災厄は止まらない。これからも人が死ぬいない者対策は失敗に終わり災厄も止まらず犠牲者は増える一方。
恒一達は唯一災厄が止まった15年前について調べ始め新たな対策を模索するが・・・。
覚悟はしていたつもりだったけど初っ端からそれを超える衝撃でしたね。
母親の介護疲れと自分の生徒が次々と死んでいくという現実に耐えられなくなった。
担任の久保寺先生が母親を殺害し自殺という手段に踏み切ったのも仕方がない。
精神錯乱状態になって先生が生徒を殺す展開もありかと思っていましたが。
とりあえず今回の犠牲者は先生と彼の母親の二人で一応決着がつきましたね。
それでも自殺シーンは生々しすぎたし生徒の前でやらんでもと思ったけど(^^;
先生が犠牲となりいない者を二人に増やしても効果がないことが実証されました。
それにより恒一と鳴のいない者としての役割もこれを持って一旦終了の運びのようで。
泉美は恒一との関係は元に戻したけど鳴に直接話しかけることはしませんでしたね。
話しかけたとしても二人一緒の扱いでどちらかというと恒一に話しかけている感じ。
勅使河原君は鳴と普通に話してたけど今までがアレだったので凄い新鮮ですね。
いない者対策が無駄に終わったと知った恒一達が目を付けたのが15年前の3組の話。
怜子が言っていたように夏休みの間に何かを行ったことで唯一災厄が止まった年。
千曳司書から語られたことでその何かがクラスの合宿と夜見山神社への参拝と判明。
その年以降の3組が同じことをしても災厄が止まらなかったので確定事項ではないけど。
クラス合宿と参拝が何かの要因になっている可能性は捨てきれないですよね。
更に15年前に自らが災厄を止めたと語る松永克己なる人物からの新情報。
彼の様子を見ると災厄は止めたけど何か罪悪感を覚えることをしでかした様にも見える。
災厄を止めるために例えばクラスの何人かを意図的に犠牲にしたとかなのかな。
その犠牲者の中にたまたま増えた一人が入っていたことで災厄が止まったとしたら?
ただそれだと増えた一人を特定できない以上は有効な手掛かりは残せないし違うかな。
怜子のクラスメイトだった松永が残したという災厄を止める手掛かりはどこにあるのか。
現在は記憶改竄の影響を受けたせいかその事に関する記憶をなくしているようですが。
今まで絶望しかなかった状況でしたが僅かながら一筋の希望の光が見えてきました。
恒一達はその手掛かりを見つけだし現象を食い止めることが出来るでしょうか。
次回 第8話「Hair stand -紺碧-」いない者対策を講じても効果がないと判明し再び恒一達と交流を図る泉美や勅使河原君。
今までの状況が状況だっただけに彼女たちの態度も仕方がないものがあったと思います。
それだけに恒一が全ての事情を知ったこともありようやく本来の泉美達の姿が見えたかな。
彼女たちが自然体で接してくれたのは転校してきてから初めてのような気がする。
もちろん泉美が忠告したように恒一や鳴を逆恨みしてる生徒も少なからずいるでしょう。
恒一達がしっかり役目を果たさなかったせいで災厄が発生してると考えても仕方ない。
みんながみんな泉美や勅使河原のように物分かりが良い人間ではないと思うので。
今回も気になる点は数え切れないくらいあったと思うけどまずは父からの電話ですよね。
記憶の齟齬は今回は見られなかったけど相変わらず途中で混じるノイズが気になる。
最初はインドという遠方からの電話だからと思っていたけど何か違う要因も絡んでそう。
思えば水野さんや勅使河原の電話でもノイズは発生していたしこれって何かあるのかな。
一番最初に思いつくのはノイズ発生時に記憶改竄が起こってるということなんですが。
これに関しては特別なことは何もないかもしれないし完全に妄想の域を出ませんね(笑)
次に気になったのは泉美と恒一の喫茶店でのやり取りでしょうか。
泉美が冗談めかして語った恒一が死者で15年前に既に死んでいるのではないかという話。
15年前に死んだかどうかは別としてこれは一概に無いと切り捨てられない可能性がある。
1年半くらい前に夜見山に恒一が来ていたという父親の話もあるしまだ分かりませんね。
記憶にはないけど恒一とどこかで会って握手を交わしたと語る泉美も気になります。
1年半くらい前に来た時に会っていて記憶改竄の影響でその事は忘れているとか?
それとももっと以前に会っている可能性もあるしこの二人の関係も気になりますね。
本筋とは外れるけど普通に接してくれるようになった泉美可愛すぎじゃないかな。
屋上の会話からも分かるけどやっぱり責任感が強くて凄く良い子なんですよね。
勅使河原君と望月君が来た時にさり気なく恒一の隣に移動するのとか堪りませんよ。
まぁあれは勅使河原君が心底嫌だったっていうのもあるんでしょうけど(笑)
そんな泉美と若干良い感じの恒一君ですがやっぱり本命は鳴ちゃんでしょう。
松永の手掛かりについて鳴に報告に行った時にさり気なく電話番号ゲットしてるし。
もちろん恒一が鳴に対して頂戴とか教えてと言ったわけではないですけどね(^^;
これが自然に出来ちゃうのがイケメンで要するに羨ましいなくそぅと言う感じです(笑)
さて次回は災厄を止めるのに重要な要素の一つとなり得る合宿回でしょうか。
同時に水着回でもあるようなんですが今作においては水着回でも素直に喜べないですね。
それ以上に予告では楽しそうな合宿でどんな凄惨な光景が繰り広げられるかと不安で。
ただまぁ予告の泉美の水着や鳴ちゃんのスク水姿は眼福だったのは間違いない。
次回も期待半分不安半分で楽しみに待つことにしましょう。
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関連エントリー第12話「Stand by oneself -死者-」第11話「Makeup -惨劇-」第10話「Glass eye -漆黒-」第9話「Body paint -連鎖-」第8話「Hair stand -紺碧-」第7話「Sphere joint -変調-」第6話「Face to face -二人-」第5話「Build limbs -拡散-」第4話「Put flesh -輪郭-」第3話「Born work -骨組-」第2話「Blueprint -思惑-」第1話「Rough sketch -素描-」
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原作にない描写も少なからずあって、スタッフが赤沢さんをグイグイ押して来ているのを感じましたw
>精神錯乱状態になって先生が生徒を
そういう改変もひょっとすると…と思っていましたが、ここは原作通りでした(^^;)
十分に地獄絵図でしたが…
>やっぱり本命は鳴ちゃんでしょう。
ですよね(^^)
いない者の役割が終わっても相変わらずのイチャイチャ…うらやましいですw
>次回は災厄を止めるのに重要な要素の一つとなり得る合宿回でしょうか。
水着回と合宿回は別の話で、まず次回はOBの松永さんを訪ねる展開に…という気がします(怜子さんが映っていたので)
原作にないパートなので何が起こるか全く予想がつかない水着回。色々な意味でドキドキですね(^^;)