日刊アニログ

悲しいはずの泣き顔が眩しくて輝いて見える
ももねこ様のお話は人知れず町を見回り奮闘するももねこ様の姿を描いたお話。
失恋カメラのお話は憧憬の路で失恋した志麻子さんと親友のまなみさんの関係を描いたお話。
さよみさんの暴走運転再び登場な回でもありましたね（笑）

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「ももねこさまの憂鬱、なので」
楓に鯛を差し入れして貰い一緒にほんわかムードの楓とももねこ様。
猫じゃらしを使って遊んでもらうももねこ様ですがこれは全部妄想でしたｗ
興奮して飛び込んだももねこ様は高いところから落っこちてしまうことに（＾＾；

失礼な事をいうのりえと悪気はないけど酷い楓の発言にももねこさまがお怒りに。
ももねこさまでも怒ることって普通にあるんですね（笑）
落っこちたももねこさまの身を案じてシャッターチャンスを逃す楓は流石ですね。

夜の町を見回りゴミを拾い困っている猫を助けて上げるももねこ様は偉い！
そんなももねこ様は当然他の猫にだって頼りにされて畑荒らし退治も依頼される。
猪は怖いけど女の子に頼られたら人も猫も関係なく奮闘するのは当然ですね。
でも実際に猪を目の前にして依頼者を置いて逃げたももねこ様は情けないｗ
ウソツキ呼ばわりされたくなく戻るかどうかで葛藤するももねこ様が可愛いです。

自分の不甲斐なさに落ち込むももねこ様は楓に写真を撮られても嬉しくなくて。
でも楓達に一緒にいるとほっとする、主、存在感があると言われ立ち直りに成功！
単身猪の元に乗り込んで戦いを挑むももねこ様はやっぱり格好いいよね。
最後は香ちゃんの助けもあって無事に猪を追い払うことが出来ました♪

沢渡姉弟はももねこ様の変化を敏感に感じ取ることが出来るんですねぇ。
ももねこ様と男の約束をした香ちゃんはその勇姿をしっかり秘密に出来ました。
人間とは違った大変さが猫の世界にもあるのでした（＾＾；

「失恋カメラ、なので」
りほさんと堂郷先生が居るほぼろに大荒れの様子で入ってきた志麻子さん。
ほぼろ焼きを大量注文するが変な意地を見せる堂郷先生と何故か張り合い初めて（笑）
やけ食いの結果倒れた志麻子さんは楓の家まで運ばれることになってしまいました。
それにしてもりほさんの写真タイトルのセンスは秀逸ですね（＾＾；

倒れた志麻子さんを介抱するためにちもさんとさよみさんも泊まっていくことに。
空気の読めない堂郷先生はちもさんの無言の笑顔の迫力を前に退散（笑）
あんな圧力の籠もった笑顔を向けられては退散するしかないですね。

翌日志麻子さんが泊まったことを知ったかおる、のりえ、麻音の三人。
皆で様子を見に楓の家に寄って見たのはまたしても食べ過ぎで倒れる志麻子さんの姿。
これにはちもさんとさよみさんに連れて来られた友人のまなみさんも呆れ顔（＾＾；

憧憬の路の時に志麻子さんが告白すると聞いていて結果が特に気になるのりえ。
まなみさんに結果を聞かされやけ食いの理由に納得する一同。
前回からその片鱗は見せていたけど麻音のこのドロドロ妄想は何なのか（笑）

ようやくまともに会話できるようになった志麻子さんを励ますさよみさん。
慰めイベントとしてドライブを提案しますが実態を知るちもさんはすかさず逃亡ｗ
大人の時間と称しさよみさんの車には志麻子さんだけが乗りますが楓達には好都合♪
さよみさんの恐怖の運転シーンは引き返すとこ以外はOVAと全く同じでしたね（笑）

恐怖の運転が終わり朝日山に着いた一同はそこで綺麗な夕焼けの景色を見ることに。
今までの写真を全て消去した志麻子さんはまなみさんに自分を撮ってとお願い。
でも誰よりも志麻子さんのことを理解する彼女が撮っても悲しい姿しか映らない。
強がらずに泣きたいときは思いっきり泣いて気持ちを自分にぶつけて欲しい。
理解し合える親友同士の会話が感動的すぎて泣けてきます｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

最後は全てをさらけ出した素直な可愛らしい志麻子さんをまなみさんが撮影。
悲しいはずの泣き顔がとても輝いて見える。
カメラの不思議をまた一つ新しく知ることになった楓なのでした♪

そしてCパートで明かされた志麻子さんの食に関する思わぬ真実。
いつも大食いで今回食べきれなかったのは失恋のショックで調子が悪かったからｗ
感動的な話だけでは終わらない今回のお話でした（＾＾；

次回 第10話「明日のわたしはどんなわたし、なので」

ももねこ様と志麻子さん、まなみさんがメインでしたね。
お祭りの時には描かれましたが夜の竹原の町並みはまた違って見えましたね。
ももねこ様視点だと目線が低いので町の見え方がいつもと大分違って見えました。
こういうところの作り込みというか描き込みも凄いですよね。

のりえは猫のももねこ様は気楽だと言ってましたが猫には猫の苦労がある。
動物の世界は人間の世界よりもずっとシビアで残酷ですもんね。
この作品ではそういう面は描かれないけどももねこ様が怒ったのも分かる気がします。
まぁ人間は人間でまた違った苦労や過酷な現実というのがありますけど（＾＾；
本当に何も考えずお気楽な存在なんて殆どいないのかもしれませんね。

他の人は気づかないけどももねこ様の変化を感じ取る楓と香ちゃんは印象的でした。
楓は普段からももねこ様ラブでいつも見ているけど香ちゃんは凄いですよね。
ももねこ様との秘密をしっかり守る香ちゃんは素敵でした♪

憧憬の路の時に思いが届かなかった志麻子さん。
こういう失恋エピソードは見ていて本当に切ないですけど。
志麻子さんをしっかり見ているまなみさんとの親友関係が感動的な話でした。
本当の意味で理解し合える親友がいるなんてそれだけで何と羨ましいことか！

相変わらず暴走運転は健在だったさよみさんの台詞も深かったですよねぇ。
あの運転の最中だっただけにありがたさ半減だったかもしれませんけど（笑）
傷心の志麻子さんを連れ出して上げたりと人のことをよく見ていますよねさよみさん。
それ以上に巻き込み体質で周りの人は大変でしょうけど（＾＾；

今回も安定の感動的なお話で何よりでした。
色んな話で感動と癒しを与えてくれるたまゆらはやっぱり最高ですねぇ。

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第9話「ももねこさまの憂鬱、なので／失恋カメラ、なので」
第8話「かわらない人かわりゆく時、なので」
第7話「竹灯りの約束、なので」
第6話「それはいつかの日のこと、なので／そしてある日のこと、なので」
第5話「ちひろちゃんがきてくれたよ！なので」
第4話「潮待ち島に聞こえる音、なので」
第3話「出現！たたかう女の子、なので」
第2話「やさしい香りに包まれた日、なので」
第1話「わたしのはじまりの町、なので」

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