日刊アニログ

せめてそのくらいでなきゃあの人の駒にすらなれない！
劣等感が生みだしたデュエルアバターは己の弱さを体現しているものでもある。
精神の弱さを克服しようと立ち向かう時にその強さの真価を発揮するんですね。

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黒雪姫の忠告を忘れうっかりグローバルネットに繋いでしまった春雪はいきなりの対戦。
ブレインバーストが加速世界で現実を舞台にした対戦格闘ゲームだったとはビックリだ。
何が起こっているか分からない以上対処のしようがなく一方的にやられてしまいました。
主人公補正が掛かって未知の力発動でいきなり初勝利と上手くは行きませんでした（笑）

今回は春雪と視聴者に対してブレインバーストがどういうものであるかの説明回ですね。
加速は現実世界で何でも出来てしまう反則能力だけど無制限に使用することも出来ない。
使用毎に消費されるバーストポイントを獲得するためバーストリンカーは戦うのですね。
もしも対戦に勝利できずポイントを全て使い切ればブレインバーストを失ってしまうと。

これによってバーストリンカーは力を失わないため互いに戦い続ける必要性が生じます。
春雪のように戦い自体は望まない者でも加速を使いたければ戦わざるを得ないのですね。
それでも便利すぎる加速という能力を得たにしては失った際のリスクは小さい気もする。
二度とブレインバーストをインストール出来なくても命を失うとかそういう訳でもない。
一度得た蜜の味を忘れられず力を失うことを恐れる気持ちも同時に理解できますけどね。

ただブレインバーストというプログラム自体誰が何の目的で作ったのかは気になります。
黒雪姫が春雪を見出し成長を手助けして達成したい目的とも繋がってきたりするのかな。
ブレインバースト内のアバターを作り替え本来のアバターを隠したりと謎は多いですね。
黒雪姫の言動は過去に何か辛い経験をしたからに見えるけどそれも後々明かされるかな。

ただ黒雪姫の真意が全て分からずとも春雪を地獄から救ってくれた事実は変わらない！
ならばそんな彼女のために自分に出来ることを精一杯やるという春雪は格好いいですね。
デュエルアバターも春雪は弱そうで格好悪いと言ってたけど私には格好良く見えますよ。
主要攻撃や必殺技に打撃系しかなくて不利だけど制限があるから勝った時はなお熱いぜ。

ブレインバーストのルールを知った春雪は初対戦相手のアッシュ・ローラーと再戦です。
今までのゲームのように上手く行かず心が折れそうになっても立ち上がる姿は主人公だ！
足掻いて足掻いて見苦しく負けると考えられたのは春雪の精神的な成長の表れですよね。
最後は春雪の持ち味でもある反応速度を活かして相手の隙を突いた頭突きで決着でした。

アッシュ・ローラーも良いキャラしてたし戦闘シーンの迫力は抜群でしたねぇ。
最初に必殺技を出そうとしてバイクに轢かれたシルバー・クロウを見た時は爆笑したよ。
笑いあり涙もありでそれでいて溜めに溜めた大逆転勝利という展開は最高に盛り上がる。
今後もブレインバーストのバトルシーンには期待持てそうですし色々な戦いが見たいね。

次回 第3話「Investigation;探索」

上手く行かないこともあって悪戦苦闘しながらも諦めなかった春雪が見事に大逆転勝利。
消費されたバーストポイントも相手がレベルアップしてたこともあり十分に取り戻せた。
これで春雪が少しでも自分に自信を持って前向きになれたらいいなと思っていたらです。
最後にチユちゃんが現れて睨み合う二人の間でオロオロする姿は何と頼りない（＾＾；

まぁ初勝利したと言っても人はそう簡単には変われるはずもないということですねきっと。
周囲から見たら学内でも有名な美少女の黒雪姫が春雪を振り回してるようにしか見えない。
幼馴染みとして何か悪いことに巻き込まれてるとチユちゃんが心配するのも分かりますよ。
次回は修羅場ったりするのかと思うとワクワクニヤニヤしてしまって楽しみすぎますよね。

今回戦いの行方を見守っていた他のアバター達の中にこっそりネタが仕込まれてましたね。
その中のブリキライターの声を原作者の川原礫先生が担当してたのED見て初めて気づいた。
今後も観戦者の一人として再登場するかを密かに期待しつつ次回以降を見たいと思います。

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