日刊アニログ

そのお見合いちょっと待ったぁ！
あり得ないとしても彼氏としての自信が揺らいでいる時にお見合い話となれば焦りますよね。
それにしても何かにつけて教官と呼ばせる機会を伺う我らの紳士は流石でした（笑）

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安定のジョージさんのナレーションがあって安心したというか何というか。
これがあってこその紗江ちゃん編じゃないかなと個人的に思っていましたので。
全編通してこれだとアレかもだけど紗江ちゃんエピソード特有のものですしね。
純一の心情を語る上での一つの演出方法だと思いますしまぁ良いんじゃないかなと。

あの創設祭から10ヶ月あまりが経過し順調に交際を続ける純一と紗江ちゃんの二人。
しかし10ヶ月という時間は人間誰もが変化し成長していておかしくない十分な期間。
引っ込み思案で人見知りな紗江ちゃんでしたが純一との交差を得て成長していました。
特に対人関係に関しての成長は著しく苦手だったことも改善されてるのが伺い知れます。

創設祭のベストカップルコンテストでの印象も強く今や紗江ちゃん人気はうなぎ登り。
先輩後輩同級生を問わずに学校中の男子から一目置かれている人気者になっていました。
しかし肝心の彼氏である純一はその現状を指摘されるまで気づかないという体たらく。
紗江ちゃんを見守ってあげられるのは自分しかいないという思いもあったかもしれない。

周りが紗江ちゃんに注目し自分が彼氏として認識されていないのではという現状。
美也から指摘されようやく気づき危機感を抱いて彼氏らしい振る舞いを心掛ける。
しかしいざ頑張ろうとしても今まで紗江ちゃんの顔しか見ておらず嗜好が分からない。
保険をかけて両方の味を持っていったり女性陣の意見を取り入れる純一には笑ったｗ
いや純一がそうする気持ちも分かるんですけどせこいというか狡猾というか（＾＾；

それに比べて自分の嗜好をハッキリ把握し献身的に尽くしてくれる紗江ちゃん。
バイト先でもしっかり働き今年の創設祭の実行委員も任される紗江ちゃんの成長ぶり。
純一が彼氏として自分に自信を持てなくなり不安になる気持ちはある意味当然ですね。
そこに美也が紗英ちゃんにお見合い話が来てると言い出せばそりゃ焦りますよ（笑）

結果的には美也の早とちりで単に勘違いしただけという話で終わりましたけど。
お見合い話で話を次週に引っ張ると思っていたからこの辺は割とあっさりな印象でした。
勘違いで出張って来た純一でしたけど二人の思いを再度確かめ合えたのは良かったね♪

全てが丸く収まると思ったら次は紗英ちゃんに創設祭実行委員長の話が持ち上がった。
紗江ちゃんのためそして何より自分を教官と呼ばせるために即決した紳士は流石です。
もう一波乱くらいありそうな気もするけど無事に実行委員長の役目を全う出来るかな。

次回 第10話「中多紗江 後編 オネガイ」

紗江ちゃん編も変わらないと思ってたけど実は一番変わってるかもしれない。
10ヶ月という期間が経ってるから当然かもしれないけど人間の成長的な意味合いで。
紗江ちゃんの変化も重要な要素なので1年経過していた七咲編よりもそれを感じました。

物語として前後編の内で一つは山場を作らないといけないんだと思いますが。
上で書いたように今回はお見合い話を来週まで持ち越し複雑になるのかと思っていた。
サブタイトルもウタガイだったのでそれによって二人の関係に亀裂が入るのかなと。
でも思ったよりこじれなくて良かったしあまり複雑にすると前後編で終わらないもんね。

純一と紗江ちゃんに与えられる試練は創設祭実行委員長としての話のようで。
対人関係が良くなったといっても委員長となれば他人に指示を出さないと行けない立場。
他人に命令というのは紗江ちゃん苦手そうだしこの辺を"特訓"することになるのかな。
教官のノリノリな指導が見られると思うとワクワクするし次の話が楽しみですね。

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