日刊アニログ

僕は貴方を騙していたことになります
強く思っているからこそ言えないこともあるけどそれでもすれ違いは切ないですね。
双熾への気持ちを自覚し始めた凜々蝶様ですがその思いを伝えることは出来るのか。

---

双熾が隠しておきたかった秘密を巡って最後はシリアス展開になるかと思ったのですが。
良い意味でも悪い意味でも蜻蛉というキャラがその場の空気を緩ませると言いますか。
蜻蛉がいると全てを彼が持っていってしまってシリアスも何もあったもんじゃない（笑）
凜々蝶様が来ても蜻蛉同様全く動じない双熾は蜻蛉の言う通り同類なのかもしれません。

蜻蛉が妖館に戻って来たことで広がった波紋は凜々蝶様にも多大な影響を及ぼしました。
約束していたお茶会が流れたこともそうだし初めて双熾との距離が開いたこともですね。
婚約者がいたことを知っていたのに何も言わず今回の蜻蛉帰還についても何も言わない。
自分にその手の興味がないと考える凜々蝶様は既に特別な関係を望んでいるとも言える。

幼い頃は家でも学校でも居場所がなかった凜々蝶様が唯一安らぎを感じられた文通も。
凜々蝶様の中では文通相手が蜻蛉ではなかったという確信に近い考えがあるようですね。
そんな双熾への思いや自分の婚約者に対して考えようとしても蜻蛉がそれを許さないｗ
いつもは双熾がいる場所に蜻蛉が入ることで双熾との関係も揺らぎ始めてしまいました。

結果的には蜻蛉の介入で一度双熾との距離が開くことで見えてくる物もあったのかなと。
凜々蝶様は改めて双熾が何を思い彼がどういう人物なのかを考えることになりましたし。
双熾が凜々蝶様に対して普段言わないことを言ったのも凜々蝶様を思えばこそのもので。
秘密を知られることで今の関係が崩れるのを双熾が恐れたからこその発言かなと思った。
例えこの先何があっても離れないし離さないという双熾の気持ちが見えたと言いますか。

それだけに先祖返りをしてでも黙っていて欲しいと願い出る秘密とは何か気になります。
残夏登場回での双熾の表情や元主人に対して力にモノを言わせてでも秘密にしたいこと。
相当に重い内容であることは察しがつきますがそれがどういったものかは楽しみですね。
そして凜々蝶様がそれを知った時に双熾に対してどんな反応を示すかも凄く気になる～。

次回 第11話「陽炎」

真剣バトルをしても直後にあのEDが流れては全てが台無しというか空気がぶち壊しだｗ
今回も蜻さまワールド全開で登場人物はほぼ漏れなく振り回されることになりましたね。
トラウマ持ちの卍里君は当然として凜々蝶様やカルタちゃんも被害者と言えるでしょう。
帰還の宴と称し酒池肉林と騒いだ会場の後片付けするちのちゃんやあゆむさんもですね。

カルタちゃんは慣れてるのか無頓着で気にしないのかマイペースは変わらずでしたけど。
第一声が北京ダックで水族館でも魚に見惚れていたカルタちゃんは可愛すぎましたねぇ。
幼い頃のロリ蝶様も相変わらず可愛いしヒロイン勢の安定感は半端じゃないものがある。
部屋に戻り双熾からの返信を待ってそわそわ悶々する凜々蝶様とか堪りませんでしたね。

さて次回は今まで素性や内面が殆ど見えなかった双熾の過去回想になりそうですね。
双熾がどういう経緯で凜々蝶様のことを知りどのようにして救われたのかも分かるかな。
秘密を知っても変わらない凜々蝶様と双熾の絆の強さとかが見られると良いですねぇ。

関連商品



関連エントリー
第12話「二人になった日」
第11話「陽炎」
第10話「裏切りの妖狐」
第9話「約束の日」
第8話「お茶と距離」
第7話「ふたりのよる」
第6話「考えるよりも」
第5話「春の蜻蛉」
第4話「妖館ウォークラリー」
第3話「ほんとうの契約」
第2話「淋しがり屋の犬」
第1話「いぬとぼく」

関連記事

• 妖狐×僕SS 第12話「二人になった日」 感想
• 妖狐×僕SS 第11話「陽炎」 感想
• 妖狐×僕SS 第10話「裏切りの妖狐」 感想
• 妖狐×僕SS 第9話「約束の日」 感想
• 妖狐×僕SS 第8話「お茶と距離」 感想