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アイカツ! 第96話「ジョニー先生の先生らしい立ち回りと新旧主人公の対比描写が見事だった」

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アイカツ! -アイドルカツドウ!- #96「レッツ!あかりサマー!」

常に近くで見守ってきたジョニー先生の言葉だから重みがある。
壁にぶち当たるあかりちゃんにきっかけを与える存在となるのは―。
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前回織姫学園長はスターライト学園は才能を持つものが、その才能を花開かせる場所であると言っていた。それを受けて未だその適性を見出すことの出来ないあかりちゃん回となったわけですが、一見するとスターライトの理念には合わないのが今のあかりちゃんである。実際あかりちゃんは通常の入学試験で一度は落ちていてオーディションキャラバンでいちごちゃんに目を掛けられたことで入学出来たという異色の経緯がある。

そこからあかりちゃんなりに必死に頑張ってはいるし、その努力は織姫学園長もジョニー先生も認めるところだけど、同時に今のままでは憧れのいちごちゃん達のようなトップアイドルになるのは難しいとハッキリ断言されてもいる。このあたりに才能溢れるいちごちゃん達を主軸に据えている普段の話ではあまり見ることの出来ないスターライト学園の、ひいてはアイカツ界の厳しい一面を見ることが出来ると感じる。

しかし才能を開花させられず苦しみもがく姿というのは、3rdシーズンからあかりちゃんが新主人公になる最大の理由の一つでもあると感じている。いちごちゃんとは違う視点や立場から「アイカツ」という作品を描こうとした際の主人公像として考えるとですね。今回はいちごちゃんとあかりちゃんの新旧二人の主人公が対比して描かれていた回であったとも思うのです。


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普段の軽いノリと言動からどうしても一流というイメージが付きにくいんですが、ジョニー先生は業界にその名を轟かす超一流の振付師である。これまでの功績を見てもマスカレードの振り付けに始まり、神崎美月やいちごちゃん世代の育成と手に掛けたアイドルは悉くトップアイドルとして活躍している。

言わばジョニー先生に指導をしてもらうことはトップアイドルへの道を約束されると言っても過言ではないのではないかということです。もちろん指導を受けた全員が全員成功を収められるほど甘い世界ではないのでしょうけどね。

今回はそんなジョニー先生が珍しくと言ったら失礼かもしれないけど、まともに先生らしい役割を果たしているシーンも数多く見られた。普段はトップアイドルの振り付けや指導をしているシーンしか描かれることのないジョニー先生の一般生徒に対する指導シーンとかですね。特に今回の夏期講習メンバーは実技の成績がイマイチな者が参加をしていることから普段と趣がかなり異なることがよく分かる。

まして普段はその実力を見せることがないジョニー先生がスペシャルアピールの実演をしてみせたのだからレア中のレアな出来事ですよ。ジョニー先生曰く人前でスペシャルアピールを見せるのは超レアとのことですが、確かに100話近くまで来て初と言っても良い出来事ですからね。渾身のジョニーキュート・フラッシュはあかりちゃん達のみならず視聴者の度肝を抜いた渾身のスペシャルアピールだったと言えるだろう。

本当色んな意味で凄かった、ここに関しては(笑)


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ジョニー先生らしからぬ先生らしい立ち回り!正直今回のジョニー先生は格好良すぎて堪らんかったです。先にも述べたように、これでも歴代のトップアイドル達の成功に最も貢献してると言ってもいい人物であるのは間違いない。しかし多くのアイドル達を間近で見てきただけに、努力が実を結ばず志半ばにしてこの世界を去ることになったアイドル達も大勢見てきているのではないかと思うのです。

そうなった場合にドリームアカデミーではセーフティ措置的な意味合いでもデザイナーやプロデューサーコースが設けられたことは前回の話でなされていた。同時にスターライトはあくまでトップアイドルを目指すというその一点に的を絞りアイドル活動を頑張るということもですね。

出来るようになるまでの早い遅いの差は有れど、アイドルとして活躍している者でスペシャルアピールを出せない者はいない。織姫学園長もジョニー先生もあかりちゃんが今後アイドルとして活躍する上で今の時期がどれだけ大切な時期なのかということをしきりに説いている。逆に言えばここを乗り越えられないのであれば、厳しいことを言うけどアイドルとしてやっていくことは難しいと暗に伝えているように感じる。この夏の間にスペシャルアピールが出来るようにならなければ先はないと通告されたようにも取れる発言である。

究極的には努力の過程がどうであれ結果を出すことが全てなのがアイドルの世界である。
0か1かというのは正にこのことを示しているのだなと。


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ただ厳しいことを言った上で直接ではなく間接的にあかりちゃんを励ますよう手筈を整えるところに、ジョニー先生の優しく有能な指導者の面が垣間見えた。厳しい世界であるからこそ危機感を持たせるようなことを言って発破をかける必要があることもあるでしょうが、それだけでは潰れてしまいかねない。しかし本人の前で厳しさと優しさの両面を見せてしまっては、本当の意味で当人に危機感を持たせることも出来ない。

あかりちゃんのいちごちゃんに対する憧れを把握した上でのさり気ない気配りや手回しは本当に素晴らしい。
こんなジョニー先生だから多くのアイドル達に慕われているんだなと改めて実感出来るシーンであった。


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才能と血統。いちごちゃんとあかりちゃんの最も異なる部分はここであると言ってもいい。
そしてこの部分こそが新旧主人公におけるコンセプトの違いではないだろうかと思う。

振り返ってみると、いちごちゃんはとてつもない倍率のスターライト学園の編入試験を突破して入学してきた経緯がある。しかも今回あかりちゃんが散々苦労していたスペシャルアピールを初ステージで成功させるというおまけ付で。また当初こそ明かされなかったけど、いちごちゃんはマスカレードのミヤの娘であり、血筋の面から見てもアイドルとしての資質を備えていたと言える。入学後も大きな躓きや挫折を経験することなく、トントン拍子に駆け上がっていったと言ってもいい活躍ぶりである。

対照的にあかりちゃんは極々一般的な家庭に生まれた子であり、通常の入学試験に一度は失敗。入学後も才能の開花どころか周りに付いていくことすら困難な状況であり、今は本当にアイドルの資質が自分にあるのかと自信を喪失しかけている。事あるごとに躓いてしまうその姿はいちごちゃんとは本当に対照的である。

更に言えば常に仲間と一緒にステップアップしてきたいちごちゃんと異なり、あかりちゃんは周りに置いて行かれて一人になることが多い。同室のユウちゃんがタイミング悪く帰省してしまったこともあるけどそれ以上に同レベルで競い合い互いに引っ張り上げていく相手が今はいないんですよね。最初からあおい姐さんという至高のパートナーがいたいちごちゃんとは、この面においても対照的であると言っていい。

しかし両者共に何事にも真っ直ぐ一生懸命に取り組む姿勢を見せるなど共通する点が多いのもまた事実。
その共通点が異なる資質を持つ二人の主人公を繋ぐ部分でもあると感じています。

持つ者と持たざる者。有り体に言えば天才と凡人。2ndシーズンが最終盤に入ったこともあり、現主人公と新主人公の違いが明確に描写された部分ではないかなと。天才肌のいちごちゃんの物語がこれまでの話であるなら、3rdシーズンからは躓きながらも努力で乗り越えていくあかりちゃんの物語になっていくのではないか。あかりちゃんを新たな主人公に据えるのは、こういったコンセプトがあるからなのではないかと感じているのです。


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一部の地域を除き世間の学生さん達は未だ夏休みを満喫中!
しかしそろそろ宿題に手を付けないと大変な目に遭うというお約束な展開に突入しちゃうかもしれない。
いちごちゃんとあかりちゃんは「ラスト追い込みタイプ」のようだがそこに関しては見習ってはいけないよ?
ということで今週のアイカツ格言は『宿題はお早めに』。


というわけであかりちゃん回ならぬジョニー先生回とも言えるかもしれなかった第96話。思うに今は現世代の頂上決戦が行われるのと同時に新世代が台頭する一歩手前の時期でもあり、そこで思い悩むあかりちゃんに対し、ジョニー先生と憧れのいちごちゃんがきっかけを与えるところなのかなと感じる。

ジョニー先生はマスカレードを始めとして、神崎美月、そしていちごちゃん世代を育成し成功に導いたという点でアイカツ界において最も貢献している人物の一人であり、そんなトップアイドルの彼女たちを常に一番身近にいて見守ってきた存在でもある。つまりアイカツ界における生き証人でもあり、時代の節目節目に立ち会い見守ってきた存在でもあるのですよね。

そんなジョニー先生が新たな時代の節目であるいちごちゃんとあかりちゃんのバトンタッチの場面に立ち会っていると言えると思うのです。故に現世代であるいちごちゃん達と次世代であるあかりちゃん達にとって最も重要なこの時期にジョニー先生をプッシュした回が来たのかなと思える。それくらい今のアイカツ界の発展に貢献してきた人物なんだと改めて感じることが出来た。

さて次回は悩めるあかりちゃんに対し、いちごちゃんが憧れの先輩らしく何かを示してくれそうである。
今まで美月に引っ張って貰っていたいちごちゃんが今度は後輩の悩みにアドバイスを送り引っ張る側に回る。
現世代から次世代への橋渡し的な重要な要素が入ってくるとても大事な回になりそうな予感です。

正直次回まで引っ張るとは思ってなかったのですが、現主人公のいちごちゃんから次の主人公であるあかりちゃんへのバトンタッチ。そう考えるとここは時間を掛けてでも丁寧にやっておかねばならない大切なところであると思い直した次第である。


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背後に映るいちごちゃん達のモブ感…。
3rdシーズンになったらいちごちゃん達がこんな風に映り込むことの方が多くなるのかと思うと少し寂しい…。
いや、いちごちゃん達だと下手したら次世代を喰いかねないし今とあんま変わらないかもしれないけどさ(笑)

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