追いかけて出しぬいて!上前をはねる!身代わりを頼んで相手を出し抜こうとしても敵側もそんなに甘くはなかった。
しかし厳しい状況になればなるほど海賊船の船長らしくなっていく茉莉香が格好いい!
冒頭からノリノリだったチアキちゃんによる海賊の時間宣言は完全に不意打ちでしたね。
そのパートだけかと思ったら本編でも弁天丸の身代わりとして営業に臨んでおりました。
前回グリューエルが代返を頼んでいましたが一緒に不在となる茉莉香もまた然りですね。
表向きは皇女が白鳳女学院にいるということになっている以上はそうせざるを得ません。
茉莉香以上に海賊服姿がハマッているチアキちゃんは本当テンション高かったですねぇ。
本人は否定してるけどどう見てもノリノリだし茉莉香の海賊服も甚く気に入った様子で。
独自のアレンジを施そうとしてましたが茉莉香と二人あの格好で並び立つ姿も見たい!
そんなチアキちゃんが身代わりに奮闘している間に幽霊船捜索に乗り出した弁天丸一同。
弁天丸の勤務態勢はしっかりしていた未成年者の深夜勤務や超過労働は認められないと。
福利厚生がしっかりしているところなんて妙にリアルですがそれもまた味が出ています。
自分が持ってきた依頼で各クルーが大変な思いをしているのに今の自分は何も出来ない。
未成年者で周りの大人に守られてばかりいるのと特別な血を引いているという共通点。
茉莉香から同じと言われ嬉しいと喜んだグリューエルでしたが二人の姿は対称的でした。
血筋や無力さに葛藤するグリューエルと事態打開のために行動し前に進む茉莉香の姿が。
空間異常の中で次々に降りかかる問題に加え船籍不明の艦隊が陣形を整え待ち構えてる。
そんな状況でも冷静さを失わず即断即決していく茉莉香が凄い海賊船の船長らしかった。
その茉莉香の姿を視線で追っているグリューエルの姿が何度も出てきて印象に残ります。
茉莉香に影響を受けて変化している彼女の姿をより鮮明に感じることが出来るというか。
茉莉香と一緒に食事を取った時に茉莉香に対して共感を覚えたからこそなんですよね。
何も出来てないと言った茉莉香はそれでも今の自分に出来る精一杯で頑張っているから。
最後に決意を固めた表情を見せたグリューエルは確実に前へ進んだと思うんですよね。
船長として成長する姿を見せる茉莉香とも互いが互いに影響を与えあって成長している。
若い彼女達だから出来る急速な心の変化や成長ぶりは見ていて清々しいし爽快でした。
次回 第11話「閃光の彷徨者(ワンダラー)」毎回のことながらこんなにドキドキワクワクさせてくれる本作が本当大好きです。
話の盛り上げ方も上手いしBGMや効果音の使い方も素晴らしくて凄い臨場感を感じられる。
飽きが来ないし回を追う毎にどんどん作品にのめり込んでいるのが自分でも分かります。
砲撃戦の際に弁天丸の所属は分かったはずなのに連絡を取らないセレニティ連合艦隊。
これだけでも既にセレニティの複雑なお家事情や思惑が感じられますが果たしてどうか。
予告を見るとグリューエルの姉妹のような人物も出ているし更に厄介な事態に発展する?
船長らしくて格好良かった茉莉香の最後の決め台詞も堪らないものがありました。
艦隊規模等を考慮すると正攻法ではセレニティ連合艦隊より先に幽霊船の発見は難しい。
なら相手を利用して見つけさせてから奪い取れば良いなんて凄い海賊らしいじゃないか!
今回の茉莉香の手腕を見て弁天丸クルーの茉莉香を見る目が若干変化したとも思います。
新たな船長が率いる弁天丸の海賊らしい戦い方に期待せずにはいられないし次も楽しみ。
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関連エントリー第13話「茉莉香、招待する」第12話「永遠(とわ)よりの帰還」第11話「閃光の彷徨者(ワンダラー)」第10話「嵐の砲撃戦」第9話「華麗なる船出」第8話「姫と海賊」第7話「平穏ままならず」第6話「茉莉香、初仕事する」第5話「茉莉香、決意する」第4話「決戦は深夜」第3話「オデット二世、出航!」第2話「私の力、海賊の力」第1話「海賊、罷り通る」
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