それが僕にとってどれだけ得難い言葉だったかやっぱり凜々蝶様は可愛らしくて誰よりも優しい素敵なお方ですね!
自分を見てくれる人のために応えてあげたいと奮闘する凜々蝶様最高です。
名家である白鬼院ではなく一個の人間として見てくれる双熾という人物との出会い。
それだけでなく自分が今まで欲しくても得られなかった言葉をかけてくれた。
そんな双熾に報いたい、応えてあげたいと考える凜々蝶は優しい子なんですよね。
しかし今までの人生で形成された悪癖は容易に克服できるものでもありませんでした。
凜々蝶が人を思いやることの出来る優しい子というのは今回だけでも分かりますよね。
連勝さんの染みを拭き取ってあげて染み取りを渡してあげる律儀さとか。
双熾を買い物に連れ出してそれとなく彼の必要なものを聞こうとしたりとか。
でもそこで素直になれず照れ隠しのように悪態をつくのが自分でも理解している悪癖。
ただ双熾や連勝さんが凜々蝶の言葉と本心が違うの理解しているのが良いですね。
二人に限らず妖館の面々だって少なからず彼女の本質を理解してくれてると思う。
この周りの人間が凜々蝶が今まで接してきた人間と全く違うのは大きいですよね。
彼女の悪癖が周囲の環境によって形成されたものであるならば。
それを克服するためには彼女一人の頑張りだけでなくて周りの力も必要になる。
自分のことを理解してくれる人間の存在というのはそれくらい大きいものだと思います。
そんな妖館の面々の中でもとりわけ双熾が凜々蝶に与える影響はとりわけ大きいはず。
凜々蝶の言動の変化は双熾に応えたいという気持ちが源泉になると思うのですよ。
常に傍に付き従いいつも一緒にいる存在なので余計にですよね。
悪態をついても気にせず接してくれる双熾という存在。
自分の本心を理解し離れることもないのは安堵感を与えてくれるというか。
双熾になら全てをさらけ出したとしても大丈夫だと思わせてくれるというか。
いや彼の場合額面通りのきつい意味の言葉でも普通に喜ぶでしょうけど(^^;
そんな双熾に応えたいという凜々蝶の思いは行動にも表れていました。
先祖返りしてでも塗り壁から脱出したのは双熾を独りで待たせたくないという一心から。
歓迎会への出席も自分だけではなく双熾の歓迎会でもあると知ったからでした。
双熾のために何か特別なことをして応えてあげたいと考えていた凜々蝶でしたが。
特別なことしなくても彼のためにと思ってあげるだけで双熾には充分すぎるんですよね。
双熾だって凜々蝶の考えは言われずとも当然理解しているはずです。
だから最後の凜々蝶からのメールは双熾にとって本当に嬉しい事だったと思います。
例え短くて不器用な文面でも凜々蝶からの本心がこれでもかと出ているメール。
これからどうぞ宜しくお願い致しますと自分の存在を認めてくれる内容。
凜々蝶様には応えてあげたというつもりは全然ないメールだったと思います。
しかし気づかなくとも既に双熾に対し最大限に応えてあげられた良い終わり方でした♪
今回使用された曲目「楽園のPhotograph」:御狐神双熾(中村悠一)
歌:御狐神双熾(中村悠一) / 作詞:藤原ここあ / 作曲:CHI-MEY / 編曲:大久保友裕、CHI-MEY
これぞ忠犬・御狐神双熾役の中村悠一さんが歌う凜々蝶様を讃える歌(笑)
双熾の頭の中も部屋の中も本当に凜々蝶様一色でもうここまで来ると清々しいよ!
最後に指を立てて秘密ですと言わんばかりの双熾が面白いです。
そりゃこんな部屋の中を他人に知られるわけにはいかないでしょう(^^;次回 第3話「ほんとうの契約」長くなった上に上手く纏められなかった気もしますが。
やっぱり良いですね妖狐×僕SS!
面白いし作品全体から温かさを感じられると言うか。
登場人物が皆優しくて他人のことを考えてあげられているのが伝わって来て。
先祖返りした特殊な生い立ちという理由も少なからずあるとは思うんですけど。
同じ境遇だからこそ互いに理解し支え合っていこうというのに繋がってますよね。
凜々蝶様はどんなお姿になっても可愛らしいのは変わらなかったですしねぇ。
眼鏡をかけた姿も先祖返りした姿も可愛さに凛々しさが加わって非常に良かった!
歓迎会のために一人奔走していたカルタもズレてたけど良い子過ぎますよね~。
双熾は双熾で安定した忠犬っぷりを発揮してくれましたしね。
1秒でも離れたくないからと言ってトイレの中にまで付いていこうとするのは(笑)
個人的には応援したいけど凜々蝶様は可哀想だからそれは辞めてあげて欲しいですね。
次回は妖館を出て凜々蝶様の学園生活も見られそうですね。
妖館の皆は優しくても新しい学園で同年代の子がどういう反応するかはまた別の話。
そこで上手くやっていけるかどうかはこれからの凜々蝶様次第と言うことですね。
次回も楽しみすぎて待ちきれないです。
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