俺達みたいのがいくら努力したって綿谷新には勝てないんだ!机くんこと駒野勉が加わり4人となったかるた部は更なる部員獲得のために動き出し。
そんな中で千早は小学生時代に自分たちとかるたで戦ったことのある肉まん君と再会。
経験者の彼を何としても引き入れようとする千早ですが彼はかるたを辞めてしまっていて…。
才能の差を知りかるたから逃げた肉まん君は再びかるたと向き合うことが出来るでしょうか。
登校中に部員勧誘を行うかるた部一同。
奏の勧誘基準は袴が似合うかどうかというそこだけなんですね(笑)
部員は中々集まらないですが机君もルールを覚えたりと前進はしていますね。
そんな状況下で千早が出会ったのが小学生時に対決した肉まん君だった!
太一先生のかるた講座を受ける奏と机君の二人。
そこへやって来た千早は太一に肉まん君と遭遇したことを報告。
再度二人で勧誘に訪れるも今の彼はテニス部所属でかるたをやる気はなく。
しかし断られても経験者の彼を千早がそう簡単に諦めるはずはなかった(^^;
女帝が顧問を務めるテニス部の様子を伺う千早ですが。
そこで見たのは6字決まりの句を読みタイミングを取る肉まん君の姿でした。
テニス自体の腕前も悪くないけど彼の中にはやっぱりかるたへの思いがある。
そんな肉まん君も新の圧倒的な力の前に屈してしまった一人だったんですね。
かるた部の様子を見に来た肉まん君が語った才能に対する考え。
かるたは才能、自分たちみたいなのがいくら努力したところで綿谷新には勝てない。
それを聞いた太一はかるたから離れず努力し続けた千早との勝負を肉まん君に持ちかけ。
勝ったら二度と付きまとわないことと肉まん1ヶ月分を条件に二人は勝負することに!
勝負が始まり3枚連続で札を取った肉まん君はかるたを始めた頃のことを思いだし。
かるたに勝てば褒められのが嬉しくてかるた自体が楽しくて仕方がなかった。
でも次第に勝つことだけが目的になってそして新に才能の差を見せつけらしまって。
そしてかるたから逃げてテニスへ転向してしまったんですね。
序盤が苦手な千早ですが徐々に巻き返し気づけば肉まん君と2枚差に。
肉まん君は千早の戦術を読み友札を渡って取ろうとする千早を牽制。
札を連取し逆転した肉まん君は戻ってきた感覚に高揚感を抑えられず。
しかし逆転されてもかるたを嫌いになってない彼を見て千早も嬉しそうです。
気合を入れ直した千早はそこから怒濤の攻めを見せることになりましたね。
次の音を知り感じが良い千早に自陣にある山を張った札すら取られてしまって。
肉まん君はかるたが好きで続けていた千早と今の自分の力の差を認めて。
さらにかるたが好きで堪らない千早の姿をかつての自分の姿と重ねました。
勝負が終わり何も言わずに去ろうとする肉まん君ですが女帝に見つかってしまい。
そこで彼が言ったのはテニス部を辞めてかるた部に入るという一言。
かるたが好きでテニスじゃかるたの代わりにならないと強く言いきった肉まん君。
肉まん君はかるたが好きな千早との勝負を通してかつての自分を思い出しました。
経験者で強い彼が加わり千早達のかるた部はますます加速していきそうですね♪
次回 第9話「しのぶれど」太一や机君とはまた違った意味で才能というものに対し悩んでいた肉まん君。
彼もまた綿谷新という絶対的な才能と強さを持つ存在に影響を受けた人物でした。
千早とは違いその影響は彼にマイナスの要素として残ることになりましたが。
肉まん君は千早と太一とは新との出会い方が決定的に異なるんですよね。
かるたに全く興味がなく新に惹き付けられてかるたを始めたのが千早と太一の二人。
対して肉まん君は既にかるたを始めていて早くも頭角を現しかけていた。
そんな時に新と出会い決定的な敗北と才能の差を思い知ることになりました。
太一とは違った形で才能という絶対の差を知ってそして逃げ出したんですよね。
そんな彼に引き戻すきっかけを与えたのが逃げずに頑張り続けた千早でした。
千早には才能の差を感じるとか新に敵わないと言った考えは今はないですよね。
ただひたすらかるたが楽しくて楽しくて仕方がないという思いに溢れている。
そんな千早との勝負を通して肉まん君は勝ちにこだわる前の自分を思い出しました。
勝ち負けではなくてただかるたが楽しくて仕方なかった頃の自分を。
テニスに転向してもかるたへの思いは残りくすぶっていた肉まん君。
だからかるたに対してひたすら真摯でひたむきな千早に心動かされたのだと思います。
対照的な存在が相手に影響を与えるというこの作品の構図は面白いですよね。
千早の行動力やひたむきさは本当に色んな人に影響を与えていると思います。
最初は一人で始めたかるた部も今は5人となり仲間が増えました。
仲間が増えるというのが今は一人の新との関係をより際立たせていますよね。
この点も対照的な構図の一つではないかと思っています。
もう一人じゃない千早の今後の活躍には期待せずにはいられないです。
それにしても千早は女帝の授業で堂々と寝ていたり。
女帝が顧問を務める部から部員を引き抜いたりと目をつけられる要素満載ですね(笑)
かるた以外の千早の学校生活は大変になりそうな予感で一杯です(^^;
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