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ハナヤマタ 第12話「自分の意志を相手に伝えることの大切さを改めて思い知らされた」

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ハナヤマタ #12「ハナヤマタ」

5人揃ってこその チーム“ハナヤマタ”。
感動のラストステージ!
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本番直前でハナが離脱した影響は少なからずあり、特に踊りに関しては一人抜けたことで構成を見直さなければならない等、一つ間違えれば大きく揺らぎそうな状況にあったと思うけどここで崩れなかったのは、なるの存在故だろう。自分の考えていること、伝えたいことをハッキリと口に出し、自らが精神的支柱となり先頭に立ってみんなを引っ張る姿勢。前回のハナとの別れを得て確固たる決意を胸に前に進むことを選んだなるからは、今までの気弱なイメージがもう感じられない。

「自分の意志」を素直に全面に押し出しそれに従って行動することは、なるに限らずよさこい部のメンバー全員が共通して出来ないことでもあった。みんなその葛藤や苦しみを乗り越えて入部してきた経緯があるのだから。なるがそれを体現する存在に成長してくれたことが何よりも嬉しく頼もしい。

ずっとなるの近くにいて憧れの対象でもあったヤヤや多美、そして厳格なイメージがある父親までもが、なるが大きく成長したことを認めているのがその何よりの証。かつてこうなりたいと憧れていたヤヤや多美たちから自分が輝いていると言われることは、なるにとってもこの上なく嬉しいことではないかと思うのです。


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物語の全ての始まりのきっかけを与え、よさこい部の発起人となったのはハナである。そのハナが母親に対し自分の素直な気持ちを、意志を打ち明けるという点で最後の人物となっているのが良いですね。そしてハナを動かしたのは、これまでの経験を得て自分の気持ちに素直になって動いたよさこい部の4人の行動というのが素晴らしい。

互いに影響を与え合って巡り巡って自分のところにそれが還ってくる。
ハナヤマタはやはり繋がりの物語であるのだと改めて思い知らされる。


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そして始まった花彩よさこい祭りの本番ステージ。見ている側としては4人バージョンの踊りでミスが出ないかという不安と、果たしてハナが間に合うのかという焦燥が合わさっていやがうえにも緊張感が高まる。ボロボロになりながらも踊っている4人の元へ全力で向かうハナの姿は、1話でハナを追って全力で駆けたなるの姿が重なり感動もひとしお。

個人的にはハナが間に合わず踊りの最終盤で会場に辿り付き踊り切った4人の姿を見守る的な展開も有りかなと思っていたけど、それではチーム“ハナヤマタ”じゃないですもんね。やはり5人揃って一つになってこその由比浜学園中学よさこい部なので。

また、事ここに至っては踊りの成功の可否はさして重要なものではない。勿論失敗するよりは成功した方がいいのですが、肝心なことはそこではない。本番前に不安を払拭した真智が語ったように大事なのは例え失敗しても最後まで踊り切り楽しむこと。

これは物語開始当初からハナがずっと語っていた仲間との「感動の共有、一体感を得る」ことにも繋がる部分。例え途中でミスが出たとしても最後まで仲間とやり切ったことで生じる達成感、充足感は何物にも代えがたい尊いものであると思うから。単身異国にやってきてまで仲間との繋がりを求めたハナ。自らが全力を傾けて打ち込むものを見つけて輝きたいと願っていたなる。2話において、なるの部屋で二人が語った夢が現実のものとなった瞬間でもあり全てが結実した最高の舞台でした。

チーム“ハナヤマタ”の大輪の花。パーッとパーッと美しく光り輝き咲き誇りました!
あとハナを文字通り体を張って全力でサポートした店長とサリーちゃん先生の活躍は忘れない。


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一つの終わりは新たなスタート地点でもある。ハナが日本に残りたいと言ったのもこれまでの経験と母親の言葉があってこそで、最初から我儘を言えたわけではないのです。本当はこうしたいという本心があるのに素直になれなかったというのは、よさこい部のメンバー全員に共通していた点だと改めて思わされた。故にハナヤマタには、なる達全員の心の解放というテーマもあったのではないかなと最後の最後で思い至ったのです。

それにしても祭り終了後の集合シーンでハナに対してヤヤが幾度も身体を接触させるところはニヤニヤさせられた。最初はあんなに敬遠していたのに今では本当に仲良くなったんだなぁと嬉しくなってしまう。前回も黙っていなくなろうとしたことに一番怒って真っ先に駆け出したのヤヤでしたもんね。仲間思いなヤヤちゃんは最終回も健在であった。

これからも新しい目標に向かって全力で取り組み光り輝く存在であって欲しいね!
チーム“ハナヤマタ”のみんながこれからもたくさんの笑顔を咲かせてくれますように。


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最後の最後まで素顔を見ることが叶わなかったなるママの素顔。
もう今回は特に意図的に隠しに来てるよ!本当に見たかっですね~、くそう、くそう……。
原作コミックスでお顔を見ることは出来るのだろうか。


というわけで終わってみれば本当にあっという間の1クールでございました。よさこいという一般的にはマイナーなジャンルに属するだろう「よさこい」を題材になる達の成長をしっかり描ききってくれたと思う。

第1話の感想で自分はよさこい描写がどれほどのものになるかは分からないが、「よさこいを通して育まれる友情、なる達主要人物の成長」に主題を置いてくれたら的なことを書いたのですが、その期待に存分に応えてくれた。いわゆる日常系作品にストーリー的要素が加わるのならこの上なく嬉しいと書いた通りです。

よさこいを題材に、なる達主要人物の成長と仲間との感動の共有を軸に据えたことでストーリー全体がブレることがなく一つの作品としての完成度も高いのではないかと思う。途中駆け足気味に感じた部分こそあるけど、逆に余計な寄り道をすることも脱線することもなかったので、描きたい主題がダイレクトに伝わって来たのが好印象。

あくまで比重が置かれていたのはストーリーの方で、可愛い女の子同士の掛け合いは味付け的な役割を果たしていたことも、自分がハナヤマタを好きな理由の一つかもしれない。要は自分が第1話を見てこうなったらいいな~という期待に作品全体を通して応えてくれて最高!ということで。

最初は地味だったけど自分がずっと推しキャラとして上げ続けてきたなるちゃんが、最後の方で本当に主人公してくれていたのも嬉しい。なるちゃんはこれからも恥ずかしいポエム的な台詞を言いつつ光り輝く存在で在り続けて欲しいものです。

長くなってきたのでこの辺で。当初の期待に応えてくれたという意味では今期No1かもしれない。
アニメ制作スタッフの皆様、素晴らしい作品に出合う機会を与えてくれてありがとう!

■言及
http://arpus.blog121.fc2.com/blog-entry-2758.html

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このアニメは最初声優目当てで見ていたのですが、気が付くとストーリーとか演出とかすべてにはまっていました。

最終回は決して奇をてらったわけではない王道な展開でしたが、それゆえに安心して楽しめましたね。

あとこの最終回で商業的に評価できる点として「あざとさを感じさせずにゲーム版の販促を行った」というのがあると思います。
[ 2014/09/23 19:50 ] [ 編集 ]
Re: 意思由宇さん
> 初めまして。
> このアニメは最初声優目当てで見ていたのですが、気が付くとストーリーとか演出とかすべてにはまっていました。

自分もなる役の上田麗奈さんが気になって見始めて1話で一気に引き込まれてしまいました。


> 最終回は決して奇をてらったわけではない王道な展開でしたが、それゆえに安心して楽しめましたね。
>
> あとこの最終回で商業的に評価できる点として「あざとさを感じさせずにゲーム版の販促を行った」というのがあると思います。

一つの物語として見てもアニメのみできちんとした区切りを付けていた点が非常に好印象でした。
王道故の安心感は確かにありましたね。

後日談的な文化祭のエピソードはゲーム版でということのようですが、
アニメで収まらなかった分をゲームで補完とかいうわけではなく、
あくまでそれぞれのメディアで一つの作品として完結しているのが良いと思います。

コメントありがとうございました!
[ 2014/09/23 22:45 ] [ 編集 ]
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