在があります。
行動力に溢れて思い込んだら一直線。
よく言えば気になる物や情熱を傾ける物にとことん一途で真剣。
悪く言えば周りが見えなくなって猪突猛進なところがある。
それが1話を見て私は千早に抱いた印象です。
ただこんな良くも悪くも一直線で真っ正直な千早。
彼女だからこそ周りから孤立していた新の心に触れることが出来たんじゃないかなぁと。
今回新のかるたに取り組む真摯な姿を見て感化された千早。
千早と太一が今後どのようにかるたの魅力に取り込まれていくのかは見ものですね。
今後はしばらく小学生時代の千早、新、太一について描かれるのかな。
3人が別れることになるところまで描いた後に再び高校時代に戻ってくると。
過去の3人も気になるけど現在の3人も勿論気になるところで。
特に名人になって世界一になると言っていた新の現在は気になります。
次回以降が本当に楽しみな作品です。
視聴も感想も間違いなく継続します。
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よくある少女漫画の「なんちゃっていい子」じゃなく嬉しいです。
太一の行動は許されないけど、確かにあんなにプレッシャーかけられたら(汗)それに、本当に千早が好きなのだと理解できました。
でもそれをちゃんと理解できる新はすごいです。大人だ!
私は我慢できず原作買ってしまいました(笑)