私に出来ることがありますか?今まで人間だと思われていた風守が人工知能を搭載したR.A.Iであると判明。
しかし風守が人間でないとすると焼死した者が誰なのか殺したのは誰かという疑問が残る。
風守を人形に移して持ち出した新十郎は自分たちを襲撃してきた人物達を見て真相に至り…。
新十郎の内面が少しずつ分かり格好良く見えて段々面白くなってきたと思います。
糸路が明かす風守の正体は人工知能を搭載したR.A.Iだった。
必要な時は人形に入って表れそうでない時は機械を通して住人を監視する。
そして医師だと思われていた多久は風守を調整するためのメンテナンス技師であり。
自分たちが兄だと思っていた風守が人工知能であることに戸惑う光子と文彦。
糸路と木々彦が正体に気づいたのは駒守死亡後で既に風守が社長に就いた後。
もし正体を暴けば会社の価値は暴落し相続税も取られてしまう。
糸路は悪いのは自分たちではなく駒守の研究を違法にした国だと主張しますが。
風守の正体は分かったがでは焼死したのは一体誰なのかという疑問が残る。
速水の当然の疑問に糸路は多久の言葉に乗っただけと発言。
確かにあれを風守と言うことにすれば文彦へ相続を行えますもんね。
風守を犯人として冷蔵庫に手錠をかけた速水には吹いたw
駒守が作った人工知能について高く評価する麟六。
泉さんの言葉を否定する麟六だけど風守の正体絶対知ってたよねこれ(笑)
麟六を盲目的に信じている泉はあっさり流してましたけど。
麟六はこの段階で既に事件背景含めて全て把握してますよね(^^;
何を暴こうと結局事件は風守の自殺で処理されちゃいますが。
因果の持っていた人形にデータ領域を写した風守を持ち出した新十郎と因果。
しかし風守は死体の正体を隠し誰が殺したかも答えず庇っている様子。
因果の能力も人間ではない機械の風守には通用しませんでしたね(^^;
本当のことしか言わない風守が人を殺したか否か頑なに答えない理由とは…。
風守を持ち出した新十郎達を追ってきた軍指揮下の公共保安隊。
それを知った新十郎は焼死した死体がどこに所属していた人間かを悟り。
佐々家に戻っていた新十郎達は検察の人間と対峙。
多久に向かって発砲する検察だが多久も人間ではなく機械だった!
やって来た泉さんが焼死体の正体を突き止め取引で相手を引かせることに成功し。
そして新十郎が語る事件の推理。
風守でないなら死んだのは一体誰でどうやって火だるまにしたのかという疑問が残る。
機械の身体を使い火をつけられたとしたら。
泉は風守が動かしていると判断するが風守は今は因果の人形の中。
そして風守は嘘がつけず自分を最後のR.A.Iだと言ったため人工知能でもない。
であるならば多久の身体を使い動かしている別の人間がいる。
新十郎の推理に感嘆し多久の身体を通して話しかけ呼び出した人物。
それは7年前に死んだと思われていた佐々駒守だった!
何故こんな馬鹿げたことをしているのかを問う梨江。
駒守が語る新情報拡散防止法の制定された真の意図。
それは青少年の健全な育成云々などではなく技術の独占と軍事利用に転用すること。
自分が作ったR.A.Iで人が傷つくのを見たくなかったという駒守。
そのために自分の死を装って技術を盗られるのを防ごうとしたんですね。
技術を盗み来た人物に気づき処分に困って焼き殺した。
7年前に駒守の代わりに死んだのは本物の多久医師。
どちらも風守が勝手にやったことだと主張する駒守。
自分の欲望について独自の見解を主張する駒守。
戦争を経験し人間の醜い部分を見てきた新十郎も駒守の主張に理解を示し。
しかし人間は自らの欲望を愛するのと同時に正しいこと、正義を愛するという新十郎。
昨日糸路と木々彦が犯人にされかかったときカメラを動作させ救ったのは風守。
間違った人間を逮捕させないように正しいことをした風守。
そして駒守の正しさは何かを聞き風守に誰かを殺したかを問う新十郎。
風守の発言で言い逃れできなくなった駒守は人形を引きちぎってしまい。
事件は自殺として扱われるものの駒守は連合調整部の管理下におかれることに。
全員が立ち去った後に駒守の隣にいた女の子の人形に話しかける新十郎。
記憶領域本体をこっちに移してたんですね。
新十郎の問いに自分にも何が出来ることがあるかを聞き返し。
まさかの風守が仲間になって終了という展開でした(笑)
次回 第5話「幻の像」4話まで見てようやくこの作品が面白くなってきたと感じています。
今回の事件に関しては本編で語られたのであれなんですが。
この作品は各事件を通して権力者達の思惑や世界観。
そういったものを少しずつ明かしていってるなぁと改めて感じます。
1つ1つの事件の真相も勿論大事なんですけど。
物語を理解するにはやっぱりこの全体の繋がりを見る必要がある。
各事件の背景に見え隠れしている新情報拡散防止法。
もっともらしい理由をつけて様々なものを規制しているのが表向きの姿。
しかし今回語られたように実態は権力者達の思惑と利害が絡んでいる。
今回正義というものについて語っていた新十郎。
戦争を経験し人間の醜く汚い様々なものを見てきた彼。
そんな彼が敗戦探偵という蔑称を受け入れつつも麟六達に対してささやかな抵抗をする。
今まで新十郎が真相を隠蔽されてもなお立ち向かってきたのは、
自分なりの正義を示したかったからではないか。
人は正義を求めてやまないもの。
欲望や醜い部分を持つのも人間なら同時に正義を愛するのも人間。
新十郎なりの権力者達への抵抗でありメッセージ。
敗戦探偵と呼ばれてなお事件に関わるのはそういった側面があるからではないか。
そんな風に考えさせられました。
と何か自分でも何言ってるのか分からなくなってきたのですが(^^;
何にしても新たな仲間である風守が加わったことでますます賑やかになりそうですよね。
EDの最後のカットに出ていた女の子は風守だったのか。
正直新十郎と因果の二人コンビは変わらないと思っていたのでこれは嬉しい誤算。
次回の人物相関図と予告を見る限り風守も早速活躍しそうな予感で一杯ですね。
色々楽しみにしつつ次回を待つことにしましょう。
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