NEW GAME!! #04「この…にぶちんめ!」立場が人を変えるってこともあるんだよ。



未だに人と直接話すことは苦手だけど、それ故に相手のことを良く見ているひふみの姿が印象深い回。前回の青葉と同様に、今でも失敗してしまうことの方が多いかもしれない。それでも自分がこうなりたいという理想や明確な目標を持ち、失敗という経験を重ねながら少しずつ苦手を克服していこうとする姿勢が、彼女の確かな成長に繋がっているのと実感することが出来る。
青葉がイーグルジャンプに入社した当初。以前のひふみであれば自分から積極的に他人と関わろうとすることはなかった。気心が知れているはずの同じキャラ班の相手であっても、メッセを使って直接的な対話は避けようとする傾向にあった。隣に座っている青葉相手ですら同様の手段で接触を図ろうとしていた。そんなひふみが今回は自分から積極的に相手と関わろう姿が散見された。
ムーンソルジャーのイベントチケット争奪戦に敗れたはじめの様子と、彼女の落ち込み具合を見ていたひふみは、自分からチケットを譲ろうかと直接話しかけて頑張っている。以前の彼女であればメッセを使った接触を図るか、あるいは内心に葛藤を抱えながらもそれを飲み込み機を逸して落ち込んでいただろう。でも今回のひふみは自分の意思を自らの口でハッキリ表明しようと頑張っている。
ソロ参加だったはずのイベントで偶然鉢合わせた青葉やねねと、結果的に一緒に盛り上がり「メガ粒子!レクイエムシュート!」を決めて自分を曝け出しているところも、以前の彼女であればなるべく見せないよう努めたのではないかと思える一幕。誰かと一緒に何かをやる。積極的に交流して楽しむ。それこそが苦手を克服し自分を変えようと頑張るひふみの決意の表れのようにも映る。
付き合いの長いコウ相手に対しても、彼女のブースを直接訪れて話しかけようと試みているし、気まずさのあまりに使ってしまったメッセ上でも、コウやりんの内面に深く踏み込もうとする文面を送っている。そういう日常の他者との交流。その中に表われるちょっとした変化。その変化こそがひふみの成長の証と言ってもいいのではないかなと思います。
直接的な接触と対人関係の描写の多さ。自分なりに苦手なことに真摯に向き合い、克服しようと頑張るひふみの姿が目に見えるからこそ、雫やコウもひふみにキャラ班のリーダーを任せても大丈夫と思えるのではないかなと感じます。それがチームの為にもなるし、何より彼女自身の為になる。そういった配慮と期待が見て取れるのが素敵ではないか。
立場が人を変えることもある。より責任の伴うポジションに付けば、他人の顔色を窺うだけでは駄目なこともある。時には厳しいことも言わなければならないし、嫌われ役を買って出ないといけないこともあるだろう。でもそれも人付き合いをする上では欠かせない大切なことだ。他人の顔色を窺う傾向にあるひふみにとって、そういう立場に立つことで広がる可能性がきっとある。
変わり始めたひふみと今後の彼女に更に求められるもの。失敗と経験を積み重ねて今よりもっと立派な一人前になっていく。青葉の先輩である人たちも絶えずそういう変化を求められ、日々成長していることを感じられる回だったのではないかと思います。



あっちでも百合百合こっちでも百合百合。なんだこの百合ップル空間は。最高じゃないか。しずくさんじゃないけどこれぞまさしく目の保養。心が洗われるとはこのことか。片方は意識しまくっているのに、もう片方は全くの無自覚というのが、今回の百合ップルの共通点と言えるのではないだろうか。コウにしてもはじめにしても本当に罪作りなイケメンなのである。この…にぶちんめ!
その中でもやはり一際荒ぶっていたというか暴走していたのが我らのりんさんで。愛しのコウちゃんとひふみんの接近を危惧し、さり気なく情勢を探りつつ牽制を入れてくる抜かりの無さ。互いに一喜一憂するりんさんとひふみんの浮き沈みの激しさが面白い一幕でもありました。



コミュニケーションは苦手だけどイベントガチ勢。ソロ参戦で気合い入れまくるひふみ先輩が大好きです。少しずつ苦手を克服して変わり始めているけれど、ここだけはいつまでも変わらないひふみ先輩のままでいて欲しい。
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ひふみさんがキャラリーダーを引き受けました。
彼女も少しずつ変わり始めたようですね。
ライブ参加とかしてるんですね。はっちゃけてましたけど。
ひふみ先輩自分も好きです。