16歳。今日は、最高の誕生日だ!部の発足に必要な人数を揃え顧問に宮内先生がつき正式に部として認められたかるた部。
団体戦で全国大会に出るために予選突破に必要な力を身につけようと意気込む千早。
合宿を行い初心者の奏と勉に体力をつけてもらおうと過酷な練習メニューを課すのだが…。
みんなに誕生日を祝ってもらい新からのお祝いメールの流れは本当に感動的でした。
部の発足に必要な人数を揃えかるた部は正式に部として認められることに!
しかし部長は千早以外の誰かがやることと指示され顧問は宮内先生が務めることに。
そこで部長は太一が務めることとなり千早はキャプテンに就任しました(^^;
今後の練習方法を巡り意見が割れた部長とキャプテンですがどっちが偉いのか(笑)
初心者の奏相手にも全く手を抜かない千早ですがそれはかつて新が行ったのと同じこと。
かるたを好きになってもらい皆で強くなって団体戦で全国大会へ行くのが千早の目標。
それにしても机君と肉まん君が互いのあだ名を意地になって呼び合うのには笑ったw
まずは激戦区の東京予選を勝ち抜くと意気込む千早ですが勉と奏は不安顔。
太一も個人戦で優勝を狙う千早の練習不足を懸念して自分のことに専念しろと忠告。
でも新を含め三人で初めて戦った時のように千早の団体戦に懸ける思いは熱かった!
太一にとってもその思いではやっぱり特別でそれを聞かされれば折れるしかないですね。
自分が取りやすく相手に取られにくい定位置を見つけ練習を重ねて体に叩き込む。
経験者の千早と太一を相手に必死に練習を繰り返す勉と奏の二人。
そんな中で奏が太一から初めて札を取ることに成功しましたね♪
仲間がいれば強くなれるはA級に上がった直後に千早が太一に言っていたことでしたね。
授業が終わってから下校時間までの練習時間ではかるたに必要な体力がつかない。
千早の何気ない一言からかるた部で合宿を行おうという話になりますが。
しかしかるたの練習が出来て宿泊できる場所となると中々見つからない。
そこで抜擢されたのが結婚式で連休に両親が家を空ける太一の家でした(^^;
みんなより先行して太一の家に来た千早は太一の部屋を覗きに行こうとして止められて。
小学生の時と違い男女を感じさせる発言で微妙な空気になる二人が何とも言えませんね
初めて太一の家に来た他メンバーはその豪邸ぶりに格差というものを実感することにw
太一がこれまでに取った賞など見てみんな感心しきりですが練習しないとですね(笑)
千早が課したハードなスケジュールをこなしていくメンバー。
強くなって欲しい、勝たせて上げたいという千早の思いからのきつい練習内容。
しかしそんな思いとは裏腹に初心者の勉と奏は体力の限界を迎えてしまいました。
なおも練習をという千早に一生懸命やってる奴を潰す気かと太一が止めることに。
食事も喉が通らないほどに疲弊しきってしまった奏と勉の二人。
そんなところに予想外に早く太一の母親と妹の梨華ちゃんが帰ってきてしまった!
持ち前の聴力を発揮し奏を連れて脱出する千早は流石というか何というか(^^;
そして千早が見たのは疲れ切り座り込んで眠る奏の少し痛々しい姿でした。
自分の部屋に奏を連れて帰った千早ですが眠ることが出来なくて。
かるたのことになるとかるたしか見えなくなり周りを顧みることが出来なくなる。
かつてそのような指摘を受けたのを思い出し自分のことを駄目だと落ち込む千早。
でも夜中に目覚ましをセットし起きた奏に突然連れて行かれた先には皆がいて。
自分のやりすぎを謝る千早ですが皆千早の思いやキャラは分かってくれていました。
そしてこの場に呼ばれたのは今日誕生日を迎えた千早を祝うためでした♪
皆に受け入れられかるたを好きになれそうと言われて誕生日を祝ってもらい。
思わず涙を流した千早ですが良いなぁこういう仲間がいるって本当に羨ましい!
仲間が結束し笑顔を見せる千早を見守る太一の元へ届いた衝撃的なメール。
それはこの前の非礼を太一に詫び千早の誕生日を祝う新からのメッセージでした。
これを見て千早は嬉しさを抑えきれず太一は複雑な胸中を隠しきることが出来ない。
いやー面白い、面白すぎますよちはやふる!
次回 第10話「ゆくもかへるもわかれては」部長とキャプテン、太一と千早。
宮内先生から言われて話の流れで役職が別れたかるた部ですが。
ここから両者の指導方針というか考え方の違いを見事に描きましたね。
そしてそこから生じる悩みやメンバーの結束に繋げる展開が素晴らしかった。
千早としてはかつて新と対峙しその圧倒的な力の差を見せられかるたを好きになった。
だから初心者二人にも手を抜かずかるたを好きに強くなって欲しいと願いました。
でも圧倒的な実力差を見せられるのが誰にとってもプラスに働くわけでは当然なくて。
むしろ逆で始めたばかりで実力差を見せられればやる気を無くし潰れてしまう。
こっちのパターンの方が多いかと思うわけです。
実力の差に絶望し背を向ける存在は今作でも既に何人か登場し描かれてますよね。
前回の肉まん君も新との差を知りかるたから逃げてテニスに転向しました。
太一も小学生時代に初めて白波会を訪れたときにその事について言及してましたよね。
源平戦で圧倒的な力を見せる新に対して悔しさを隠さず対抗心を露わにした千早。
そんな千早に何でこんなに実力差があって悔しがれるのかと太一は言っていました。
誰もが千早のように前向きに対抗心を持てるわけではない。
千早自身もその事を指摘され知っていたけどかるたのことになると周りが見えなくなる。
でもそんな千早のキャラクター性や思いを部員はしっかり受け止めていてくれました。
いつも前向きでかるたに真っ直ぐな千早がいるから皆頑張ることが出来る。
千早は皆に影響を与えて引っ張っていくリーダーシップを持った存在ですよね。
周りが見えなくなる千早だから状況を冷静に見ることが出来る太一が重要になる。
みんなと同じ視点に立ち心情を理解し常にどうするのがベストかを考えることが出来る。
そういう意味では太一が部長というのは最も良い選択ではないかと思うわけです。
部長とキャプテンという違う呼び名の役職を用いて違った方向性のリーダーシップ。
指導方針や考え方の違いを示すことが出来た回だったのかなぁと思います。
あと今回は年頃の高校生らしく「男女」を意識させるシーンがいくつかありましたね。
太一の部屋を訪れ部屋を見ようとした千早をそれとなく止める太一とか。
新からのメールを受け取った後にケーキを差し出す千早に顔を寄せて食べる太一とか。
そんな太一の行動にいつもと違った反応を示す千早も見ものでしたよね~。
太一が多くの賞や資格を持っていることが今回描かれましたが。
世間的には成功者の太一でも千早という本当に欲しい存在は簡単には手に入らない。
この三人の恋愛模様がどうなっていくかも凄く楽しみな要素の一つですね。
新や千早は今は恋愛よりもかるたラブなのかもしれませんけど(^^;
それにしても太一は見知らぬアドレスと言ってたけど新はどこでアドレス知ったのかな?
年賀状での交流は引っ越し後もあったようなのでそこに記載していたとか。
福井に二人で行った際に千早が残した手紙に書いてあったとか。
それとも作中で示されてないだけで福井訪問後に何らかの連絡を取り合ったのか。
ちょっと謎な部分だけどここに関してはそれほど深く考える部分でもないですね(^^;
今回はEDの入りがいつもと違い歌詞も2番以降が用いられましたが。
これも今の状況やシーンにあっていて本当に素晴らしいですよねぇ。
早くCD欲しいけどフルの収録はサントラが初とのことで発売は来年1月…。
待ち遠しいですね本当に(笑)
何にしても東京予選に向けて合宿を行い更に結束することができたかるた部。
奏ちゃんや勉君のレベルアップも見ものですし団体戦を勝ち上がる展開にも期待したい。
とは言ってもそんなに簡単にはいかないかもしれませんけど。
本格的に動き出したかるた部の動向には期待せずにはいられない~。
関連商品バップ (2011-12-21)
売り上げランキング: 165
99RadioService 山下康介(音楽) 瀬戸麻沙美
バップ (2012-01-18)
売り上げランキング: 3817
99RadioService
バップ (2011-11-30)
売り上げランキング: 387
関連エントリー第9話「しのぶれど」第8話「たえてひさしくなりぬれど」第7話「ひとこそみえねあきはきにけり」第6話「けふここのへににほひぬるかな」第5話「よはのつきかな」第4話「しつこころなくはなのちるらむ」第3話「ふれるしらゆき」第2話「からくれなゐに」第1話「さくやこのはな」
- 関連記事
-