これから一生懸命頑張って奏さんの代わりになってみせます!生きてきた境遇の違い、戦いに対する意識の違いから来るすれ違いが切ないです。
翼が響のことを認めるのにはまだまだ時間がかかりそうですね。
今作も良い意味で予想通りに進行しなくて毎回面白いですね。
前回のあの引きだったのに今回の出だしはあれから1ヶ月後から始まったので。
一瞬1話すっ飛ばして見てしまったのかと勘違いしてしまいました(笑)
生まれたときから戦士としての戦闘訓練を積んできた翼と普通に生きてきた響。
響も大切な人を守るという戦う理由はあるが翼から見れば覚悟が全然足りていない。
響が奏の代わりになると言ってもその発言も軽くしか聞こえないと思うんです。
だから翼が怒りを表すのも仕方のないことだとも思います。
ただ翼が怒るのも響の覚悟のなさに対する感情とは別のものがありますよね。
突如現れた奏の力を受け継ぐ響という存在自体に対する戸惑い。
何より奏を死に追いやったのは自分の無力さ故と自分自身に対する怒り。
こういった複雑な感情が絡んでいるせいか翼という子がとても難しい子に見えてきます。
司令の介入で戦闘行為は未遂で済みましたが結局相容れないまま日々が過ぎていく。
二課の人間としてノイズと戦い始めた響だけど成長する様子もあまり見られない。
結果として二人の距離は縮まることなくすれ違った状態のままでした。
二課の一員として行動する響はもう一つのすれ違いとも直面することになりましたね。
響が自分には言えない事情を抱えそれを察した上で協力してくれる未来。
何も聞かずにそれでも響を支えてあげる未来は本当に健気で良い子だと思います。
ただ口には出せずとも内心は穏やかじゃないし不満に思うこともあるはずですよね。
自分が抱える事情は話せないけど響にとっても未来が大切なのは同じで守りたい存在。
ノイズとの戦闘という非日常の世界に身を置けるのも未来の存在が大きいと思います。
何をしても守りたい存在だし今の響にとって唯一安息できる居場所でもあると思うんです。
そんな二人だから久方ぶりに一緒に出かけて星を見るという約束も大きいはずです。
しかし突然のノイズ襲撃によりその約束を反故にせざるを得ない状況になってしまう。
二人が受けたショックは相当のものでしょうし後の響の戦闘を見ても明らかですよね。
今回は互いに考えや生き方が相容れずにすれ違う翼と響。
互いを思いやり考えや生き方が似ているはずなのにすれ違う響と未来。
全く正反対なのにすれ違う三者の関係を上手く描いたのかなぁと思います。
次回 第4話「」今回は翼、響、未来の三人の関係性を中心に感想を書きましたが。
それ以外にも今回は戦闘やノイズ関連で気になる点多数の話でもありました。
翼と響の戦闘に介入した司令官弦十郎の圧倒的な強さとかですね。
今回一番びっくりしたのがこの弦十郎介入のシーンでした。
シンフォギアシステムなくてもノイズと戦えるんじゃないかと思うくらい(笑)
他にも戦闘で言えば感情の高ぶりと共に戦闘能力を増した感じがする響もですね。
一応理性はあるけど軽い暴走状態と言えるんじゃないかという危うさも感じさせます。
この点に関しては後々大きな問題にも繋がってきそうな気もしますがどうなるか。
ノイズや完全状態の聖遺物デュランダルについても触れられましたね。
ノイズ発生件数の異常増加はここ十数年のことで人の作為の介入がある可能性。
更に二課の当面の目標がデュランダルの起動にあるらしいことなども判明しました。
ノイズVS人間という構図の他に人間VS人間の対立構図があることも示唆されました。
ノイズの発生は太古の昔からあるという話は出てきましたが。
最悪の場合ノイズが人為的に発生させられている可能性もあるってことなのかな。
後は何と言っても最後に登場した鎧の少女ですよね。
公式のキャスト紹介から名前は雪音クリスでいいのかな。
彼女の纏うシンフォギアシステムについて翼は心当たりがありそうですが。
二課とは違う勢力の人間なのかどうかも気になりますし次回も楽しみです!
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