夢は絶対叶うって信じたかった!麟六の元に泉が持ち込んだ投資家長野久子の殺人事件。
久子の娘である安は麟六の推理は間違いであり新十郎達に改めて調査を依頼するが…。
麟六と泉は目的達成のためなら手段を選ばないえげつなさと黒さを持ってますね。
バイトの一環で新作ゲームドルプリを買いに来た新十郎と因果。
しかし追加データは突如販売禁止となり結局買えずじまい。
このアイドルアプリ一つ見ても時代が近未来というのが改めて分かりますね。
物売るってレベルじゃねーぞ!(笑)
海勝の元に泉が持ち込んだ不可解な事件。
無認可のタクシー運転手を利用した投資家の長田久子の死体運搬。
スーツケースを預けた男、白タクの運転手に依頼した女。
この二人は女装趣味のある男荒巻が変装した同一人物であると海勝は推理。
グループ犯に見せかけた単独犯であるとして荒巻の捜索が始まるが…。
それにしても梨江は前回も思ったけど家ではかなりラフな格好でずぼらですね(^^;
被害者久子の娘である安に探偵として事件の捜査を依頼された新十郎達。
彼女が言うには海勝の推理は間違いで荒巻は犯人ではないとのこと。
更に母親が脅迫され毎月品川のホテルにお金を届けていたという事実が判明。
脅迫犯について尋ねる新十郎にアイドル夜長姫の名を言いかける安だが。
泉さん新十郎達の動きは常にチェックしているんですね(笑)
夜長姫について調べ始めた新十郎と因果。
ドルプリ制作者が語るところによると今では夜長姫の音声や映像をアップするのは重罪。
戦時中の意欲高揚のためプロパガンダとして使われていたため今では発禁扱いなんですね。
夜長姫3+1の+1はデビュー直前に東京の最初のテロで死亡した1人のメンバーを表していて。
歌の中で音声だけ使われていたエリの声を聞き何かに気づいた新十郎だが…。
調査する中で夜長姫の元メンバー達と接触を図る新十郎と因果。
被害者の久子と夜長姫は事務所の社長と所属アイドルという関係で。
男っぽく見える久美と女の夢乃の二人組は証言に一致して因果は犯人ではないかと指摘。
新十郎は二人を犯人に仕立て上げるための罠と判断しますが。
死んだエリの幽霊という因果の言葉に夢乃は様子がおかしくなって逃亡!
我慢の出来なくなった因果は新十郎に止められますが逆に新十郎を糾弾。
真相に既に気づいているのに何かを守るために追求をしないようですが。
新十郎は因果に対して人間の真実を見せてやるといった内容の契約を結んでるのかな?
因果の能力で夜長姫の4人目のメンバーについて問われた夢乃。
元々3人組でエリという人物には会ったこともなく久子が持ってきた映像データ。
戦争終了後はこのことは口外するなと釘を刺されもし喋ったらと脅されて。
夜長姫の4人目エリの声は久子の娘である安のもので。
被害者の死体を被害者宅の前で受け渡したのもその家に住む人間が疑いから外れるため。
夜長姫の時は自信はまだ小さく利用されても気づかず。
テレビから毎日自分の声が聞こえてくるだけで良かった。
でも敗戦後元気のない日本を自分の声で元気づけようとしても母は認めず。
名前のでないドルプリのデータも露見を恐れ認められず自分の歌手の夢を奪われ。
そこから殺意に発展して自らの母親を殺してしまったんですね。
そして成り行きを見守っていた麟六と泉によってまたも事件は情報操作されると。
架空の人物エリというのも麟六達の陰謀でそれが露見すると困る。
今後も安の歌が世に出回ることはないと泉に宣言されてしまいますが。
夢が絶たれ何のために殺人まで犯したか分からず壊れてしまった安。
泉さん職務に忠実とはいえかなり冷徹で酷いお人ですね(^^;
でも麟六の動きを読んでいた新十郎はあらかじめ手を打ってました。
夜長姫の音声データをネット上に拡散させようとする協力者達。
それにしてもこの違法データ発見システムはかなり徹底してますね。
最後に街に響き渡った声を聞いて安は何を思うのか。
次回 第3話「覆面屋敷」自分の夢を絶った母への怒り、憎しみから怒った今回の殺人事件。
結果的には母を殺しても自分の夢が叶う道は閉ざされて。
でも被害者の久子さんは娘を思っての行動だったようにも見えるんですよね。
戦後は発禁となっている音声データの声の主である安。
彼女が歌手を目指してもやがて障害が立ちはだかるのは目に見えているわけで。
メディア王である麟六が自信に不利となる様子を見逃すはずがないんですよね。
久子の行動は娘を守るための反対だったようにも思えるわけで。
そして脅迫されて毎月お金を渡していたという久子。
夜長姫に金を渡しつつもエリのことは絶対口外するなと釘を刺し。
もしも口外したらと脅したのも全ては娘のための行動にも見えるんですよね。
勿論自身の保身のための行動であったかもしれないのですが。
私は彼女を好意的な目で見て上げたいと思います。
うーんそれにしても麟六と泉さんはとことん黒いというか悪役というか(^^;
今回も麟六の推理通りにするため痴情のもつれということで荒巻を始末したようですし。
この辺の徹底した情報操作には戦慄を覚えてしまいますね。
そして主人公である新十郎と因果のコンビですが。
この二人は役割分担がはっきりしていますね。
今回見て思ったのは新十郎が犯人の特定、因果は動機の特定という役割を担っている。
因果の能力はあくまで動機を裏付けたり特定するために用いられるもののようで。
因果が語っていたように人間の真実について暴くのは新十郎の役目。
どうも契約関係のようなものがありそうですがそれが1話の冒頭シーンなのかな。
とまぁ色々思った2話なんですが。
結構複雑で頭の弱い自分だと理解できてないなぁと改めて実感w
今回も何か勘違いの連続で感想書いてると思いますし(^^;
この辺については他の方の感想で補完しておきたいところです。
それにしても結構感想を書くのに困るというか難しい作品ですね。
推理ものなので話を理解していかないときちんと書けないですし。
今回はあまり出番のなかった梨江お嬢様。
次回こそは個人的にお気に入りの梨江が活躍することを祈ってます(笑)
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私は30分では展開の速さに頭が付いていかないです^^;
事件が起きて推理し、解決するという一連の流れが30分では難しいのかなと思いました。
特に序盤で因果と新十郎の関係や力を描写してるからかもしれませんが。