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アイドルタイムプリパラ 第22話「華の都プリパリを席巻するセレブオーラ!華園しゅうか登場だ!」

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アイドルタイムプリパラ #22「プール de プランス 大レース!」

今なお揺らぐことのないトリコロールの絶対王者感。
色々な意味で終盤の畳みかけが凄い回だった。
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プリパラでは既にこの時期恒例となった水着回!パパラ宿組でトリコロールの面々と面識があるのは、以前パラ宿で会ったゆいだけであり、そのゆいにしても当該回があのカオスちっくな内容だっただけにですね。ひびきに対するゆいの認識が全てを物語っていた気もしますが、実質的にパパラ宿組がトリコロールの真に凄いところを見るのは今回が初めてのこと。

パラ宿組とは違った意味で癖の強い面々が集うプリパラ宣伝大使、通称ユメユメ団。悪気はないけどひびきの神経を逆撫でして止まない彼女らの対応が、弄られ役としてのひびきの面白さを引き出してくれていたし、パパラ宿組とプリパリ組の親交を深める架け橋となってくれていた。そして、トリコロールの面々が今も無印時代と何ら変わらない面白さを備えていることを感じさせてくれる。

また、トリコロールの面々が変わっていないのは面白さだけではありません。今や神アイドルとなったらぁらをして、実力ナンバーワンとハッキリ認めるくらいに、彼女たちの力は抜きん出たものがある。前作でお馴染みのネタや暴走気味の行動で面白おかしく彩りながらも、トリコロールは今なお健在であることを、否応なしに意識させられる。

ネタとしての面白さや抜けている面が前半部分で強調されるからこそ、後半のライブパートにおいてトリコロールがアイドルとして真価を発揮するシーンも、より際立って映るのではないかと感じます。今回は無印時代の回帰というかおさらいも兼ねていて、トリコロールの面白さや凄さを恒例の要素で描き出していたのも、その一環ではないかと思うわけです。

ゆいがレース途中で出会い、あのひびきですら丁重に扱う華園しゅうかの登場。無印時代の全ての始まりでもあった神アイドル・セインツの妹に当たる存在。前作でその存在を匂わせながらも、直接的な描写はなかったセインツに関連性を持ち、パラ宿プリパラを象徴するアイドルに連なる一人。そんなしゅうかの初登場だから、パラ宿時代を今一度思い起こす必要があったんじゃないかなと。

ひびき、ふわり、ファルル。トリコロールの三人の凄さが改めて強調されればされるほど、その彼女達ですら一定の敬意を払うしゅうかや、未だ全容の掴めないファララともう一人の凄さも間接的に強調される。トリコロールの魅力と凄さを存分に見せながら、彼女たちを上手く立ち回らせることで、今後出てくる新キャラの存在感を引き立たせていたのが見事でした。

セインツに繋がりを持つ者や、ファルルやガァルルとは異なるボーカルドールの存在。トリコロールの魅力を存分に堪能する一方で、今後の物語の根幹に関わる部分に触れていく。とんでもない濃さを内包していたプリパリ訪問回だったのではないかと思います。巡業編もこれにて一段落。パパラ宿に帰還したゆい達を待ち受けるものは。しゅうかがどのように関わってくるのか。今後がますます楽しみ!


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やっぱりトリコロールは圧倒的なんだなぁということを痛感させられる今回のライブパート。劇場版のひびき様コースで用いられた劇場版クオリティのライブシーンを用いているので、そりゃ圧倒的なのは当然と言えば当前かもしれませんが、まさに次元が違うというのはこれのことではないかと思うわけです。ライブ前の僕を見ろ連呼は面白かったけど、魅入ってしまうのも無理はない。

セレパラ歌劇団のときもそうだったけど、曲も舞台背景も壮大なスケール過ぎて、反則と言わざるを得ない程の奥行きの深さを感じさせてくれる。「NEO DIMENSION GO!!」の曲調も壮大すぎるし、中性的な雰囲気を醸しだし機能美も追求したプリパイレーツコーデも格好良すぎるし。

世界中からセレブが集うプリパラの本場、プリパリを席巻するトリコロールここにありというのを見せつけられるライブパートにただただ圧倒されてしまった。ライブ前の仲睦まじい三人の姿からして反則なんだ。


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ふわりやファルルといった一部の例外を除き、基本誰に対しても慇懃無礼に振る舞うあの紫京院ひびきをして、一定の敬意を払われる華園しゅうかの存在感は、色々あった今回の中でもやはり際立っていた。最後の最後に投下された爆弾発言。元祖神アイドルの妹でもあるという衝撃の事実の開示。最後の最後で全てを持っていった気がする。ファララも含めてまさに怒濤の展開でした。

でも、ひびきより年下にも見えるしゅうかに、ひびきが敬意を払うのも分かるのです。ひびきが登場した後の二年目の物語。彼女がセレパラ改革を押し進めた理由の一端は、かつての神アイドル・セインツを輩出したパラ宿プリパラから、長らく神アイドルが誕生しないことを憂えてのもの。ひびきはらぁら達以上にセインツに対して、強い思い入れを持つ人物でもあったのです。

そんなセインツに連なるしゅうかが登場したからこそ、前作の要素を今一度想起する必要があると上述したのもそのため。トリコロールメイン回においてしゅうかを初登場させるに際し、とりわけひびきと結びつける形で登場させたのも納得。そんな彼女がゆい達と今後どう関わるのか。当代の神アイドルであるらぁらと接触したときに、どんな反応を見せてくれるのか。

そして、肝心要のセインツの一角であるしゅうかの姉は一体誰なのか。しゅうか自身の実力は如何ほどのものか?連鎖的に今後の展開に対する期待やワクワクは膨らむばかり。夏休みが終わって、また一気に動き始めそうなプリパラの物語がどうなっていくのか。本当楽しみです。

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[2017/08/30 21:36] のらりんすけっち
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