今そのやり方では誰も救えない、その手は届かない地脈炉の暴走による三河消滅を止めるため動き出した三征西班牙の立花・宗茂。
三河藩主の松平・元信の思惑を阻止すべく立ちはだかる忠勝と対峙することになるが…。
いつまでも続くと思っていた日々は儚く崩れ去りいよいよ話が動き始めましたね。
お馴染みのいつもの朝を今度はP-01sの視点から。
P-01sの歌と共に今まで冒頭を務めてきた人物達の様子が描かれて。
OPも省略されていよいよこの日の終わりが近づいているという感じです。
武神を相手に互角以上の戦いを繰り広げる鹿角。
相手の銃弾から武器生成して反撃って相変わらず凄い能力ですね(^^;
相手の増援部隊が到着したと同時に現れた忠勝。
神格武装の蜻蛉切は刃に写ったものを問答無用で活断する。
こちらも神格武装の名が伊達ではない反則性能の武器ですね(笑)
聖連部隊を片付けてその場を去ろうとする忠勝と鹿角ですが。
駆けつけたトレス・エスパニアに所属する立花・宗茂の不意打ちで鹿角は大破。
色々と肩書きや二つ名のようなものがあって把握しきれないのですが(笑)
神速の名を持つ宗茂には蜻蛉切の一撃を当てることも困難で。
まさに強大な威力の攻撃も当たらなければ意味はないの典型ですね。
ただ互いの武装についてある程度知っているのは忠勝も同じ。
鹿角を襲った攻撃は宗茂が持つ大罪武装「悲嘆の怠惰」の超過駆動によるもの。
忠勝が語る悲嘆の怠惰の3つの機能。
普通の剣としての機能、蜻蛉切と同じように相手を削ぐ通常駆動。
そして大規模破壊兵器としての超過駆動。
超過駆動は残り一発だがその長い射程で地脈炉の一つを破壊することが宗茂の目的。
3機の地脈炉が抽出した流体は逃げ場を得て爆発は回避され三河は失われずに済む。
ただそんな宗茂の思いとは裏腹に三河の持ち主である元信はそうは思っておらず。
元信が語る極東の危機なんかよりもっと危険な末世というこの世の終わりの到来。
末世を迎えたくないのなら考えて考えて末世を覆しその先へ進む必要がある。
大罪武装を手に入れた者は末世を左右する力を得ることが出来る。
大罪武装を各国に配ったのは他ならぬ元信自身。
元信が示唆したのは8つの大罪武装を巡り各国で奪い合いの戦争をしろという意味で。
しかし各国の代表が8つだと思い込んでいた大罪武装には知られざる9つ目が存在して。
大罪武装はある少女の感情を部品として作られている。
元信は10年前娘のホライゾンを事故に遭わせ大罪武装と化して。
そして嫉妬の感情を込めて9つ目の大罪武装とし自動人形の身を与え武蔵に送り込んだ。
それがホライゾン・アリアダストつまりP01-sであり。
彼女の持つ魂こそが9つ目の大罪武装「焦がれの全域」であると。
元信の行動は全て末世を回避するためのものってことなのかな?
大罪武装を巡って世界大戦が起こるか極東が完全支配されるかは他の者次第。
ただ重要なのは聖譜に記述されていない大きな出来事が起こることであって。
それを阻止しようとする宗茂の前に忠勝が立ちはだかる。
息詰まる攻防を繰り広げる忠勝と宗茂の二人。
忠勝相手に上手く立ち回り勝ったかに思えた宗茂でしたが。
蜻蛉切の上位駆動で自分の北側を活断して攻撃回避とか凄いな忠勝(笑)
活断を上手く利用され鹿角の援護も入り蜻蛉切に捉えられたかに見えた宗茂。
でも自分の肉体に蜻蛉切の刃を差して活断を防ぐとはこっちも凄い(^^;
宗茂を仕留め損ない地脈炉に悲嘆の怠惰の超過駆動で狙われて。
もう蜻蛉切の上位駆動は使えない忠勝は鹿角を使って軌道を逸らし。
忠勝は宗茂を回収に来た立花・誾に蜻蛉切を託して。
二代目同士、宗茂と二代の勝負は今から楽しみですね。
P01-sを連れて逃げていた正純。
P01-sに自身の存在について問われていたところへ二代の艦が来て。
聖連から大罪武装確保の命を受けていた二代は確保に乗り出し。
ホライゾンの元へやって来たトーリ達。
しかし聖連の命を受けたK.P.A.Italiaの部隊に拘束されてしまい。
地脈炉が暴走し元信や忠勝を巻き込み三河は爆発して消滅。
そして自動人形P-01sは正式に三河君主ホライゾン・アリアダストと認められ。
同時に首謀者として三河消滅の責任を取り自害することが決定。
今は為す術なく連れて行かれるホライゾンを見ていることしか出来ないトーリ。
トーリはホライゾンを取り戻すことが出来るのか。
次回 第6話「告白場の代弁者」いやー今回は一気に話が動き始めたというか。
正直ついて行けてるかかなり怪しいところがあります。
今回もこれを書いてて自分で何言ってるんだと思い直すことばかりでした(^^;
今まで謎というか分からなかった部分もいくつか判明しましたね。
ホライゾンとP01-sの関係性や10年前のホライゾンの死の真相。
そして不可解だった三河の動きと藩主松平・元信の真の思惑。
元信はこのまま世界が聖譜を辿れば近いうちに末世が訪れると確信していた。
だからこそその末世をどうにかできる力として大罪武装を作り出し。
三河を消滅させ聖譜から意図的に外れることで世界の有り方に変化をもたらそうとした。
そしてその後どうなるかについては彼の語った通り他の者の行動次第。
彼の死を厭わない今回の行動はまさに迫り来る危機に対しての、
世界への問いかけに他ならなかったのではないかと思います。
聖譜に頼ることなくこれからをどうしていくのか。
彼の言った考えて考えて末世を覆しその先へ進まないと駄目だと言うセリフ。
ここからもその意思が見えるのではないかと思います。
そして考えることが出来ない人間は恐怖から目を背けてそのまま死ぬ人間と称し。
逆に考えて現状を打破しようとする人間のために用意したご褒美。
末世を覆しうる力というご褒美が大罪武装になるんですよね。
迫り来る危機に対して行動を起こそうとする人間に彼は一筋の光を残したわけで。
しかし元信の残したこの大罪武装が今後当然争いの種にもなるんですよね。
それこそ彼の言っていたかつてない規模の国家間戦争に発展する可能性もある。
そんな中でトーリ達がどういった立ち位置に立つのかは非常に気になります。
まずはホライゾンを救出して失ったホライゾンの感情を取り戻すことになるのかな。
そうなると当然他国に配られた大罪武装を集める必要性が出てくる。
どちらにしても他国との争いは避けられないのではないかと思います。
今回の元信の台詞、そして1話でのオリオトライ先生の語った台詞。
君たちは一体これからどうしたいのかという言葉。
トーリ達は今回の件で何を思いそしてこれから何を為していくのか。
彼らが考えていたいつもと変わらない日常。
そしていつまでも続くと思っていた日々は儚く崩れ終わりを迎えました。
次回以降話は大きく動くでしょうし期待せずにはいられないです。
またも長々と語ってしまったわけですが。
正直自分でも内容を半分も理解できていないと痛感しています。
かなり見当違いなこと言ってる可能性大ですが(^^;
そこは勘違い乙とスルーして貰えるとありがたいです(笑)
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ここらへんは既読組でも読み返してやっと理解できた部分なのに……
ただ、既読未読の区別無しに個人の考えとしては、元信は歴史再現の是非については触れていたのか微妙な所かと思いました。
コレはホントに個人の考えで正解とかではないんでそんな気にしないでくれると有りがたいです
とりあえずこんな真剣にこのアニメを見てくださっている事が一行一行から伝わってきて、原作信者として本当に嬉しいです。ありがとうございました