罪と罰、逃れられない己の宿命禍具の力を使ってピーヴィーを撃退することに成功したフィア。
しかし春亮達まで傷つけたことにショックを受けたフィアは春亮たちの元を去っていって。
自分の本質を改めて認識したフィアは思い悩むことになるのだが…。
フィアがいつの日か己の罪に対して答えを出し呪いを解ける日が来るといいですね。
汎用拷問処刑器具としての力をいかんなく発揮してピーヴィーに襲いかかるフィア。
汎用の名に恥じない様々な機構を用いてピーヴィーの右腕をちぎり取って。
このフィアが言ってる~番機構っていうのはいくつくらいあるんでしょうか。
劣勢に陥ったピーヴィーは協力者に回収されて撤退しちゃいましたね。
しかし暴走を続けるフィアはその場に残っていた春亮に対して襲いかかって。
このはに操られる形でフィアと交戦に入った春亮。
フィアを手にしていたキューブを弾いてフィアを正気に戻すことに成功!
このキューブが禍具としての力を使うのに必要なものなのかな。
春亮のフィアの正体についての問いに対する答え。
何百人も殺し殺すために作られその結果呪われた道具となり。
皮肉にも呪われたことで人としての意識を持ったことで「罪」の概念を知り。
願望や希望を追うことで忘れようとしても逃れることの出来ないフィアの本質。
人を殺し呪われた罪を背負う自分に対する罰とは何なのか。
自分は許されても良いのかを問うフィアに春亮は許しを与えて一緒に帰ろうと言いますが。
それはフィアにとっては優しくも残酷な答えだったのでしょうね。
フィアは春亮に何かを言い残して去り出血が多い春亮は倒れてしまって。
元に戻ったこのはは裸でしたがそこは便利に元通りにはならないのね(^^;
目覚めた春亮に病院へ行くよう勧めるこのはですが春亮はフィアを追おうとして。
自分の意思で出て行ったフィアを追ってどうするのかを問うこのは。
片腕を失っても諦めた様子のないピーヴィーに対して逃げるのも一つの立派な手段。
しかし先ほどフィアが春亮に言い残したのは一人で眠っていた方が良いという内容で。
逃げたのではなくもっと酷い終わり方をしようとしているフィアを春亮は放っておけず。
このはに対して春亮は必殺の「この姉」呼びで一生のお願い(笑)
昔はこの呼び方で呼んでいたようですね。
禍具であるこのはは昔から見た目がこのままだったのかな?
それだったら幼い春亮が姉呼ばわりしてもおかしくないですよね♪
独り言と称したこのはのヒント。
フィアは当たり前のことが分かってないだけでとても簡単なこと。
フィアの言っていた罪や罰と言ったことについてこのはも疑問を抱いている。
でも春亮からそのことについて答えてもらったことはなく。
今のフィアはかつての自分と同じであると語るこのは。
かつての自分と同じように考えそして今も答えを出しているわけではない。
でもそんな答えを出していない状態でもこのはは変わることなく春亮の家に住んでいる。
このはの春亮に対してフィアを連れてこいと言うメッセージでもあったのかな。
街をさまよい歩いているフィアは錐霞と遭遇。
今のフィアにとっては相手が誰かをまともに判断する思考力は残っていなくて。
19番機構を用いて錐霞に攻撃を仕掛けるがあと一歩の所で思いとどまり。
またしても近しい者を攻撃した自分に落ち込んでしまうフィアですが。
ピーヴィーの傷を治してあげる後方支援の少女ですが。
傷を治す時に使った包帯チュパカブラン・バンテージも禍具の一つ。
撤退した時ことに不満のピーヴィーですが任務をしくじると少女も無能と判断されると。
この二人の所属している組織も今の段階だといまいち全容が掴めないですね。
禍具を忌み嫌うピーヴィーが禍具を使う少女と行動を共にしてるのも何か理由がある?
フィアを探す春亮に錐霞から連絡が入って。
状況を確認した春亮はフィアがおかしかったことをとりあえず忘れるようお願いして。
錐霞がフィアからつけられ傷が治っているようにも見えましたが彼女も何かある?
やっぱりただの一般人というわけではないんでしょうね。
自分を殺そうとした相手を迎えに来るわけがないと考えるフィア。
それでも春亮が自分を迎えに来てくれることをわずかに期待して。
未練を断ち切るかのように海の底へ沈んでいくフィア。
元々そうであったように暗く寒い場所へ一人で…。
でもそんなことは春亮が許しませんでしたね(笑)
ちょっと行ってくるかと荒れた海に迷わず飛び込んだ春亮はちょっと格好良かった。
それにしてもフィアのことはもう阿呆呼ばわりですか(^^;
温かさを感じ目を覚ましたフィアは春亮に背負われていて。
およそレディーとして扱わない春亮にフィアは口癖の呪うぞを言おうとしますが。
でも今の状況では口に出来ず口ごもってしまい。
でもフィアを気遣った春亮が逆に呪うぞを口にしましたね(笑)
自分には呪いが効かないから何を言っても無駄無駄と語り。
だから脅されても何とも思わないしフィアの我が侭も聞いてあげない。
勝手な家では許さないし何度でも連れ戻す。
春亮の優しさが身に染みますねぇ。
親しい者の悲鳴が怖いと語るフィア。
今日のようにまた春亮の悲鳴を聞けばまた禍具としての恐ろしい自分が出てくる。
捨てるなら今のうちだというフィアですが。
ここにいる資格、呪いを解いて罪を失う資格があるのかを気にするフィア。
でもそんなものは必要ではなく大事なのはフィアがここにいたいかどうかという気持ち。
春亮とフィアのこの二人のシーンは良いですねぇ。
特にフィアが手をぎゅっとしておぶさる姿は最高に可愛いです(笑)
今日のお礼にと春亮の背中を流すと言い出すフィアですが。
このはと錐霞に見られて更にフィアの誤解を招く言い回し(笑)
ぶち切れたこのはは今日から自分も一緒に住むと言い出して。
これから三人の落ち着かない共同生活が始まるんでしょうか(^^;
次回 第4話「夜には母親と抱き枕を」罪と罰。
道具として使われたとはいえ沢山の人間を殺して。
逃れることの出来ない己の宿命と罪の意識。
自分の中にある逃れられない一面を改めて認識したフィア。
更に自分の大事な人を傷つけてしまうかもしれないことに恐れを抱いて。
春亮達の傍にいる資格はないと飛び出してしまいました。
でも一緒にいることにそんな資格は必要なくて。
今回春亮の言葉でフィアは初めて救いを感じることが出来て。
そして居場所を手に入れることが出来たのではないかと思います。
これからもフィアにとってこの居場所がかけがえのないもになると良いですよね♪
サブタイトルの意味も今回はぴったりだった気がします。
フィアが海に飛び込み以前の状態に戻ろうとしたことで感じた孤独の冷たさ、寂しさ。
そして春亮の背におぶさることで感じた温かさ。
決して受け入れられることがないと思っていた自分が受け入れられ出来た居場所の温かさ。
まさに温度の二律背反というにふさわしい内容だったかと思います。
それにしても今回は台詞回しが独特でちょっと理解しづらく感じた話でもあったかなぁ。
この感想にしても結構見当違いなこと書いてる気がしないでもないですが。
まぁそれはいつものことなので今更気にしないことにします(笑)
さて次回はどうなるでしょうか。
サブタイトルからだといまいち内容を推測しづらいんですが。
個人的にはやはり何やら秘密がありそうな錐霞。
そしてまだまだフィアを破壊することを諦めていないピーヴィーさん。
この辺の人物がどう動いてくるかが気になるところです。
次回も観ないと呪うぞ!
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