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日刊アニログ

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2016年TVアニメOP10選

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2016年TVアニメOP10選

今年も年間総括を行う恒例の時期がやってきた。
まずはOPの方から一気に行ってみよう!
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この素晴らしい世界に祝福を!「fantastic dreamer」/Machico

異世界に転生して大活躍できると思ったら大間違い!?王道のファンタジー世界を舞台にした冒険活劇ものでありながら、華々しい活躍など決して許さないといわんばかりの本作の特徴が見事に反映されているように感じる。冒険するよりも馬小屋の前や町中にいる姿が何よりも画になり、いざ冒険に出てもカズマは良いとこなしでズタボロになる。というかパーティーメンバー全員が酷い目に遭いズタボロになる(笑)

それでも懸命に前を向いて生きようとするカズマさん御一行の姿に励まされるのです。例え辛いことが多くても、それでも彼らは日々を楽しく愉快に生きている。生きている。ただそれだけを実感出来ることの何と素晴らしいことか。ああ、素晴らしきこの世界に生きる彼らに祝福を!

馬小屋の前から街を俯瞰しているカズマとアクアに始まり、最後は皆で街を俯瞰して終わる構図になっているけど、人々が日々の生活を送る街からこそ生命は生まれる。故に街を見て生を実感出来るのかもしれない。本編中でも一向に最初の街から出る気配ないなぁなんて言ってましたが、日々の生活を営む街に根差すことこそが、生命の有り難みを知ることと見つけたり。今日も彼らはこの世界で懸命に生きている。


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ハルチカ~ハルタとチカは青春する~「虹を編めたら」/fhána

どこまでも高く広大に広がる青空の下で演奏するハルタとチカたち吹奏楽部員。未成熟ながらも若さ故の眩さに溢れる彼らが放つ光と、彼らが奏でる音色の一つ一つを合わせて青空に虹を架けるように折り重ねていく清涼さに魅せられる。色々な事件を経て知り合い、色々な出来事を通じて心を重ねて辿り着いた今のこの場所で奏でる演奏に聴き入ってしまうのです。

今はまだ未熟でそれぞれの道や確固とした個という色を持たない子供たち。でもそんな今の彼らだから生み出せるグラデーションがきっとある。どこまでも高く澄んだ空に響き渡る音色。始まりの季節でもある春を象徴する桜の花びらが舞うところも、広がりやまだ見ぬ無限の可能性といったものを予感させてくれる。

清涼感たっぷりの高いキーを惜しげもなく披露する歌声が、その感覚を更に高めてくれていたような気がします。間違いなく今年最も繰り返して聴いた楽曲の一つです。


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三者三葉「クローバー♣かくめーしょん」/とりぷる♣ふぃーりんぐ

ちょっと変わったナナメ上の日常譚♪最初からトップギア全開で、その勢いとノリそのままに、最後まで一気に駆け抜けていく爽快感が堪らない。それぞれが自分の特徴や心境を歌詞に込めて言った直後に、他の二人が茶化したり弱点を見つけたとばかりに嬉々として弄くる掛け合いが楽しく、本編のノリをそのままOPに詰め込んでみましたと言わんばかりの密度に圧倒される。まさに、女三人寄ればかしましい。

合間に入る本編の一部シーンを抜粋する流れは、ともすれば先述した勢いをそぎかねないところでもあるんだけど、毒のある台詞や個性的な面子が繰り広げる癖の強いシーンの数々は、その後の勢いを更に加速させる役割を担っていて効果的に作用していたと思います。むしろフルで聴いたときに、そこがないことに違和感が生じるようになったくらいなので(笑)

可愛らしさを見せることも忘れずに、騒がしくも楽しい三葉たちの掛け合いが見ていて本当に面白かったです。最後に自分たちで「普通の?一般的な?スクールライフ♪」って疑問を呈しつつ自虐めいて締めるのも実にらしさを感じたのです。短くも濃厚な印象深いOP。


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ばくおん「FEEL×ALIVE」/佐咲紗花

アップテンポな曲調がバイクのツーリングの爽快感を演出してくれる。ドラムやベース音の主張はさながらバイクのエンジン音や振動を思わせる役割を果たしているようにも感じ、色々な要素でばくおんの為のOPと思わせてくれる仕上がりのように毎回感じていました。

作中で一口にバイクと言っても個々の好みや推しメーカーが分かれていたように、同じものでも違うものを見ているし、同じ事をしていても違うところを見ていることがある。一列に並んでツーリングを行いながらも、それぞれに視線を送る場所が違っていて、それぞれが思いを馳せていることも違うのかもしれない。

それでも彼女たちを一つに繋いだのはバイクであり、同好の士が集って同じ目的地を目指して走るバイク乗りであることに変わりはない。最後にバイクを降りて皆が同じ方向を見ながら同じ景色を見る。オートバイがもたらして出会いと紡がれる絆。そしてバイク乗りの自由さを感じることが出来るOPだったのではないかと思いました。


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坂本ですが?「COOLEST」/カスタマイZ

一部例外はあれども加法混合と減法混合で用いられる色一つを基調としたシンプルな背景、そして登場人物は坂本くんのみと、至ってシンプルな情報で構成されている画面ですが、そのシンプルさこそが洗練された末の極地であり、本作で重要なスタイリッシュさを醸し出すのに一役買っているような錯覚を起こさせる。

OPの劇中で一風変わったことをやっている坂本くんにしても、その行動に用いられるものが我々の日常生活に馴染みのある品を駆使しているが故に、凄いことをやっているはずなのにシュールさを感じさせてくれる。にもかかわらず、それが格好良くなってしまうのが坂本くんの凄いところであり、圧倒的にクールでスタイリッシュな彼と本作の魅力がどこにあるのかを直感的に訴えかけてくるのです。

決してふざけているわけではなくいつでも本気。故に人は彼に魅せられ惹きつけられる。毎回本編の延長上にあるOPで笑いながらもテンションを高めて本編の視聴に入れたことに感謝しかない。しかし、下手したらこのOP以上に印象に残っているアバンで流れるBGMとお決まりの導入部込みでのOPって感じはする(笑)


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ふらいんぐうぃっち「シャンランラン feat.96猫」/miwa

地域や町に根差して暮らす魔女の物語。そんな本作ならではの魅力が詰まったOPだと思います。歌詞にもあるように箒に乗って空を飛んでいる真琴は、この町を見渡しているわけですが、彼女が魔女らしく魔法を使っているのってそこだけです。より多く描かれているのは農作業に励み、家の縁側で魔法の実験に失敗し、迷子になりながらも町を散策する姿の方なのですよね。

人も魔女も使い魔も幽霊も皆が一緒に仲良く暮らしている町。その全てを内包し受け容れてくれる。そんな町の懐の広さだったり温かさだったり住んでいる人たちの優しさだったり。それらに対する真琴の感謝の気持ちが感じられる。そして魔女としてこの町に再びやってきた彼女も、その一員として溶け込み調和している。そんな優しさと温かさに溢れる素敵OPに毎回癒やされたのであります。


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アルスラーン戦記 風塵乱舞「翼」/藍井エイル

これまでは都を追われ凋落したアルスラーン殿下が、態勢を立て直し来たるべき一大反攻に打って出る日のために隠密で諸国漫遊をする話の流れもあって、OPもEDも重厚感だったり苦境を描くことに重点が置かれていたと思うのだけど、風塵乱舞においては殿下に忠誠を誓う者が数多く集い、戦況を覆すべく動き出す流れからかこれまでのものとは雰囲気が一変しているのが印象深い。

荒れ果てた荒野での描写が主だった以前にはなかった開放的な酒場や広大な海、船舶の上での派手な立ち回り等々。ここを訪れることになったのはアンドラゴラス王に事実上の追放処分を受けたからに他ならないが、それさえも殿下が疑惑を抱いていた己の出生の謎に気持ちの区切りを付ける契機にもなっていた。この舞台の変遷も、これまで重圧を感じ続けてきた殿下の心の解放を表しているのかなとも感じます。

当初は世間知らずな面もありどこか頼りなさもあった殿下。しかし、数々の経験を通じて強く逞しく成長し、自身と覚悟に満ち溢れた殿下の表情たるや…。力強い歌声で殿下の境遇を響かせてくれた藍井エイルさんの安定の歌唱力に聞き惚れる。


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あまんちゅ!「Million Clouds」/坂本真綾

静かな立ち上がりのイントロを映像の一致。過去に捕らわれ携帯の中の狭い世界に浸ろうとしていたてこが、海水につま先を浸して目の前に広がる大海原を見据える。何かが変わりそうな予感と期待。後ろ向きだったてこの気持ちが前を向き、目の前に拓けた広大な景色のように、まだ見ぬ景色と自分の無限の可能性に思いを馳せるてこの表情がとても印象深い。

全ての生命の源である海の中の映像美と、優しい旋律が全てを包み込んでくれるようでとても心地良いのです。その海も一歩踏み込んで潜れば真っ暗でまだ見たことのない世界で怖い面もある。でも寄り添ってくれる仲間と一緒に進んだ先には、まだ知らない世界が待っていて、てこに喜びも与えてくれる。世界は変わらずにそこに在る。大事なのはその人の気の持ち方次第で。

つま先からちょっとずつ生まれ変わってく気分。作中でも本当に少しずつ変わっていったてこだけど、OPの歌詞のフレーズ一つひとつに彼女の思いが込められていて、聴けば聴くほど深みにはまっていく感覚に浸れたのです。優しさや透明で綺麗なもので構成されるあまんちゅの世界を見事に表現してくれた坂本真綾さんの凄さを改めて痛感したOPでもありました。


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ステラのまほう「God Save The Girls」/下地紫野

ゲームは絵やシナリオやプログラムや音楽等々。色々なものが一つに組み合わさって出来ているんだよと言う作中の台詞がありましたが、その言葉通り様々な遊び心溢れる要素で構成されているこのOPは、見ているだけで楽しくなってしまいます。特に気合いの入った各キャラのドット絵の動きは、各キャラの特徴を的確に捉えているのと同時に、これが同人ゲーム作りに携わる少女たちの物語であることを想起させてくれる。

大好きだけがつれてく世界がある。ワクワクを追いかけてる気持ちが昨日までのじぶんの想像を超えてゆく。クリエイティブなワードで紡がれている歌詞を見ても、本作品の方向性が自ずと窺えるものになっているのがとても素敵だなと思いました。

何よりあのドット絵のこだわりは私の中でとても大きかったのです。いや、本当に好きなんですよねゲームのドット絵キャラ。自分がそういうのやって育ってきたというのもあるし、懐古主義かもしれないけど美麗な今のゲームにはない味や良さもそこにある。自分が大好きでワクワクを追いかけていたあの時の気持ちがそう思わせるのだ。同人ゲームって良いものだ。


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装神少女まとい「蝶結びアミュレット」/Mia REGINA

自分の中で和テイストの楽曲ってそれだけで何か昂ぶるものがある。楽曲だけでなくスタッフクレジット表示時の紋様だったり、まとい達の纏創時に表示される扇子だったり細かい部分の遊び心やこだわりも満載で、深読みしようと思えばいくらでも深読みできそうな要素に溢れている。

歌詞の中にある「同じ深さで包んでくれた世界壊れて現はそっと(隠れた)紫陽花の陰」というフレーズは、最終回まで見た今だから感じるものがあるなぁ。紫陽花の花言葉を調べたら「元気な女性、辛抱強い愛情、一家団欒、家族の結びつき」と皇家の状況を端的に表現しているものでしたが、世界が危機に瀕し、しおりが救ったことでまといが求めて止まなかった普通=現は、紫陽花の影に隠れてしまったんだよね。

映像部分でしおりと思しき女性が文字通り隠れてしまうところにもこだわりを感じます。他にもかごめがごめを連想させる歌詞が、超次元から誘おうとする神やナイツの存在と神隠し(まとい視点で長らく行方不明となっていた母しおりの行方)を強く意識させてくれる。古来より日本の神事に纏わる要素が散りばめられたOPは、まさに本作のOPとしてピッタリなのではないかと感じました。ゆまちん乗っ取りOPも良い思い出。


早いものでこのOP10選記事も今年で3年目。何とか形に出来たことを喜びつつ、やはりこうした形で年間を振り返るのって自分にとっても大きなことになっているので間に合って良かったのです。今年はEDよりOPの選出で難航した感じがします。とても刺激的かつ挑戦的なOPも一杯あって目移りしてしまった。でもあれ入れたいこれ入れようかという取捨選択の嬉しい悩みもまた醍醐味。

あと今回のOPに関しては女児アニからの選出が一つもないという、自分にとっては異例とも言える異常事態に陥っていたことに選出が終わってから気がつきました。しかし、たまにはこんな年があっても良いのかも知れない。それだけ深夜向けアニメのOPに素晴らしいものが多かったと言えるのかもしれない。

一向に慣れるということはないけど、労力に見合うだけの充実感を得られるのも間違いなく、やはり今年もやって良かったと思います。一日だけだけど去年一昨年より投稿日早いし!お蔵入りだけは避けたいので残りも頑張りたい。何にしても来年もまた出来たら良いなぁ。

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本年もよろしくお願いします<(_ _)>
OP&ED10選、自分は投稿が去年よりも半日~1日遅くなりましたw

「虹を編めたら」は自分も当然10選入りの心積もりだったのですが、いざ選んでみたら選外になってしまい愕然としました…取捨選択が本当に難しいですね(^^;)
この曲に限りませんが、作品の世界観が凝縮されたOPって素敵ですよね。

「女三人寄ればかしましい」は言い得て妙過ぎるw
シーン抜粋パートは確かに絶妙な挿入でしたね。類似パターンで「灼熱スイッチ」の方は勢いを殺してしまってる感があって個人的にイマイチでしたが、「クローバー♣かくめーしょん」は元々掛け合いみたいなノリなので違和感ないのかも(^^)
[ 2017/01/01 18:54 ] [ 編集 ]
Re: taraさん
こちらこそ今年もよろしくおねがいします!
毎年恒例のことながら、自分もやっぱりギリギリになってしまうのですよねー。
ら、来年というか既に今年になっていますが、今年こそはもう少し余裕を持って…w

数多くの候補から10個に選ぶ性質上、やはり入れたいけど入れられないものも出てきてしまいますよね。
自分もtaraさんが入れているOPで、入れたかったのに泣く泣く外したOPがいくつかありました。
虹を編めたらはイントロを聴いた瞬間に「あ、これ好きだ」って確信したOPで入れました。
作品の世界観が凝縮されているOPって印象に残るし、本編の視聴意欲を高めてくれますよね。

合間に入る本編シーンの挿入。今年でいえば三者三葉と灼熱の卓球娘が記憶に新しいですね~。
自分もtaraさんと同じように卓球娘の方はどこか違和感があるというか勢いを止めている感覚を受けていました。
初回からじゃなくて途中からこの形式が始まった影響も大きかったのかもしれません。
しかし、類似した演出なのに印象が真逆になるというのがまた面白いところだなと思いました。
短い時間ながらもアニメOPは本当に奥が深い!と思わされた2016年シーズンなのでした。
[ 2017/01/02 16:44 ] [ 編集 ]
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