賢姉が駄目なあんたと全部を助けてあげるトーリと正純の討論対決は引き分けとなり相対対決は1勝1敗1分けに。
学生ではなく抗争に参加できないヨシナオ王は二代を抜擢しトーリ達と対峙。
二代相手の相対対決延長戦に名乗りを挙げたのはトーリの姉である葵・喜美こと賢姉!
賢姉の格好良さが光り物語もこれ以上ないくらいの盛り上がりを感じさせてくれる回でした。
トーリと正純の相対はお互い立つところがあり引き分け。
1勝1敗1分けとなり延長戦の相手を務めるのはヨシナオ王が抜擢した二代!
自分に勝てなければ敵に刃は届かないと二代が立ちはだかることに。
誰が二代の相手を務めるかを相談する梅組のクラスメイト一同。
擬音を用いてアピールする女性陣もそうですが基本みんな自分がという姿勢ですね。
同じござるキャラでも中途半端な点蔵は既に負けているというのは笑ったw
そんな一同の中から前に進み出たのは我らが賢姉様、格好いい!
武者対変な女で勝負になるか疑問視するヨシナオにトーリが出した条件。
姉が勝ったら武蔵の王の座をくれというトーリにヨシナオは過去のことを思いだして。
自国の民と領土を守るため聖連に脅される形で武蔵の王になったんですね。
民思いで普通に良い国王様なんですねヨシナオ王は。
芸能系の主神であるウズメのマウス「ウズィ」を呼び出し二代と対峙する賢姉様。
賢姉のくねくねに合わせて一緒に踊るウズィとSEが可愛すぎる。
力の契約がエロとダンスのみで攻撃手段を持たない賢姉をそれでも二代は警戒。
それでも蜻蛉切の割断は用いず速度で賢姉と勝負することを選んだ二代。
速度を活かした二代の攻撃もしかし賢姉様には全く通用せず。
そんな賢姉様は自らの力を聞かれて自慢しちゃいました(^^;
賢姉の高嶺舞は他者の干渉を無効化するという防御に関しては無敵に近い術式のようで。
今の二代では自分に攻撃を届かせるに値しないと踏んでいるということなのかな。
通り道歌に通りませを用い更に舞い続ける賢姉ですが。
舞が奉納される限り私は高嶺とは舞えば舞うほど術式が強化されるってことかな。
何にしても賢姉の舞と二代の高速攻撃がぶつかり合うこの戦闘は熱いね!
僅かずつ二代の攻撃が通り始めたのは賢姉の中で二代の価値が上がってるからかな。
今までで一度しか泣いたことがない賢姉の過去を智が語ってくれました。
ホライゾンの死に責任を感じて自ら感情を殺していたトーリ。
殴って刺激の多い調味料を無理矢理突っ込む賢姉なりの叱咤激励は凄かったw
ここから愚弟呼びが始まり賢姉の言葉が今のトーリの行動原理に繋がってるんですね。
この時の衝撃を越えるものを賢姉に与えないと攻撃が通らないってきついですね(笑)
舞の合間に問われた相対の言葉に対し答えを返せない二代は蜻蛉切の割断を使用!
しかし名前を断ち切る蜻蛉切の割断も普段から偽名を使いまくってる賢姉には通じず。
ファッション感覚で数多の名前を使う賢姉に対しては蜻蛉切も形無しですね(^^;
そして二代が犯した三つの間違いについて往復ビンタを喰らわせつつ語る賢姉様w
自分のようないい女に逆らったことでいい女は惚れた相手にしか負けないもの。
高貴な自分に否定されたからといって売りの速度をあっさり捨てたこと。
最後は仕える相手に聖連とヨシナオを選んだ二代の足りない頭ではないということ。
二代の唇に血を塗る賢姉が過去回想におけるトーリのシーンと同じでしたよね。
人の今後の生き方に影響を与える賢姉の言葉の凄さを印象づける演出に思えました。
極東の侍なら極東の君主に仕えるのが勤めでホライゾン救出が二代の為すべきこと。
賢姉の言葉に押されて膝をついた二代ですが賢姉様迫力あるし無理ないですね。
自分のことを淫乱の身と称した二代の言葉には吹いてしまいましたがw
相対対決の勝負は賢姉の勝ちで終了。
このままトーリが王になれば武蔵は今までのような不自由から解放される。
しかし聖連はトーリを危険視し敵対の正当性を謳うことを危惧するヨシナオ王。
そんな彼に王は常に堂々としているべきと後押ししたのが他ならぬトーリだった!
約束通り総長連合、生徒会の権限は戻すが王権の移譲は行わない。
あくまで武蔵の王は聖連から派遣された武蔵王である自分が務めると語るヨシナオ王。
しかし自分の補佐として副王を二人置きそこにトーリとホライゾンを任命。
自分の権限を2、それぞれの副王に1ずつ権限を与える。
実質二人の副王がいれば聖連から派遣された王と同等の権利を持つことになりますよね。
王様は拒否権を持つので聖連派遣の王の意見を副王二人で無効化できるようになると。
ヨシナオ王頭が良くてこの場でインノケンティウスに敵対の意思を示しましたねぇ。
自分達の行いに非があるなら聖連代表会議にて是非を判断して欲しいと語るヨシナオ王。
聖連代表会議は国際会議で今の時代にそれに値する会議は聖譜に示されていない。
しかし正純が半年後のヴェストファーレン会議ならそれに値する会議と話して。
その半年の間は聖連との全面抗争になるが終わりがあるなら耐えられる。
その会議に行き大罪武装を回収し末世を回避するのが自分たちの為すべきこと!
大罪武装を本来の持ち主に返して貰うと自信満々に言いきる正純が良いですね。
相対対決は武蔵アリアダスト教導院側の勝利でありホライゾンの奪還が極東の総意。
ホライゾンを助ける術があり死ぬしかない人間でも死ぬために生まれたわけでもない。
それを皆が教えてくれたと語り一人歩き出したトーリが格好良すぎる!
俺のやりたいことだからこれ以上付き合わなくても良い。
皆も大切な人が困っていたら迷わず助けに行って上げてくれというトーリの願い。
お前らならそれが出来る、出来ない俺が保証する。
そう言って歩き出したトーリの姿はかつてのヨシナオ王が通った道と同じ。
でもトーリは決して一人ではなくて皆はトーリについていく道を選択!
アデーレが持っている槍の紋章が自分の国の紋章であることに気づいたヨシナオ王。
かつて彼が守った国民達は自分たちの不甲斐なさを嘆いていた。
アデーレの父の思いは娘に受け継がれそのアデーレが今度は王を守るために戦う。
人の思いはしっかり繋がっていると感じられて本当に今回は良いお話です。
トーリに付き従い並んで歩き出す一同とその姿を見守る大人勢の姿。
こういうシーンって凄く盛り上がるし熱くてワクワクしてきますよねぇ。
トーリの事を我が王と呼んだネイトも凄く印象的でした。
一同を迎えホライゾンを含めて全員で生還するように告げる酒井学長。
現場においては頑張るな、努力するな。ただ今まで積み重ねてきた全力を出す。
それで駄目だったら生還しなよと言い渡す学長の言葉が深すぎる。
皆の夢が叶う、ホライゾンが自分の夢を持つことができる国を作ると言ったトーリ。
その夢を実現するためにホライゾン救出に向けて本当に一歩を踏み出した一同。
やばい本当に熱い展開で盛り上がってきて楽しくなってきました!!
EDの全員が描かれた1枚絵も凄く良いですね。
次回 第10話「スタートラインのラッパ吹き」それぞれの人の思いが繋がっているなぁと感じさせられた回でした。
そして何より賢姉様がエロ格好良かった!
かつてホライゾンの死に責任を感じ死にそうになっていたトーリ。
そんなトーリを叱咤激励しその後の生き方に大きな影響を与えた賢姉様。
賢姉の言葉が今のトーリの行動理念に繋がっているんですよね。
そんな賢姉は今回二代に対しても影響を与えてくれました。
賢姉の影響を受けたトーリの影響を今度は周りのみんなが受ける。
ここから先は自分のやりたいことだから自分についてこなくてもいい。
その代わり大切な人が困っていたら迷わず助けに行って上げてくれと言ったトーリ。
みんなにとってその大切な人は他でもないトーリで迷わずトーリについてきてくれた。
こういう展開と人間関係って熱くて燃えるし本当に良いですよねぇ。
人の思いの繋がりという点ではヨシナオ王とかつての領民も同じでした。
自国の民のために自分を犠牲にしたヨシナオ王の思いは民にも届いていて。
逆に王のために何かを為せなかったと悔いてくれていたんですよね。
そんな思いがアデーレという生き証人という形でヨシナオ王の前に姿を現した。
かつて王を救えなかったという父親の思いを受け継いで。
娘であるアデーレが今度は自分の王であるトーリを助けに向かう。
本当に色々な人の思いや気持ちが繋がっていて今あの場所に収束している。
そういったものをはっきり感じることが出来たお話でした。
いや個人的には本当に感動的なお話で良かったと思います。
賢姉と二代のバトルも派手で迫力ありましたしね。
忠勝と宗茂のバトルもそうでしたが私は術式の詳細については分かっていないです。
それでも凄いことが起こっているんだなというのはしっかり伝わってくるんですよね。
そして今作は一言に強いといってもその形に色々なものがあって面白い。
単純な武力という面だけでは測れない戦闘というのも見所の一つかと思ってます。
シロジロが使っていた金銭取引で他者の能力を借用する術式ですとか。
今回の賢姉の絶対防御に近い力もそうですよね。
大罪武装や神格武装を持っていても相手次第では通用しないこともある。
本当に色んな種類というか分野の強さに特化した人間がいてそれを戦闘に用いる。
だから面白く感じるんじゃないかと個人的には思ってるわけです。
何にしても今回は賢姉様のエロ格好いい活躍が全てでした(笑)
ヨシナオ王も予想とは全然違う凄く良い王様っぷりで良かったです。
これ以上ないくらい盛り上がってきたし分からないなりについてきて本当に良かった。
次回がどうなるのか気になって仕方がなく楽しみすぎます。
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