3人の関係は今ここから始まる意地の悪い太一に対し新はかるたでなら誰にも負けないと千早は言い切り。
かるた大会で勝負することになった新と太一の二人。
しかし予想以上に圧倒的な新を見て太一はある行動に出るのだが…。
正々堂々とやって負けて格好悪いことなんてない!
意気揚々と登校してくる千早ですが昨日太一が言ったようにハブにされ。
太一ってクラスメイトに対しては影響力ある子だったんですね(笑)
自分はハブでもいいから新のハブは解除して欲しいと言う千早。
あくまで新を庇う千早を見て太一は当然面白くはなく。
新のことを何の取り柄もない田舎ものとバカにする太一ですが。
千早は新はかるたなら誰にも負けないと言い。
今度のかるた大会で太一と勝負することに。
一枚も取らせんよと真正面から言い切る新が格好いい!
圧倒的な力で勝ち上がる新を見て周りもその凄さに気づいて。
太一のお母さんって凄い厳しい人だったんですね。
何にでも勝たないと怒るとか(^^;
決勝直前に千早と二人で話す新ですが。
やって来た太一はコーラを奢ってくれて少しは新のことを認めたかと思ったら。
普通にただの嫌がらせでしたね(笑)
メガネを奪われてしまった新ですがあの距離で二人居て何故気づかない(^^;
新は太一のことを疑いますが千早は太一はそんなことしないと信じて。
決勝戦が始まるまでに何とか探してくるという千早ですが…。
勝負前に真剣に札に見入る新。
いざ始まってみると眼鏡がないと感じさせないくらい普通に札を取って。
あの短い時間の中で札の初期配置を全部覚えるとは流石ですね。
ただ太一は札の配列を入れ替えるという姑息な手段を用いて(笑)
悔し涙を浮かべる太一を吹っ飛ばして千早が乱入して(^^;
新の代わりに太一と勝負すると宣言した千早ですが。
しかし直ぐに思い直し代わりとしてではなく「自分」が太一に勝つと決め。
夢は自分のものでなくてはいけないという新の言葉が影響与えてますねぇ。
まだ全ての句を覚えていない千早は知っている下の句の始めの数文字で判断して。
知らない句は太一が取ろうとしている札の周りを纏めて飛ばして取ると。
前回もそうでしたが千早はやっぱり聴覚が優れていたりするのかな。
札への反応速度は凄まじいものがありますよね。
勝負があと1枚というところまで持ち込んだ千早ですが。
場に残った札は千早が知らない句のものばかり。
しかし残った札の中に自分の名前ちはやの札があって。
新と同じくかるたの目を持ち札を見ることが出来た千早が見事に勝利!
勝負が終わり太一との勝負が凄く楽しかったと語る千早。
名人になる新には勝てないと言うが新は千早にクイーンだと告げて。
女性の中でかるたが一番強いものに与えられる称号なんですね。
優勝を報告する千早ですが姉の千歳にスカウトが来てそれどころではないと。
興奮する千早にかるたなんて地味だと千歳から言われてしまって。
太一も負けるくらいなら大会になんて出なくていい。
勝てるものだけで勝負しろと母親から言われてますが。
でもそれって凄くつまらないことだと思います。
落ち込んでいた千早と太一が合流して。
何やら聞こえてきた物音を確かめに行く二人。
何でも出来る太一ですが影で努力していることを千早は知っていて。
正々堂々とやって負けて格好悪いことなんてない。
千早は本当にまっすぐで格好いい子ですよね。
教室で一人かるたの練習をする新の姿に二人は見入って。
改めて新が全力でかるたをする姿が見たい千早は眼鏡を探しに行き。
二人きりになったところで太一は眼鏡を取ったことを告白して。
千早には言わないで欲しいし嫌われたくないと涙を浮かべて告げる太一。
そんな太一に新ははっきりと卑怯な奴と言ってしまいますが(笑)
でも太一が取った行動や気持ちもちょっと分かると言って。
千早を探しに来た太一と新。
新は太一が千早を名前で呼ぶのをみて自分も呼び方を改めて。
呼ばれた千早は二人の元へ上から飛び降りて。
一生ものの宝物が何個も見つかる冬がこれから始まる。
次回 第3話「ふれるしらゆき」この作品かるたというマイナーな題材を扱っているわけですが。
見せ方一つでこうも面白くなるのかと感心しきりです。
このマイナー競技を面白く感じさせる魅力のある見せ方は、
「ヒカルの碁」に共通するところがあると個人的に思います。
今回も作中でかるたのルール等についていくつか触れられていました。
恥ずかしながら私はかるたの細かいルールについては殆ど知らず。
今回の話を見て初めて知ったこともたくさんあります。
ただそんな何も知らない私ですが。
勢いのあるかるたの描写、魅力あるキャラの行動でどんどん作品に引き込まれる。
どんな題材でも描き方ひとつで受ける印象が大きく変わると改めて思いました。
既に最終回の総括のようになっているので今回の話に触れたいと思いますが(^^;
今回は千早に次いで太一もかるたの魅力に気づいた回だったと思います。
分かりやすいくらいの悪役を演じてくれていた太一ですが。
最初は新にもかるたにもさほどの関心もなかった太一。
今回敵対したのも千早が新に構って味方していることへの対抗心からだったと思います。
でも前の千早同様にかるたの勝負で直接対峙することで、
いつもと違い真剣な新の姿に太一も思うところがあって。
不利な条件にも関わらず圧倒的な力を見せつける新を見て動揺も見せました。
ここで初めて千早のことを度外視して「新」という人間の存在。
そしてその新が入れ込むかるたに対して普通ではない興味を抱いたのではないかと。
今回の話を見てそんな風に感じました。
最後に自分の行いを詫びて少しではあってもわかり合えた新と太一。
ここに千早が加わりまさに3人の関係がこれから始まるわけですが。
今回太一は負けず嫌いで何事に対しても努力をする人間ということも分かりました。
勝てるものだけで勝負しろ言った母親に対しても何か思うことがありそうでしたし。
今後はかるたで圧倒的な力を持つ新を目標に太一も全力で追いかけ始めるのかなぁ。
何にしてもこれから千早と太一がどのようにかるたにのめり込み新はどう関わるのか。
そして3人がどういった形で別れることになるのか。
色々期待しつつ次回を楽しみに待ちたいと思います。
今回も最高に面白かったです!
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