日刊アニログ

本当の妹じゃない偽物の妹
中盤までは緩い展開だと思っていたら最後の最後で急転直下な展開でしたね。
思いもしなかった事実を突きつけられた暦は果たしてどう動くでしょうか。

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残り二話の段階でまだ表立って何も起こってなかったのでどうするかと思ってました。
その上で今回も序盤意味深な忍の発言があったかと思えばドーナツの話だったりとかね。
忍に付き合って一緒にミスドに行ったら行ったで何故か貝木さんと遭遇したりですね。
本当どうするのかと若干危惧していたら最後に余弦と余接の急襲で怒濤の進展でした。

中盤まで緩いというかギャグ的な要素も多かったですが話の進め方は秀逸でしたよね。
忍の如何にも訳ありな語り口は本当に何かあったんじゃないかと思わせてくれますし。
今のうちに自分に恩を売っておけと言う忍の台詞も簡単に無視できるものじゃないし。

月火との会話においても火憐との姉妹間における今後の在り方に悩む様子が描かれた。
ファイヤーシスターズや正義に対する月火ちゃんの思いも語られたりと凄い真面目で。
かと思えばあったはずの傷がなくなってると気づいた暦さんが大暴走し始めたりでｗ
傷の確認は良いとしても月火ちゃんの言う通りそこまで脱がさなくてもという意味で。

ミスドで思わぬ再会を果たした貝木さんとの会話も基本は面白要素満載でしたよね（笑）
会いたくなかったという言葉は本心だろうし詐欺師らしくポーカーフェイスだったけど。
きっと内心では暦同様に何でお前ここに居るのと考えてると妄想するとニヤニヤ出来る。
情報量として財布丸ごと持って行かれてしまったのは笑わずにはいられなかったですｗ
しかしその甲斐もあって二人組の素性や目的をある程度絞り込めたのも事実ですよね。

とまぁそれぞれの会話シーンは基本的に面白いけど今後の展開を示唆するものもあった。
そして暦や忍を狙ってきたと思っていた余弦と余接の再登場で話が一気に動きましたね。
自分達を狙っているという暦の読みは外れ彼女たちの目的は妹である月火ちゃんでした。
問答無用で月火ちゃんの上半身を吹き飛ばして暦に矢継ぎ早に告げられる様々な事実。
為す術なく余弦にねじ伏せられた暦は如何にして事態を打開するか次が気になります～。

次回 第11話「つきひフェニックス 其ノ肆」

話の盛り上がり方や加速具合が凄くて本当にクライマックスなんだなと改めて実感です。
月火ちゃんがどうやって怪異に巻き込まれるのかと思っていたら既に憑かれていたとは。
ホトトギスの怪異により本人も気づいてないけど暦とは違う形でもう不死身なんですね。
上半身全てを消し飛ばされても瞬時に蘇生してしまう回復ぶりは本当凄すぎですね。

忍野さんと違って甘くはないと自分で言うだけあって目的を達するためなら迷い無し。
余弦のプロフェッショナルな行動が光りますが彼女も自分の考える正義に殉じている。
簡単には引かないでしょうし暦さんとの対立は必至ですが本当どう決着するのか楽しみ。
つきひフェニックスそして偽物語もいよいよ終わりが近いし次回が待ちきれないです！

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