為替変動要因

日刊アニログ

大好きな深夜アニメを中心に感想を書き綴りたい

KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- 第1話「速水ヒロ 神浜コウジ 仁科カヅキ 虹を越えたその先に」

kinpri01_01.jpg
KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- #01「速水ヒロ 神浜コウジ 仁科カヅキ 虹を越えたその先に」

新たなるプリズムの煌めきがほとばしる。
kinpri01_02.jpg
kinpri01_03.jpg
kinpri01_04.jpg

様々な思いが交錯したプリズムキングカップの激闘。その先の物語。相変わらず全ての元凶たる法月仁はアレでやりたい放題やってるし、隙あらば借金や負債を抱え込んで胃を痛めている氷室聖も健在だが、この二人の因縁や確執なくしてキンプリの物語は成り立たないというくらいの軸であり、派生元のレインボーライブから連なる世界観の根幹に纏わる部分でもあるのでこれは致し方なかろう。

テレビシリーズの直接的な前日譚となる劇場二作。特に一作目では副題に「PrettyRhythm」の名を冠していたように、主な焦点は先述した聖と仁の確執やオバレのその先を描くのが中心にあって、一条シンを始めとする本作の主要キャラたち。次代を担う新世代のプリスムスタァをそこまで深く掘り下げるのが難しい事情や背景もあった。だからこその今回のテレビシリーズでもあると感じる。

冒頭の各キャラ紹介だけでも今までにない情報に溢れているし、虹を越えたその先にという副題にも表れているように、新たにプリズムキングとなった速水ヒロがいることを前提に、改めて新世代のシン達が目指すものが示されることで、キンプリ独自の世界観が形成され歩き始めたことを予感させてくれる。ただ、そうはいってもプリリズあってのキンプリだと思うし私もその認識は揺らがない。

世界観や各キャラの関係性。その成り立ちにはレインボーライブが大きく寄与してるし、オバレが男子プリズム界を牽引する存在であることも変わらない。また、ラストに出てきたシャインと劇場版でのりんねとのやり取り。一条シンと如月ルヰの関係性と物語における位置付けは、劇場版でも示唆されるに留められた案件であり、プリティーリズムを抜きにして語れるものではないからだ。

そんなわけで大筋ではレインボーライブ、ひいてはプリティーリズムシリーズ全体の流れを汲みながらも、キンプリの独自性を感じられる初回だったんじゃないかな。やはり本作から入るよりも最低でも劇場版ニ作品、可能ならレイボーライブ本編、全ての要素を余すことなく味わおうとするならオーロラドリームとディアマイフューチャーまで含めて予習しておいた方がより楽しめるだろう。

本作から初めて入るって人もなかなかいない気もするんだけど、今作を契機に奥深くあらゆる意味で規格外のプリリズ世界の一端に触れ、そこから派生元やシリーズに興味を持ってもらえたら一ファンとしてこれ以上の喜びはない。ともあれレインボーライブ本編終了から早五年。今こうしてその世界の延長線上、その先の物語を見られることに感謝の気持ちしかない。これから先が楽しみだ。


kinpri01_05.jpg
kinpri01_06.jpg

一プリリズファンとしてはレインボーライブ勢のその後や近況を見られるだけで嬉しいものがある。ハッピーレインやベルローズの面々が今も変わることなくプリズムの煌めきを放っている姿に感無量。個人的には完全別居状態だった涼野家が再び一つとなり、今も普通に和やかな家庭を築けているのを見られたのが一番嬉しかったかも。いとちゃんパパの笑顔が刺さりすぎてアカン。

女子組に関してはりんねちゃんが望み託していったものを確かに受け継いでいることが伺えて何よりよね。シャインとの絡みでプリズムの使者としてのりんねちゃんの再介入ももしかしたらあり得るのかもしれない。なるちゃんとりんねちゃんがもう一度会う機会を得られたなら…。それが本作の本筋ではないにしても何らかの形が叶えばいいなと密かに願っている。


kinpri01_07.jpg
kinpri01_08.jpg

再三繰り返しになるけどキンプリはレインボーライブが下地にあるのでレインボーライブ要素が要所で垣間見えるのはむしろ自然。ただ他にもオーロラドリームやディアマイフューチャー要素も散りばめられていて往年のファンなら思わず反応してしまう箇所がいくつかあってニンマリしてしまう。ペアチアマスコットやペアチャム、ピコック先生らマスコット勢はその筆頭。

個人的に今回一番面白かったのがエーデルローズ新校舎の風呂場に建てられた在りし日のショウさんとユンスを彷彿とさせる石像だった。あのまま新校舎の寮住まいになると風呂シーンになる度に二人のドロドロの決闘を思い出して笑っちゃうから元のエーデルローズ男子寮に戻ってきてくれて良かった。いや、こっちはこっちで山田さん(田中さん)とペンギン先生像があるけどね。

にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村
関連記事
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

雪光

Author:雪光
相変わらずアニメばかり見ております。最近は全日帯アニメに回帰しているような気も。

当ブログについて

相互リンクについて

カウンター
カテゴリ
ブログランキング
1日1クリック応援して頂けると幸いですm(__)m