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アイカツスターズ! 第60話「頂点に立つ者が持つ厳しさと優しさにエルザとゆめの類似性を見る」

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アイカツスターズ! #60「密着!エルザフォルテの世界」

己の志を貫く人が放つ強い輝き。
信念を貫く者に宿る輝きとスターの資質!
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敵を知り己を知れば百戦危うからず。と星の翼シリーズ開始直後にも同じようなことを書いた覚えがありますが、今回はアイドルとしてのエルザだけでなく彼女の私生活やオーナーとしての側面にまで踏み込もうという回。何があろうと揺らがぬ信念の強さ。見込みなしと断じた相手を容赦なく切り捨てる厳しさ。それらを兼ね備えたエルザは一見すると確かに非情にも映る。

でもその厳しさこそが彼女なりの優しさにも私には見える。ゆめも同意していたけどプロの世界に身を置くアイドル。誰もが成功を約束されているわけでは決してなく、ステージで真に輝きを放つことが出来る者が一握りなのも事実。幸花堂オーディション回でも触れたことがあった気がするが、互いにプロの世界に身を置く者同士。みんな多かれ少なかれ自分と同等以上の努力はしている。

それ以上を分けるのは運であったり才覚であったり。どうにもならない現実的な厳しい面があるのもまた事実なのですよね。エルザが才覚ありと認めた者しか入れないヴィーナスアークの現状。見込みなしと断じた者に対しての処遇。アイドル兼オーナーとして厳しい世界の現実を身に染みて分かっているエルザだからこその方針。

端から見込みがない者。これ以上を望むのが厳しい者。そういう人たちに半端な夢を見せたり、いつまでも引きずり時間を浪費させることも残酷と考える人もいるだろう。前作で織姫学園長がスターライトの経営方針を語っていた回などは、今回の内容にも通じるものがあると思うのだが、誰よりも厳しいプロの実情を知る者だから相手を選ぶエルザの厳しさは、彼女なりの優しさでもあるのだと思う。

形は違えども四ツ星学園にもそういう風潮は存在するし、ゆめもエルザの厳しさには一定の理解を示していた。でも同時に彼女は切り捨てられる側の痛みや苦しみも知っている。一つが駄目でもそれを乗り越えた先に拓ける新たな可能性があることも知っている。だからアリスに示してあげられる。自分ならではの個性に悩み苦しんだゆめだから出来る彼女ならではの優しさがここにある。

どちらが正しいとか間違っているということではなく。それぞれが今までのアイカツを通して得た結論というかスタンス。プロの世界に身を置く厳しさはどちらも変わらない。でも違う物もある。エルザを絶対指標として重視するヴィーナスアークと、各々が己の根底にある個性を重視する四ツ星。留学している今その違いを知ることこそが、星のツバサ編序盤のテーマでもある。

エルザとゆめが持つ厳しさと優しさ。エルザの人となりを更に知る回で見える類似性と違いに二年目のテーマを踏襲しつつ、一年目終盤のS4戦においてゆめ達が学んだ「道や可能性は一つではない」ことをしっかり交えて示してきたのが良いなと思ったところです。

エルザの方針では切られたままで終わっただろうアリス。そんな彼女は四ツ星のスタンスを体現するゆめによって、今一度輝きの片鱗、その可能性を取り戻した。小春がヴィーナスアークで新しく道を切り拓こうとしているように合う合わないも人それぞれあるだろう。それぞれ所属していた場所を出て歩もうとする二人がいるから、可能性が一つだけではないことを強く意識することが出来る。

ゆめ達はエルザとヴィーナスアークを更に知ったけど、それはエルザにしても同じ事なのだと思う。自分にはない可能性をゆめに見出したエルザも同じで。そういう意味では今回はエルザがゆめと四ツ星の未だ見ぬ側面を見た回でもあったのかもしれません。見るもの全てが世界を変えていく。ゆめ個人に対して興味を抱くエルザの反応もその表れかなと。

ともあれ片やヴィーナスアークの頂点に立つオーナー兼パーフェクトアイドル・エルザ。片や四ツ星学園が誇るトップアイドルS4のゆめ。双方のトップに立つ二人の厳しさと優しさに、今までのアイカツとそこから導き出される両陣営の指針を見ることが出来た回だったのかなと思います。

素直な優しさも優しさなら、厳しさもまた優しさの一つ。綺麗なものだけ見るのではなく全部抱きしめて。清濁併せ呑んで一つひとつ乗り越えることで強くなる。みんながエルザやゆめのように自分の強い意志に基づいて、今後のアイカツに励んでいってもらえたらいいよね!厳しい現実と夢や希望が入り混じる深い回だったなぁ。


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エルザに退学処分を通達されたアリス。ヴィーナスアークの方針に従いながらも、ゆめ達と触れ合ったことで新しい可能性に向けて歩み出した存在。エルザの言うことにごまかしはないというのは小春の言。であるならヴィーナスアークに迎え入れたアリスに一度は才覚を見たのも事実だろうし、自分に真っ向から向き合う力強い瞳と彼女の言葉に輝きを見たのも事実。

一つだけではない新しい可能性に向けて歩み始めた彼女が感じさせた輝きの片鱗。それはエルザの考えでは生まれ得なかったもの。エルザに自分以外のやり方や考え方で生まれる別の可能性を体現する存在として。ゆめ達とはまた異なり、一度はヴィーナスアークに属しながらもエルザ色に染まること叶わず、その上で自分ならではの個性を追い求めて歩み始めた希有な存在として。

セカンドシーズンの中盤か終盤あたりで再度の登場と役割が振られたら良いなと個人的に思えたキャラなのでした。一年目のゆめと同じく憧れるだけではなく、憧れの存在に並びいつか追い抜くために。先代S4なども控えているので難しいかも知れないけど、アイカツならきっとやってくれるのではないかという希望を捨てきれないだけに期待しちゃう。


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己の志を貫くアイドルが放つ強い輝きは、周囲にいるものを魅了し惹きつける。レイやきららを筆頭にヴィーナスアーク勢を惹きつけるエルザがいれば、アリスを惹きつけるゆめがいる。その力強さで見ている人を魅了し、自然と中心になって周りを引っ張っていく。両陣営のトップにいる二人のスター性、その資質を見た思いでいっぱいなのでした。これも二人に感じた共通点の一つ。


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もうひめ先輩の件を抜きにしてもゆめちゃん個人にご執心のように見えるエルザ様。でもゆめが四ツ星を背負って立ち、その理念を体現するアイドルであるとするならば、これはエルザがジャパンのアイドルに対して抱き始めた興味。その先駆けとなるものでもあるのかもしれませんね。留学を通して新しいものを見ているのは四ツ星アイドルのみに非ず。それは忘れないようにしたい。

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[2017/06/09 07:24] のらりんすけっち
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