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日刊アニログ

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東京喰種 総評

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カネキ君が味わった絶望感たるや想像を絶するものがあった。
願わくばこの続きをアニメで見たいところである。
まず最初に一言。え、ここで終わりなんかい!?むしろここからが本番だろうと。
最終回を見終わった自分が思わず声に出しそうになったのはこんな感じのことでした。

人間と喰種が共存する歪な世界観で、人間から突如として喰種に変貌してしまったカネキですが、肉体は喰種でありながら心は人間の彼だからこそ、喰種と人間の架け橋的な存在になるのかなと思っていたのです。実際に中盤までのカネキは喰種になってしまった事実こそ徐々に受け入れていっていたが、人として超えてはいけない一線は絶対に譲らずそれは亜門との戦闘において顕著に表れていた。

あの戦闘以降、自身の成すべきことを自覚しつつあったカネキなので終盤は架け橋としての役目を担うかと思っていたけど甘かった。

アオギリの騒乱でヤモリから執拗な拷問を受け、リゼとの邂逅を経てそれまでの人格的な部分を全て否定されたカネキは再度生まれ変わったと思うのです。つまりアニメの中でカネキは二度生まれ変わっていて、一度目は肉体が喰種になってしまった時であり、二度目が人格を根幹から否定された時である。肉体は喰種でありながら精神は人間だったカネキが、パラダイムシフトを経てより喰種に近づきこれからどうなる?というところで終わってしまった。

ここまでのカネキの変遷の描写が良かっただけにこのぶつ切り感の溢れる締め方が残念でならない。原作においては今後を見据えての繋ぎの部分にあたるところで、その後があるから盛り上がる部分であると思うが、ここをラストに持ってこられるとアニメだけだと「あれ?」となってしまうのが勿体ない。やっぱりアニメとしてやる以上は完結までいかなくとも一つの区切りまではやって欲しい思いがあるので、せめてアオギリの騒乱に区切りが付く部分まではやり切って欲しかったかな。

作品の世界観が世界観なだけにある程度の猟奇的な描写は覚悟していたが、それでも予想を超えるものもあった。特に終盤、カネキに対するヤモリの拷問シーンは分かっていてもそれでも直視に耐えないキツイ描写もあって良くやり切ったなと感心してしまった。

物語の立ち位置的に絶望的な展開を次々と与えられるカネキくんを見事に演じきった花江夏樹さんの演技は見事でした。主役の彼が味わった絶望感の表現が微妙になってしまっては、本作の魅力を損なってしまいかねないだけにですね。特に喰種化した直後と終盤の拷問シーンにおける演技は際立っていて素晴らしかった。

また中盤に活躍した月山を演じた宮野さんが与えてくれた影響が、自分にとって思いのほか大きかった。序盤から重苦しい展開続きだったので重い中にも面白さを提供してくれた月山がいなければもしかしたら途中で脱落していたかもしれない。彼のユーモアさと持てる魅力を引き出してくれた宮野さんの演技にも感謝です。

全体を通した出来を考えると個人的には悪くなくて唯一残念だったのが締め方のみでした。
2クールあればなぁと思わずにはいられない。
出来ることならアニメでこの続きを見たい思いがあるので続編の制作に期待したい。

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