散々な扱いの阿幾久羽子は捕らえた阿幾を尋問しようとする。
一方久羽子からこけしのお化けの関係者を見つけたと聞かされた日々乃。
ある程度の事情を理解した匡平と日々乃は久羽子の家を訪問するが・・・。
傷ついた匡平を慰めようとする日々乃さんが初めてメインヒロインに見えました。
前回省かれた戦闘の詳しいいきさつ枸雅に捕まれば一生座敷牢暮らしが待っている。
日向の親方は歓迎すると言っている。
神の力を手にしたのにあんな小さな村の権力争いを何百年も続けるなんて馬鹿げてると阿幾。
案山子の力で世の中全部をどうこうできるわけじゃないと勾司朗。
どっちの言い分にも一理ありますね。
と言うか案山子の力ってせいぜい戦車一台分が関の山なんですね。
これが凄いのか思ったより凄くないのかいまいちピンと来ない。
まぁでも個人で自由自在に場所を選ばず行使できる力ですからやっぱり驚異ですね。
一瞬の隙を突くものの・・・勾司朗の案山子の攻撃に為す術なく逃げ回る阿幾。
どこにでも瞬時に出現し対象を攻撃できる案山子の力。
かなり反則的な力ではないでしょうか。
逃げ回る中ゴミステーションの中に突っ込む阿幾。
久羽子に服を投げつけた際、臭いと言われてましたがここに突っ込んでたら確かに臭いw
ゴミ山に突っ込んだ際初めて攻撃が外れ匂いを元に攻撃してると推測する阿幾。
これが正しいなら確かに村と違って色々な匂いが混じる東京で勾司朗が手こずるのも分かりますね。
服を投げつけられた久羽子に案山子が突っ込んだあたりこの推測は間違ってないと思います。
一瞬の隙を突いて勾司朗に接近し案山子の一撃が決まりそうな所で邪魔が入る。
余計な手出しって言ってますがここは救出者の言ったとおり手出ししてなかったらやられてましたね。
っていうか毎回のことだけど街のもの平気で壊しすぎですw
透け透け日々乃さん海水や泥でぐちゃぐちゃの玖吼理を掃除しようとする日々乃と詩緒。
この辺は消えたら元通りとか都合の良いことにはならないんですねw
やたらはりきる日々乃の横で思案顔の詩緒。
昼間自分を見ていた人間の気配は間違いなく隻だった。
しかし村にいた時にその気配は感じたことがない。
考え込みつつもぼーっとしていた詩緒は日々乃にシャワーで水をかけ続けていた。
びしょ濡れになった日々乃に平謝りの詩緒。
どうせ後で入るんだからと詩緒の服を脱がせにかかる日々乃。
一視聴者としては詩緒グッジョブという言葉を贈りたいw
お約束とはいえ帰宅した匡平に気がついた詩緒は匡平を呼び止める。
風呂に入っていることもあり後でと言ってその場を去ろうとする匡平。
詩緒は隻に会ったことを匡平に報告する。
勾司朗かと言われ何で勾司朗の名が出てくるのか分からない詩緒。
匡平によって阿幾が再び逃げ出しそれを勾司朗が追ってきたことを教えられる詩緒。
阿幾が逃げたことを聞き表情を変えて身を乗り出し湯船から落ちそうになる。
叫び声を聞いた匡平は風呂場に飛び込み・・・。
これは匡平が少し不憫でなりませんね。
一度は去ろうとしてましたし日々乃が一緒に入っているとは夢にも思ってなかったでしょうし。
一応妹の身を案じて突入したわけですから。
とは言え見るものはしっかり見てるのでやっぱり同情の余地なし(笑)。
ラッキースケベイベントは主人公の特権なり。
警戒を怠りはしない詩緒が見た隻が勾司朗でないなら日向の刺客が複数来ている可能性があると匡平。
もしくは枸雅の追っ手と言う可能性も考えるがそれは詩緒には言わなかった。
匡平は阿幾が日々乃を狙う可能性があるからしばらく目を話さないようにと詩緒に言う。
自分でやればいいと詩緒に言われてますが気まずいでしょうしねw
ほとぼりが冷めるまで接近できないと言う匡平に
「えっと、あたしも見られちゃったんだけど」身内でガキの奴が何言ってんのと一蹴される詩緒。
怒っていますが匡平の態度はまぁ当たり前です。
妹を普通に心配はしてもシスコンって訳じゃないんだからw
謝りに来た詩緒色々なことがあって匡平に早く話しておきたかったと詩緒。
日々乃は詩緒のせいじゃないと許してくれる。
「何か外堀が埋まっていくようで怖いわ」確実に埋まってきていると思います日々乃さん。
詩緒の入れたコーヒーを飲み思わず吹き出してしまう。
もの凄くベタだけど砂糖と塩を間違えたことを指摘する日々乃。
詩緒うっかりってレベルじゃないです。
拘束される阿幾大学で久羽子に会った日々乃は彼女からこけしのお化けの関係者を捕まえたと教えられる。
日々乃からそのことを教えられた匡平は血相を変える。
阿幾を拘束した部屋に戻った久羽子はやっと尋問を始められると嬉しそう。
前回の次回予告で分かっていましたがパンツ一丁で拘束されている阿幾が最高に笑えましたw
尋問される阿幾超常現象とも違う自分の知らないものに興奮を隠しきれない久羽子。
改造エアガンで阿幾を攻撃し始める。
案山子を使いあっさり形勢逆転ですが抜け出せるなら早く抜け出せば良かったのに阿幾w
一方久羽子の身を案じた匡平と日々乃は様子を見に行くことに。
万が一を考えて詩緒を呼ぶが中々来ない。
まぁ村から出てきたばっかりでは東京の路線図に戸惑っても仕方ないですね。
中々来ない詩緒に焦る二人だがその時玖吼理に乗って飛んできた詩緒。
「だってバス分かんないだもん」それにしたって真っ昼間の街中でそんなのに乗ってこられたらw
二人が焦るのも分かります。
これは力だお望み通りに見せてやったと阿幾。
これは何かと聞く久羽子。
「さぁな。だが何であれこいつは力だ。そしてその力の所有者はこの俺だ。それで十分だ」その力を自分にも寄こせと言う久羽子に諦めろと告げる阿幾。
じゃあ仕方ない、自分で何とかするとスタンガン攻撃を仕掛ける久羽子。
転んでもただでは起きないですね久羽子は。
スタンガンでしびれる阿幾。
やっぱりシリアスになりきれないw
匡平の中にある本性久羽子の家の前で再び出会った匡平と阿幾。
日々乃と初めて会った阿幾は匡平の幼馴染みだと自己紹介する。
そして匡平にお前がご執心なのもよく分かると告げる。
「面影あるんじゃねぇ。先生に」その言葉を聞いた瞬間匡平は阿幾を殴り飛ばす。
驚きを隠せない周りをよそになおも阿幾を殴り続ける匡平。
殴られ続ける阿幾だがしかし口元には笑みを浮かべ喜びを隠しきれない様子。
阿幾は日々乃に対し
「見たかいお嬢さん。これがこいつの本性さ。俺と一緒だ。なぁ」匡平の本性を引き出し嬉しそうな阿幾。
この本性を出させるために匡平を挑発し続けていますね。
匡平の思い出逃げ出した阿幾を追いかけていった匡平達。
久羽子はあいつらが知り合いならラッキー。
いざとなったら日々乃を使ってと言う。
たくましいなぁこのあたりw
「人間一度逃げ出した場所に戻ってくるってのは考えにくい。
ってことはここは良い隠れ家になる」あっさり戻ってきた阿幾ですがこの辺は逃亡慣れしてるなぁと感じます。
久羽子もやばいんだか幸運なんだかなんてこの状況で言い切るあたり凄いです。
一方阿幾を追いながら匡平は過去に思いを馳せる。
この回想に出てきたのが先生なんでしょうね。
匡平だけはずっと阿幾の友達でいてあげてねとお願いされています。
この先生に関する何らかの事件が二人の関係を劇的に変えるきっかけになったのでしょうか。
そして二人は出逢う匡平達を追っていた日々乃は匡平を見つける。
怒りのぶつけどころがなく壁を殴り続けていた匡平を止めに入る日々乃。
感情を持てあまし上手く言葉に出来ない匡平に
「分かった、分かったから」日々乃さんヒロインしてますねぇ。
何も言わずに側に寄り添うなんて王道中の王道ヒロインです。
一方匡平達とは別に阿幾を追っていた詩緒。
突然声をかけられて振り向いた先にいたのは自分と同じ顔をした人物だった。
それって御法度じゃなかったっけ?自分を見た詩緒の様子に満足げな桐生。
桐生は自分を知らない詩緒に対し枸雅家は皆して自分の存在を隠していたと告げる。
あなたは誰と問う詩緒に
「僕は君。君は僕。同じ血を分けた片割れ同士。
ちょうど案山子と隻のようにつがいのもの。隻ってわけさ」玖吼理を出して応戦しようとする詩緒にこんな街中でやろうって言うの?
「御法度じゃなかったっけ? 人目につくのは」と言われる詩緒。
ようやく作中で代弁してくれるキャラが登場しましたw
諭すような口調で話しかけてくる桐生に苛立ちが隠せず攻撃を仕掛ける詩緒。
桐生はすぐさま応戦し玖吼理をあっさり吹き飛ばす。
っておいおいw
自分で言ったのに結局街中でやるんですね。
しかも住宅街だぞ今回はw
遂に桐生と出会ってしまった匡平詩緒の反応を見てリラックスリラックスとアドバイスする桐生。
言われたとおり素直に深呼吸する詩緒が面白いw
分からないことだらけで頭が真っ白なのかなと笑顔で玖吼理を吹っ飛ばす桐生。
詩緒は呆然としてますがえらい彼方まで飛ばしてくれました。
桐生と詩緒の実力差は明白ですね。
一方手の傷を手当てしてもらっていた匡平。
事情を日々乃に聞かれるがすみませんと沈黙する。
何も言えなくなった二人の所にさっき飛ばされた玖吼理が墜落(笑)。
塀が思いっきり壊れてますね。もう警察呼ばれてもおかしくない状況です。
その時道の向こうから桐生と武未禍槌が現れる。
詩緒と勘違いして近寄ろうとした日々乃を止める匡平。
誰だあいつと呟く匡平の所に反対側から詩緒が現れる。
匡平は桐生の使っている案山子については知っているようですが、
桐生自身については何も知らないんですね。
正体を尋ねる匡平に
「随分薄情な言いぐさだね。お兄ちゃん」何・・・だと・・・?
匡平が良い表情でこの台詞を言ってくれましたw
まぁ突然自分の知らない自称弟が出てくればねぇ。
次回 第05話「故郷へ・・・」色々と話が動き始めてきましたね。
今回もギャグとシリアスのバランスが良かったです。
ちょっとシリアスの方が多めだったかもしれませんが。
匡平のなくすことが出来ない秘めた本性。それが垣間見えた回でした。
匡平と阿幾の過去に深く関わっていそうな先生とは。
先生を中心に起こった出来事が匡平が隻を辞め村を出る契機となったのでしょうか。
そして匡平と詩緒が存在を知らなかった桐生が登場。
村から存在を隠されてきた彼が関わることで物語はどう進んでいくのでしょうか。
今後ますます加速していく物語に期待しつつ次回を待ちましょう。
阿幾は今回色んな人にボコられていましたねw
彼はM属性の人って言われても私は納得します。
そして街中でバトルすることは彼らにとってもう何てことはないんでしょう。
次回予告でも思いっきり街中で戦ってましたし(笑)。
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