アリス・ブランシュ襲来パワフルなお嬢様アリスが湯音に猛アプローチ。
今の貧しい暮らしから裕福な暮らしを選択することもできた湯音。
しかし湯音の心は決してぶれることはなく。
アリスは湯音の良い友達になりそうです。
腐ったソース、その名も醤油こっそり隠れてチーズに挑戦していた湯音。
これならいけると思った時にクロードとオスカーが。
慌てる湯音が可愛いです。
何つけて食ってんだよとクロードはいいますがここは同意です。
チーズと醤油ははっきり言って合わないと思うw
日本ではビーフシチューに大量の醤油を使って味付けをするというオスカー。
すき焼きのことですかと湯音はいい明日の夕食は自分が作ると言い出す。
思わず不安を口にするクロードだが良い機会だから日本食に触れてみろと言われ。
明日だけ、不味かったらそれっきりという条件で納得するクロード。
湯音も気合いが入ってますね。
お茶に招待される湯音ブランシュ家の使用人が突如訪問してくる。
警戒を隠そうとせず応対するクロード。
主が是非お茶に招待したいと言っていると誘われた湯音は・・・。
妄想全開アリスお嬢様お湯が身体に悪いなんて昔の考え方だと言うアリス。
この時代でお風呂に対して理解のある西欧の人間は珍しいんじゃないでしょうか。
湯音に招待状を渡してきたと言われ喜びを隠しきれないアリス。
自分が持っている人形や美人画に湯音が似ているのかと詰め寄る。
膨らむ妄想だが今回は招待を辞退されたと言われてしまう。
理由を尋ねるアリス。
クロードの鶴の一声で辞退することが決まってしまった。
クロードに対して怒るアリスですが以前から気に入らないと思ってたんですね。
冷静になって今度は自分が直接行くことにする。
「まぁいいわ。今度は私が直接行くわ。ギャルリ・ド・ロアの所有者であるこの私がね」行動力のあるお嬢様アリスが遂に動き出す(笑)。
夜中にこっそりと夜中に何やらこそこそと準備している湯音。
物音に目が覚めたクロードが様子を見に来てみるとそこには行水する湯音の姿が。
慌てた湯音は水をひっくり返してしまい二人で慌てて片付け始める。
騒ぎを聞きつけてきたオスカーですがひたすらに眠そうですねw
事情を聴いてみれば日本では家で毎日風呂に入っていた。
今まで我慢してたんだよなと擁護してくれるオスカー。
しかしクロードはだからってそんなのパリでは金持ちの道楽だと言う。
私わがまましました。もうしませんと言う湯音。
当然だ。そんな水の無駄遣い近所の批判の的だと答えるクロード。
落ち込んでしまった湯音を見てそんなにパリと日本は違うのかと確認するクロード。
夕べは床掃除で汚れたから俺も銭湯で水を浴びたいと湯音も誘う。
私はいいですと遠慮する湯音に
「徐々に慣れていけばいいって言ったのは俺だし、言ったことくらい守らせろ」嬉しそうに準備をしにいった湯音。
その様子を見てお前も寛容になってきたじゃないかと言うオスカー。
うるせーなと照れながらそっぽを向くクロード。
時に厳しいことは言いますが湯音に対して段々甘くなってきている気がしますw
湯音を見つけたアリスは使用人を引き連れてギャルリを歩くアリス。
ギャルリの衰退の原因を作ったブランシュ家の人間に周囲の人は当然いい顔をするはずもなく。
まぁ全然意に介した様子はありませんが(笑)。
アンセーニュ・ド・ロアにやってきたアリス。
突然のブランシュ家の人間の訪問に驚くクロードとオスカー。
奥から出てきた湯音を見つけたアリスは興奮を抑えきれず。
クロードを突き飛ばして全力で湯音を愛でるアリス。
「お持ち帰り決定~♪ クローデルさん、この子おいくらで譲って頂ける?」売り物じゃないんでと断るオスカーになおも交渉を続けようとするアリス。
その隙に湯音を連れ出してさっさと逃げ出すクロード。
ちょっと返しなさいよって早くも自分の所有物扱いですかアリスお嬢様w。
アリスを警戒するクロードさっきの人が気になる湯音。
「アリス・ブランシュ。あいつには近づくな。成り上がりのブルジョワでまるで節操を知らない」あのままでは失礼ではないかと気にする湯音。
あいつは只の東洋マニアだ。お前いいように扱われて痛い目見るぞと警告する。
その時二人の所へ横付けする馬車が。
クロードの目が心底うっとうしいものを見る目で本当に嫌そうですねw
アイキャッチ~♪
勧誘を受ける湯音うちで働かないかとアリスから誘われる湯音。
こいつはメイドじゃないし日本じゃちゃんとした家もあると突っぱねるクロード。
メイドじゃないなら何なのかと尋ねるアリスに預かっているだけと答えるクロード。
誰からと聞かれ間をおいて日本と答えたクロードに対して爆笑するアリス。
クロードは苛立ちを隠せず湯音も気が気じゃない様子w
気をよくして家に来なさいと誘うアリスだが二人の姿は既になく。
さっさと横道に逃げ込んだクロードと湯音。
アリスの反応が見ていて面白いです。
言わずにはいられない公衆シャワーのところに着くも休憩中で午後の営業まで待たなければならない。
そこへ追いついてくるアリス。
自分の家の余っている浴室をお貸しするとなおも湯音を誘うアリス。
「他人を餌食にした金で良い生活だな。お前らのせいでどれだけの店が潰れたと思って-」思わず感情的になってしまったクロード。
アリスは全然気にした様子もなく湯音を誘い続ける。
湯音を連れてその場をさっさと去ろうとするクロード。
しかし湯音はアリスと少し話がしてみたいと言い出す。
「何もお話ししてないのにこんな風に断るの悪いです。」実際に話してみなければどんな人かは分からない。
しかし個人的に複雑な思いもあるクロードは分かったよ勝手にしろと去ってしまう。
悲しげな表情でクロードを見る湯音が可哀想。
お茶会紅茶の味に舌鼓を打つ二人。
こんなのは初めてという湯音に男達はコーヒーばかりだから紅茶が飲めないでしょうとアリス。
言われてみると確かに今までコーヒーばっかりでしたね。
「パリは本当は女性のためにあるのよ。美しいパリをもっと知ってもらいたいわ」アリスは本当にパリが好きなんでしょう。
自分の大好きな日本人である湯音にもパリの良さを知ってもらいたいと伝わってきます。
そこへアリスの姉であるカミーユ登場。
アリスとカミーユに見惚れる湯音。
「パリでは皆美しい瞳の色しています。カミーユ様もアリス様もクロード様も皆」湯音の言葉にアリスは湯音さんの漆黒の瞳こそ神秘的だと答える。
日本人が海外の人の瞳や髪の色を羨ましがるのと同様、
海外の人から見れば日本人の黒い瞳や髪の色に憧れるというのはあると思います。
ある意味ないものねだりでしょうか。
湯音との大事な約束ギャルリの知り合いに呼び止められたクロード。
ブランシュ家の令嬢が訪ねてきた理由は何だったのかを聞かれる。
いつも一緒の湯音がいないことに気づいた彼はどこへ行ったか聞く。
ブランシュ家に行ったと言うクロードに遂に出て行ったかと納得顔の彼。
人の世話なんてお前の柄じゃないしいつまで続くのかと思っていた。
クロードの近所の評判は何か新鮮ですw
今夜は久しぶりにメシでも食いに行くかと誘われるがクロードは
「今夜は忙しいんだよ!」と一蹴。
クロードにとっては湯音が作る夕飯がとても大事なんですね。
同時にブランシュ家に遊びに行ったが自分の所に湯音は帰ってくると信頼もしているんでしょうね。
何だかんだでお湯を堪能アリスに連れられて部屋を案内してもらう湯音。
今は客室だがいずれ湯音専用に作り替えると言う。
湯音にお風呂の支度をとメイドに指示するアリス。
慌てて断ろうとするものの・・・結局誘惑に負けてお風呂を堪能してますw
ここにいれば毎日暖かいお風呂に入れるし可愛いドレスも沢山用意する。
ずっとここにいて欲しいとお願いするアリス。
渋る湯音にもしかしてクロードに騙されているんじゃないと指摘するアリス。
湯音の大事な着物を売っちゃうなんてというアリスに強い口調で違いますと言う湯音。
母の形見と知って買い戻してくれると約束してくれたクロード。
湯音のクロードに対する強い信頼が見て取れますね。
帰宅の準備を始める湯音そろそろ帰りますと言った湯音に夕飯も準備させているとアリス。
それを聞いて湯音は大事な約束を思い出す。
って湯音夕飯を自分で作るって言ったの忘れてたのかw
慌てて帰り支度を始めた湯音に次はいつ会えるのか聞くアリス。
分からないそれはクロード様がと言う湯音にそんなの嫌、私とも約束してと迫るアリス。
あなたは帰っても何の利益もない、何故あの家に留まるのかを聞かれた湯音。
「それはオスカー様とクロード様に沢山の気持ちを頂いたからです。
私はお二人にそれ以上の気持ちをお返しするべきなのです」お金云々ではない絆の強さ。
湯音の強い気持ちの表れですね。
最終手段どうしても折れない湯音に対しアリスは最後の手を使う。
「あなたがここに残ると言えばこの着物はタダで返してあげる。
クロードはこれを買い戻すのは無理ね。あの小さな店1年つぎ込んでも貯まる額じゃないわ。
あなたのたった一言でクロードは大金を集めなくても済むのよ」アリスとカミーユが見守る中、湯音が強い決意を秘めた表情で取った行動は・・・。
クロードの迷いと苦悩まだ帰ってこない湯音にいいのかとオスカーは聞く。
あいつにとっては裕福な家に引き取られた方が幸せだろとクロード。
「結局俺がいくらあの一家の荒い稼ぎ方を嫌ってようが犠牲になった店を何軒数え上げようが
金がなきゃ何もしてやれない。異国からの小さな客一人にさえ何のもてなしも出来ない。
連れ帰ったところで湯音が不憫なだけだろ」クロードのやりきれなさ、自分に対する無力感が伝わってきます。
それはお前が決めることじゃないだろうとオスカー。
この辺の対応は大人ですねオスカーさん。
「あいつが自分のことを一番に考える奴だったら良かったのにな。
何で日本から連れてきたりしたんだよ」オスカーは何も言わずに佇むが。
帰ってきた湯音クロードの心配をよそに無事帰ってきた湯音。
湯音が夕飯の準備をしているなかアリスと話すことに。
アリスの表情からすると彼女はコーヒーはあまりお好みではないんですねw
約束があるからってよくあんたがすんなり帰したなと聞くクロードにアリスは・・・。
やっぱり湯音は頑固ですクロードの問いに
「すんなりじゃないわよ。湯音さんってああ見えて超強情っぱりなんですもの。
床に四つん這いになって帰さなきゃ動かないって一時間も粘られたのよ」一時間粘る湯音も凄いけどそこまで折れなかったアリスも凄いw
ああ例のポーズか。湯音の一番手に負えないやつな。
クロードの言葉を聞いた湯音はすっごい不満そうです。
ああ可愛いなぁ湯音は。
内緒のお話大事な約束って何だったのかと聞くアリス。
すき焼きを作るだけだったことに私はこれに負けたのと落ち込む。
最後は無条件で返してあげると言った着物を何故受け取らなかったのか尋ねるアリス。
湯音はアリスに耳打ちするように
「約束を信じるの私の役目、だからです。
クロード様がしてくれた約束は私が勝手になくすことしちゃ駄目なんです」内緒話が気になって仕方ないクロード。
その様子をニンマリ眺めるアリスがいいですねw
「あの部屋いつでも空けておくからいつでも来てちょうだい。お風呂もね。
お茶だって家の方がずっとおいしかったでしょ。やっぱりやっぱりお持ち帰りしたい~」湯音にとってパリに来て初めて友達と呼べる人が出来た瞬間ではないでしょうか。
アリスはいい娘ですなぁ。
Cパート今度はクロードが夜中にこっそり何かをやっている。
湯音が物音に気づいて見に来てみればすき焼きを食べているクロードの姿が。
口に合わなかったんじゃと聞く湯音に
「まぁな、美味くはない。けどもう少し日本食とやらに挑戦してみてもいい気がする」照れながらそういうクロードを見て湯音も嬉しそうです。
一方アリスは妙にご機嫌の様子。
湯音は恩を返すためにあそこにいると言った。
だったら自分の方がよっぽど沢山のものをあげられると思うの。
「あの子が私のものになる日も近いわ」思わず同時に身震いする湯音とクロードが良いですねw
頑張れクロード。ぼやぼやしてるとアリスに湯音を取られちゃうぞ(笑)。
次回 第05話「迷子 - Perdus」実際に話してみなければどんな人かは分からない。
湯音とクロードも最初は言葉が通じないと思っていて行き違いもありました。
クロードの反対を押し切ってまでアリスについて行ったのは自分でアリスという人物が
どんな人間なのかを確かめたいという思いからではないでしょうか。
新キャラのアリスは良いキャラクターでした。
可愛い湯音を我がものにしようと自ら行動を起こすお嬢様。
しかし只の我が侭お嬢様ではなく他人の気持ちや事情を思慮することもできる。
普段見せる年相応な少女の面とは別に経営者一族としてのしたたかさを見せることもある。
アリスというキャラはそんなギャップが良いのかなぁと思いました。
個人的にそういうキャラが好きなだけかもしれませんが(笑)
さて次回はどうなるでしょう。
いつも外から湯音を見ていた少年がキーになりそうです。
必死にギャルリ内を走り回る湯音の姿が見えましたが。
今後の湯音とアリスの関係にも注目しつつ次回を待ちましょう。
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クロードもそう思ってないわけではないのですが、カミーユとの関係が色々あっていい顔出来ないのです
湯音がアリスやカミーユの瞳について言及していましたが、あれは単なる憧れだけでなく、姉の汐音に関係する事でもあるから
それは湯音がわざわざ奉公先を海外に選んだ理由であり、彼女もクロードも結構複雑な過去を抱えてます
今の穏やかな空気を維持したまま、その辺をどう描いていくのか不安でもあり、楽しみでもあります