生きることを諦めないで!初回なのに息つく間を与えない展開が連続でしたね。
響がどうなってしまうのかを最初に見せるという話の構成も面白い!
そして作品タイトル通り作中の歌に対する力の入れ具合は半端じゃなかったです。
人を炭素の固まりと化す認定特異災害ノイズ。
これには通常兵器では効果がなく唯一の対抗策がシンフォギアシステムを纏い戦うこと。
その戦闘の場に偶然居合わせてしまったのが主人公である響でしたね。
今回見て思ったのは響もまた最初は自らの意思ではなく巻き込まれ型だなぁと。
ツヴァイウィングのライブを見に来たのも未来からの誘いで響の意思ではなかったし。
結果として生でライブを見て魅力に引き込まれるもその後の騒動で致命傷ですもんね。
事件後に調べても騒動の事実はあってもツヴァイウィングの戦闘の記録はない。
リディアン音楽院に入学したのも憧れの翼がいるというのももちろんあるでしょうが。
それ以上にあのライブであった真相を確かめたいという思いが強いのだと思います。
結果として翼と再会したその日にまたもノイズに襲われてしまいましたが。
細胞や心臓を浸食する描写の後に発言するシンフォギアシステムが凄い不気味です。
その後の響の顔というか目がアレだっただけに(^^;
響が覚醒したグングニールは元々彼女が秘めていた力なんでしょうかね?
それともあのライブで助けてくれた奏の影響を受けたものなのか。
個人的に今回一番衝撃的だったのがこの奏の死なんですよね。
まさか公式キャラ紹介で2番目にいる彼女が1話にして死んでしまうとは夢にも思わず。
ただ翼や響にとっては心の中でとても大きな存在になってるのは間違いないはず。
今後は二人というか主に翼の回想の中で再登場する可能性はあると思います。
翼にとって奏がいかに心の支えだったのかは今回を見て分かりました。
ライブ前も集中できず不安な翼を励ましていたのは奏であり戦闘では頼れる相棒。
言わば翼の表の顔であるアイドル、裏の顔であるギアを纏って戦う戦士。
この両面、公私に渡って心を許せる数少ない存在だったのではないかと思います。
これが2年前のライブシーンを見て私が翼に対して抱いたキャラの印象なんですが。
現在に時間軸が戻りノイズと一人で戦う翼を見てよりその思いを強めたと言いますか。
叔父で司令官の弦十郎の指示をはね除け一課の協力を拒み一人戦い続ける姿。
奏のようにノイズとの戦闘でこれ以上人が死ぬのを見たくないとも取れるんですが。
それ以上にこの2年の間翼にとって心許せる人間が他にいなかった表れなのかなぁと。
音楽院でもトップアイドルとしてある種崇拝の対象で良い意味で他者に敬遠されがち。
本当に色々な意味で一人ぼっち、孤独な存在として描かれていたのかと思います。
それだけに新たにシンフォギアシステムを纏う響の登場が変化をもたらしそうです。
翼にどういう影響を与える存在になるのかは非常に楽しみ。
最初に書いたように響が迎える結末は物語冒頭で既に確定してしまいました。
巻き込まれ型と書きましたが最初はそうでも徐々に自分の力と向き合っていくと思う。
そしてその力で自分に何が出来るか、為すべきかを考えていくのかなぁと。
そうなったとき当然自分を命がけで助けてくれた奏の影響は受けると思います。
そして奏のように誰かを守るために彼女と同様の手法を最後に使うのではないかと。
その結果として冒頭の墓参りのシーンに繋がってしまうのではと妄想しました。
次回 第2話「雑音と不協和音と」またしても長々と書いてみましたが完全に個人の妄想レベルの内容です(笑)
今回は物語と言うより各キャラに抱いた印象を中心に感想を書いてみました。
キャラも良いんですが物語も重みがあって凄く面白そうです!
物語やキャラ以外に今作の中心要素の一つである歌も凄い良かった。
戦闘シーンに入る挿入歌や必殺技の文字とかもバトルを熱く盛り上げる重要な要素。
そして今回は何と言ってもツヴァイウィングのライブシーンの凄さ、これに尽きる!
この作品にとって歌というのがいかに重要なファクターであるのか。
あのシーンを見て制作側の意気込みや作り込みを存分に感じ取ることが出来ました。
いや、それでも1話を見ただけなので先のことはまだまだ分からないんですけど(^^;
個人的には当初の予想よりずっと面白くて楽しめました。
謎の敵であるノイズ、全容が掴めないシンフォギアシステム、重い世界観。
シンフォギアを纏い戦う翼や響の活躍に期待したいですね。
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