たまには繋がってもいいんじゃないかな?災厄を止めるための唯一の手掛かりを求め松永と接触を図る恒一達。
夜見山市外へ出て安全だと思われたがそこでも新たな犠牲者が出て・・・。
今までで一番普通の日常回でもあったけどやはりタダでは終わりませんでしたね。
怜子と松永が話してる時に海を凄い早さで疾走する船を見て嫌な予感はしたんですよ。
ただまさかビーチボールを取りに沖まで泳いでいった中尾君があんなことになるとは。
恒一達と同じで夜見山市外に出ているから大丈夫だろういう思いが少しはあったので。
後は夜見山市を車で出る時のシーンも結構怖いと感じさせられる部分でした。
冒頭でスイカ割りのシーンが出ていたので全員が無事だっていうのは分かっていたけど。
不気味な音楽と共にエンジン音を響かせて横を通り過ぎるタンクローリーは怖かった。
あのタンクローリーがいつ乗用車側に突っ込んでくるかとハラハラしてしまいました。
本当に最後と車の運転シーン以外は普通のバカンス回だったと思うんですよね。
夜見山の外に出て色々なしがらみから解放されて各キャラ今までにない面も見えたし。
どちらかというと暗い雰囲気を漂わせていたクラスメイトや怜子さんの明るい面とか。
各キャラクターから受ける印象が今までのものとは全然違うものがありました。
いつもはキツイ印象を受ける対策係の泉美と杉浦さんも凄い楽しそうに遊んでいたし。
望月君はお姉さんの影響で年上好きなのか怜子さん相手に若干ときめいていたようだし。
勅使河原君に関してはまぁいつも通りといえばいつも通りで変わらないですけど(^^;
たまたま家族旅行で同じ場所に来ていた鳴ちゃんが見せた反応はいつも以上の破壊力。
砂山を波にさらわれてがっかりしたりタコに絡まれて怯えたりとか可愛すぎでした。
今回一番重要だったのは怜子と松永さんの会話であったことは間違いないと思います。
災厄を止めるための唯一の手掛かりは当然として二人の間の記憶の齟齬も気になります。
怜子の方は全く身に覚えがないようですがつい最近会わなかったかという松永の台詞。
恒一と父親の間にも記憶の齟齬がありましたがこれと繋がってくる話なのかもしれない。
仮に父親の言い分が事実だとすれば恒一は一年半前に夜見山市に来ていることになる。
ただ何のために夜見山市に来ていたのかは誰も語ってないため現時点では不明ですよね。
でも今回怜子と松永さんの会話を聞いて一つの可能性が浮かび上がってきた気がします。
怜子は法要と言い松永さんは葬式にしか出ていないというような発言をしていました。
つまり一年半前に誰かが死亡しその葬儀の席で二人は会っていたのではないのかなと。
そう考えるとじゃあその葬儀の対象である死亡した人物は誰かという疑問が生じますよね。
以前の感想で書きましたが恒一が死者で増えた一人なら葬儀の対象は恒一の可能性がある。
ただそれでは夜見山市外にいて記憶の改竄を受けない父親が恒一を生きてると扱うのは変。
更に親しかったとは言え怜子の甥の葬儀に松永が出席するというのもおかしな話になる。
では一年半前に死亡したのは誰かと続けて考えると次に思い至るのが怜子なんですよね。
彼女が死亡していたと考えると甥の恒一は当然葬儀に出席するし親しかった松永も同様。
葬儀に関してだけ言えば恒一が死亡したと考えるよりは辻褄が合うし自然だとも思う。
ただこれだと災厄や増えた一人との関連性があるのかないのかが分からないんですよね。
怜子が死亡しているのに皆が普通に接しているのは間違いなく記憶の改竄の影響のはず。
ただ増えた一人は過去の災厄による犠牲者だしクラスの中に入り込んでいるはずだし。
怜子が生きているとされるのは死者の関係者だからとするとやっぱり恒一が怪しいし。
うーん考えれば考えるほど訳が分からなくなってきたので大人しく先の話を待とう(笑)
中尾君の死を見て何かを思い出した松永によれば教室に何かを残したとのこと。
メモの類ではないようで予告を見るとカセットテープにヒントを吹き込んだとかかな。
しかし"現象"の前では記録の改竄も起こるしテープも例外ではないのかもしれない。
ようやく手掛かりの在りかが掴めたけど果たしてそれは有用なものなのかどうか。
次回 第9話「Body paint -連鎖-」というわけで息抜きは出来なかったけどそれでも素晴らしい水着と日常回でした。
ヒロイン勢はみんな可愛くて眼福だったけどいつ何が起きてもおかしくないのが今作品。
そういったこともあって嬉しいんだけど素直に楽しめない不思議な水着回だったなぁと。
相変わらず恒一君の隣に自然に座ろうとする泉美がもう堪らなかったです。
何で彼女が対策係になったのかとか例年の選考基準も語られたけどそれどころじゃないw
ただ理由を聞いたら責任感の強い泉美らしい理由で立候補したんだなと感じました。
スク水姿を惜しげもなく晒して偶然恒一達が向かった先で居合わせた鳴ちゃん。
もう恒一とは切っても切れない何か特別な縁で結ばれているとしか思えない出会い方。
勅使河原君の勝負に律儀に付き合ってくれたり一緒に遊んだりとやはり根は良い子ですね。
さて次回は今回とは一転したまた血なまぐさい展開に戻りそうな気配満点ですね。
更に予告最後のカットに映る血みどろで眼鏡をかけ傘を持ったあの子は((((;゚Д゚))))
公式サイトのキャラ紹介にもいつの間にか藤岡未咲という人物の項目が出来ているし。
死んだ人間が亡霊のように出現して襲ってくると言うホラー展開になったりするのか。
サブタイトルの連鎖という言葉通り相当数の犠牲者が続出しそうな気もして早くも怖い。
Body paintだって今作で言ったら身体を染めるものはたった一つしか思い浮かばないし。
次回はまた相当の覚悟を持って視聴しないといけないようですが楽しみでもあります。
終盤に差し掛かっているしそろそろ見え始めてきてるものもあるので続き気になるー。
関連商品角川書店 (2012-03-30)
売り上げランキング: 368
綾辻 行人
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-02-29)
売り上げランキング: 203
綾辻 行人
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-02-29)
売り上げランキング: 208
関連エントリー第12話「Stand by oneself -死者-」第11話「Makeup -惨劇-」第10話「Glass eye -漆黒-」第9話「Body paint -連鎖-」第8話「Hair stand -紺碧-」第7話「Sphere joint -変調-」第6話「Face to face -二人-」第5話「Build limbs -拡散-」第4話「Put flesh -輪郭-」第3話「Born work -骨組-」第2話「Blueprint -思惑-」第1話「Rough sketch -素描-」
- 関連記事
-
冒頭の飛び散る鮮血(と見せかけて果肉)とか、妙に不気味なタンクローリーとか、心臓に悪かったです…
あの距離で鳴ちゃんを難なく視認…恒一の鳴ちゃんアンテナの感度は高すぎだと思いますw
今回も赤沢さんプッシュ強めでしたが、台詞が少なくても鳴ちゃんの可愛さは安定してましたね。
嬉しそうに見せた海藻を食材向きじゃないと言われてガッカリする様子とかも可愛かったです(^^)
予告を見る限り次回もオリジナル要素がありそうなので期待してます。
(藤岡未咲はコミック版同梱のOVAに登場するみたいですね。TV本編でも何らかの形で登場があるのかも…?)