アイカツフレンズ!~かがやきのジュエル~ #53「ひびきのショータイム!」愛しのアリシアさんからの反応に一喜一憂するひびきさん可愛い。



ひびきの仕掛けたドッキリ企画によって各フレンズの愛の重さ…じゃなくてパートナーに向ける思い入れの深さや理解の深さ。絆の深さがこれでもかというくらい感じ取れて嬉しくなってしまう。相手のことを思いやり互いの意思を尊重し合うことで少しずつ着実に育まれていくのがフレンズとしての絆。ドッキリを仕掛けた側のひびきが逆に驚き気付かされるって筋書きも良いな~。
一方通行な愛の押しつけでは通じ合えないこともある。アリシアとの不和というかすれ違い、押してダメなら更に押せと言わんばかりに自分の思いを押し付けコミュニケーションの基本を欠いていたことが大きな要因になっていたが、一見すると優秀で隙のなさを窺わせるひびきの初歩的なミスだったり、普段は豪快だけど同時に繊細で脆い面も併せ持つ年相応の女の子らしい反応だったり。
適切な距離感を計りながらおっかなビックリでアリシアと相対する初々しさ。愛しのアリシアの好きな物を知ったことを純粋に喜ぶ姿等々。天翔ひびきの年相応かつ乙女ちっくな一面や意外と抜けているところもある可愛らしさ。彼女の人間味に溢れるところが垣間見えてきたことで、一気に親近感が湧いてきて愛おしい存在になってしまう回でもありました。ひびきの愛の重さもそれはそれで好き。
一度はスタッフに反対されたドッキリ企画にしても相手側と意思の疎通を図り、お互いの意思を尊重することで一つの形を成し面白い企画へと昇華された。そして、それはフレンズの関係性に置き換えても同じこと。アリシアと彼女が何を考え何を求めているかに思いを馳せるようになったひびきとの関係性はここからまた新しく始まり少しずつ少しずつ育まれていく。
少しずつ相手のことを知り理解を深め歩み寄りながら一歩一歩を積み重ねていく。何事もチャレンジ!フレンズを組む相手としてだけではなくここから始まるアリシアとの友達関係。友人として積み重ねていく信頼と絆。きっとその先にひびきが求めるトモダチカラに溢れた理想のフレンズ関係がある。この会話が第一歩。二人が再開しフレンズを再結成する日が来るのが今から待ちきれない!



今回は各フレンズのパートナーへ向ける強い思いとか惚気っぷりが沢山あってご褒美過ぎる。中でも特にインパクトが強かったのは白百合姉妹の偽物登場シーンでしたが、びゃくやちゃんを始めとする未知の姉妹を前にして、かぐやちゃん以外を選ぶ気はないと断言するさくやお姉さまが素敵すぎた。ここぞの場面では毅然とした態度で強い意志を表明する。これこそがさくやちゃんの魅力だと再認識させられた。



一年目の時点で仮に愛しのペン様と最愛のあいねちゃんを秤にかけたときに、みおちゃんは果たしてどちらを選ぶのかという究極の問いが頭をよぎっていたのだが、今回遂にその問いに対する一つの答えが見られて嬉しい。みおちゃんがペン様の求婚よりあいねちゃんを選んだという事実を引き出しただけで、ひびきさんのドッキリ企画は大いに意義があった!末永くお幸せに!
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