日刊アニログ

この夏はすげぇよ。ああ、何たって宇宙だしな！
大切な人に笑顔で居て欲しいという気持ちはどの星の人間であっても同じもの。
特別なことが色々あった若い少年少女らの一夏も終わりが近づいて来ましたね。

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イチカが思っていた以上に事態は切迫しており銀河連邦も本腰を入れて動き始めていた。
姉のエミカがイチカを連れ戻そうとするのも意地悪等ではなく本気で心配してるからで。
全てはイチカの幸せを願って大切な妹に笑顔で居て欲しいって気持ちからの行動ですね。
自分にとって大切な人のためというのは何もエミカに限ったことではありませんでした。

登場キャラクター全員が自分の大切な人や仲間の幸せを願って行動していましたもんね。
自分の思いが届かずに夢破れて傷ついて分裂してしまってもおかしくはなかったのに。
それでも海人とイチカのために結束して頑張れる人間的な強さや絆の強さは本物ですよ。
短い期間ながらも特別な経験を経た海人達は大きく成長してるんだなと思わされました。

各人が思っていた気持ちをそれぞれ口に出して直接伝え合うシーンがまた良いですねぇ。
皆に迷惑を掛ける可能性を考慮して去ろうとするイチカがどれほど大事か皆が伝えてさ。
海人が知らない所で哲朗が経験したことや彼自身の気持ちを海人が知ることになってね。
素直な気持ちを全て晒してわだかりやしがらみから解放されたからより強く結束出来た。

そんなシーンの後だから逃亡しつつも囮を引き受けた哲朗達の行動も感動してしまって。
ああ本当に海人とイチカのことを思って彼らの幸せを願って行動してくれてるんだなと。
夜を徹してイチカの思い出の場所を探してくれて危険な囮役も買って出てくれたんだと。
柑菜の言った大好きな人のためにやるという台詞は哲朗と美桜にも当てはまると感じた。
異性ではなく友達や仲間に対する思いでもそこに大きな差はないのかなぁと思いました。

次回 第12話「あの夏で待ってる。」

喜びや悲しみがあって時に笑い時に傷ついた一夏の終わりが本当に近づいてますよね。
報われた側も報われなかった側もそれは経験となって残りその人の今後を形作っていく。
紆余曲折を経て哲朗と美桜はこの後上手く行きそうな感じですが柑菜は今は寂しく辛い。
前回海人に気持ちを伝えて区切りを付けた柑菜をもう一度泣かすスタッフは鬼畜だ（笑）
その後の展開に必要なことだとしてももうこれ以上柑菜を苛めないでと思ってしまった。

もう何があっても驚かないつもりでしたが今回の檸檬先輩も相変わらず謎めいた存在で。
こんなこともあろうかとっていう名台詞も檸檬先輩のような人が使うと格好良いですな。
檸檬先輩に関してはエミカが口にした連邦に所属する人間なのかなとも思いましたけど。
先輩の正体に関しては謎のままで終わるのならそれはそれで良いかなとも思ってますｗ

イチカの記憶に残っていた見知らぬ原風景をこういう風に使ってきたのは予想外でした。
かつて宇宙人と地球人の間に接触があったのなら現状を打破することも不可能ではない。
救助ポッドに捉えられる前に海人とイチカの二人はその痕跡を見つけることが出来るか。
車が横転し運転していた檸檬先輩の安否も気になるし最終回がどうなるか楽しみすぎる。

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第12話「あの夏で待ってる。」
第11話「行かないで、先輩。」
第10話「先輩と僕らの。」
第9話「せんぱい」
第8話「先輩がPINCH.」
第7話「先輩の気持ち。」
第6話「先輩にライバル。」
第5話「先輩はヒロイン。」
第4話「先輩はすごかった。」
第3話「先輩が言っちゃう･･･」
第2話「先輩といっしょ…」
第1話「困ります、先輩。」

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