日刊アニログ

いま常勝の王は高らかに、手に執る奇跡の真名を謳う
膠着しつつジリ貧の状況下でセイバーが放った起死回生の一撃は正に一筋の光明でした。
次々と脱落者が出始める中で暗躍し始める者も現れ聖杯戦争はまだまだ目が離せない。

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圧倒的な再生能力を誇るキャスター相手に打つ手なしの状態に追い込まれた共闘側陣営。
ライダーの固有結界で時間稼ぎする間に講じられたのがセイバーの対城宝具使用でした。
ネックとなっていた左手の呪いもランサー自身が宝具を破壊することで解消されました。
民衆を犠牲にして得た力を用いるキャスターの非道は何より許せないことなんでしょう。
こんな時でも騎士道精神溢れるランサーの潔さが格好良くて惚れ惚れしてしまいますな。

全ての枷がなくなり満を持して発動したエクスカリバーの威力は半端なものじゃない！
今までの不遇っぷりを全て払拭してしまえるくらいの最高の見せ場だったんじゃないか。
約束された勝利の剣というのも頷ける素晴らしい破壊力と美しさを兼ね備えていたよ。
ギル様が興味を持って執心してしまうのも何となく理解出来る素晴らしい宝具でしたね。

圧倒的な光に飲まれる中でジャンヌ･ダルクを見たキャスターは幸せな最後だったのかな。
死に際に自分が恋い焦がれていたものを見出せたのは龍之介と通じるものがありますね。
マスターと言いサーヴァントと言いやってたことは非道ながら死んで報われている気が。
何にしてもこれでマスターと英霊の両方が退場し一つの陣営が聖杯戦争から完全離脱だ。

そんな派手なバトルが行われている中で静かならが熱い戦いをしていた時臣と雁夜さん。
魔術師として優秀なのは理解していたつもりでしたがここまで圧倒的な差があるとはね。
心優しくても思いだけでは越えられない魔術師としての天分の差を見せつけられた気分。
時臣が操る炎の前に為す術なく全身を焼かれた雁夜のおじさんは呆気なく返り討ちに！

しかしここでまさか綺礼が出てきて雁夜のおじさんの治療に当たるとは予想外の展開だ。
時臣の協力者で弟子の彼なら最初にしようとしたとおりあの場で確実に始末が妥当です。
でも思いとどまって笑みを浮かべながら当初とは真逆の行為に出る綺礼の心中や如何に。
ギル様に言われたように彼の心の中にも愉悦が生じそれに殉じ始めているということか。

でそんなギル様は相変わらずのツンデレ＆慢心ぶりを視聴者に対して提供して下さった。
圧倒的に有利で圧していたバーサーカーとの空中戦でも手痛い反撃を喰らっていたしね。
でもセイバーの妨害をするバーサーカーを始末してあげたりと良いところ持っていくよ。
ギル様の援護がなければそもそもエクスカリバー使える状況にならなかったかもですし。

キャスター陣営は完全に離脱したけどバーサーカー陣営はまだどうなったか分からない。
バーサーカーはギル様に葬られたように見えるけど雁夜のおじさんは蘇生された感じで。
この後に綺礼の思惑に乗り時臣復讐におじさんが乗り出すとしたら時臣さんピンチです。
皆の前に姿を見せない切嗣もそうだけどこの二人はやっぱり根本で似てるのかと思った。

次回 第16話「栄誉の果て」

何にしてもキャスター陣営は討伐されこれによって一時的だった共闘関係も終了ですね。
次回からまた生き残りを懸けた各陣営の熾烈な争いという本来の聖杯戦争の形に戻ると。
そういえばキャスター討伐者に与えられる褒美の令呪ってこの場合誰が貰えるんだろう。

差し当たってランサーとの決着を付けるという運びになりそうですがどうなるのかなぁ。
マスターがケイネス先生からソラウに変わっていたことを今更ながらに思い出したけど。
ランサーに入れ込んでるソラウだからランサーが独断で宝具壊しても何も言わんのかな。
でもランサーがやられるとなれば黙っていないだろうし彼女の動向にも注目したいです。

後編に入ってから凄い勢いで脱落者が出ているしもう一切気を抜くことが出来ないです。
でもだからこそ常に緊張感があって毎週30分があっという間に終わるくらい楽しいけど。
次なる戦いがどうなるかも気になるし来週が待ち遠しいですね～。

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第15話「黄金の輝き」
第14話「未遠川血戦」
第9話「主と従者」
第8話「魔術師殺し」
第7話「魔境の森」
第6話「謀略の夜」
第5話「凶獣咆吼」
第4話「魔槍の刃」
第3話「冬木の地」
第2話「偽りの戦端」
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