少しずつ築かれていく二人の信頼関係まだまだ日本の独特の文化や風習に困惑を隠せないクロード。
しかし自分から積極的に学び理解しようという姿勢を見せる。
湯音の存在が彼に変化をもたらしたように湯音自身も少しずつ変わっていく。
互いに影響を与え合いながら一歩ずつ前へと進んでいく二人の関係。
湯音とクロードが二人でいるところを見ると和みますなぁ。
日本ってどんなところなんだアイロンがけをする湯音。
流石に19世紀のアイロンだけあって大きくて重たそうです。
日本にもアイロンに似た火のしという道具があると言う湯音。
そんな湯音にクロードは日本ってどんなとこだと尋ねてみる。
恐ろしい未知の国、日本湯音に代わりオスカーがクロードの質問に答える。
的確に答えているんですがクロードには上手く伝わりません。
木や紙で出来た家、畳、日本の小さな食器。
話を聞いただけでは分からなくても仕方ないですね。
ミニチュアのような世界だと説明するオスカー。
「そうだよな、湯音の国だもんな」どれだけ小さいと思ってるんだクロードはw
看板のデザインのヒントを探すクロード一家に一つ無尽蔵に水を使える井戸。
裸の男達が頭に団子のような物を乗せて塩を投げてぶつかり合うスポーツ。
相撲のことですがクロードの想像通りのものなら恐怖しか感じないのは当たり前ですねw
夜を徹しての看板製作中々良いデザインが決まらないクロード。
注文が来たのかと尋ねるオスカーに気に入ったら買って貰えるって約束だというクロード。
以前なら絶対受けなかったであろう依頼を受けたことに驚くオスカー。
湯音の着物を買った相手が相手だけになりふり構ってはいられないのでしょうか。
小さな物ばかり日本の小さな食器、それがぴたりと収まってしまう湯音の小さな手。
こんな小さな物ばかりの国なんて壊しそうで怖いとクロードは言う。
オスカーはクロードにもしここが潰れた時は日本にでも行ってみたらどうだと提案する。
「冗談は止めろよ。ギャルリは潰れない。俺が絶対潰させない」オスカーもクロードもギャルリの経営が不振で先が見えないことは分かってるんですよね。
クロードのギャルリを守ることへの決意の強さが見て取れます。
ブランシュ家令嬢の登場日本文化が大好きな妹のアリス。
妹大好きな姉のカミーユ。
湯音の着物はプレゼントとしてアリスに贈られていたんですね。
姉からの誕生日プレゼントが一番嬉しいとアリスは言う。
父からは口約束でギャルリ・ド・ロアの所有権をやると言われていた。
流石はブルジョワ経営者一族です。誕生日プレゼントが凄いw
それにしても足下の寂れた赤字商店街って。
クロードが聞いたら絶対切れますねw
未知の味に挑戦湯音が奉公に来たのは知っているが何故パリなのかと尋ねるクロード。
パリは湯音にとって憧れで色々なことを勉強したい。
それを聞いたクロードはなおさら行きたいところがいっぱいあるだろうと言う。
「行きたいところ、見たい物まだ分からないです」日々の生活に慣れることで精一杯だろうとオスカーは言う。
休憩がてら未知の味に挑戦してみないかと湯音にお菓子を持ってきた。
チーズの時とは違い顔を輝かせる湯音が可愛いです。
美味しくても結局は泣いちゃうんですね。
お礼は折り鶴美味しいお菓子のお礼に包みで折り鶴を折る湯音。
見事な出来映えの鶴を見てクロードとオスカーも感嘆の声をあげる。
名前の意味湯音が手紙を書いているのを見つけたクロード。
湯音の名前はどう書くのか。何か意味はあるのかと尋ねる。
「湯音の湯はお湯。湯音の音は音という意味になります。
だから湯音はお湯の音です」「日本人は自然の音、美しいと感じたりほっとします」「姉の名前は引き汐の音。汐音と言います。」姉がいることを聞かされこれは姉宛の手紙なのかと尋ねる。
はいと答える湯音に対し日本への手紙ならこんな裏紙じゃ駄目だ。
もっとちゃんとした便箋じゃないとと教えるクロード。
お金がかかることを知ると慌ててそれは手紙じゃない。贅沢は駄目と言う湯音。
分かりやすいごまかしが見てて微笑ましいですw
アイキャッチ~♪
完成した看板クロードは湯音の文字から音をデザインの参考にして完成させた。
さっそく依頼主に届けるため湯音に留守を任せ出かける。
道中寂れているギャルリを見て難しい顔をする。
無事に看板を売ることが出来たクロードは湯音のために便箋を買いに行く。
店番をする湯音店番をしているもののお客さんは来ない。
だからと言って居眠りしたり猫とたわむれたりするのはどうだろうw
いや可愛いからいいんですけどねw
雨が降り出したところにオスカーが帰宅。
傘を持っていないクロードを迎えにいくためオスカーに店番を頼み出かける湯音。
音を楽しむクロードと合流し傘から見上げてくる湯音。
クロードの居場所をオスカーから聞いたことを必死でごまかそうとする湯音。
反則級に可愛いですね。クロード羨ましいぞ。
傘を渡されて傘から音がすることに驚くクロード。
「日本人、音楽しみます。傘を打つ雨の音も楽しみます」傘を持ち微笑みながら悪くないと言うクロード。
彼なりに少しではあっても音を楽しむことが理解できたのかもしれません。
二人で寄り道雨が降る中街を歩く二人。
街の案内をクロードがしながらの散策ですね。
雨が上がったところで足を止めた二人。
橋の上からパリの景色を一望し感嘆の声を上げる湯音。
「パリの夕景だ。この橋から見る景色が俺は一番好きなんだ。
子供の頃からこの空だけはずっと変わらない」衰退の一途を辿るギャルリの経営。
彼にとっては変わらないこの景色があることが重要な意味を持つのかもしれませんね。
これを湯音に見せてあげたかった。
クロードの中で湯音の存在が大事なものになっていると感じた瞬間でした。
鐘の音の違い夕景を見つめていたところに鐘の音が響き渡る。
湯音は日本でも鐘を突きます。神様を祀るお寺でと告げる。
パリの教会と一緒だというクロードに鐘の音は違いますと言う湯音。
「グォーングォーンです♪」思わず吹き出してしまうクロード。
笑うクロードの隣で湯音は「パリの音ですね」と感慨深げ。
湯音の仕草はいちいち可愛いなぁもう。
Cパートカミーユはアリスにギャルリ・ド・ロアを覗いてみればと提案。
上手くいけばアリスのものになる。
そしてあそこには最近日本人の少女が出没するって噂があることを聞いたアリス。
大声を上げて身を乗り出すアリス。
「ギャルリ・ド・ロアの日本人少女を直ぐに捜し出してちょうだい。お茶に招待するのよ!」直ぐに私のものにしてやると意気込むアリス。
後ろから覗く姉のカミーユは温和に微笑んでいますが・・・。
次回 第04話「水明かり - Eau et lumieres」異なる国、異なる文化で育ってきた二人。
しかし環境は異なっても同じ景色を見て感動し同じ音を一緒に楽しむことはできる。
湯音とクロードの距離は確実に縮まっていると思いました。
さて次回は話がかなり動きそうな予感でいっぱいですね。
日本に対する興味が強いお嬢様アリスが湯音に出会った時。
一体どんな騒動が巻き起こるのでしょう。
そしてブランシュ家を敵視しているクロードはどういう行動に出るのでしょうか。
どんな展開になるか妄想しつつ次回を楽しみに待ちましょう。
個人的に湯音は一週間を乗り切るための癒し成分となりました。
毎回毎回可愛すぎて悶え死にそうです。
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