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日刊アニログ

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精霊使いの剣舞 総評

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最初から最後まである意味抜群の安定感を誇っていたと言える。
エストの人気が高いことに納得してしまった。
いわゆる王道ファンタジーの世界を舞台にしたハーレム物のラノベ原作ということで、際立った目新しさはないかもしれなけどその変わりに安定感も半端じゃなかった。まさに深夜アニメにおける入門的な位置づけの作品と言う印象。笑いあり、冒険あり、ちょっとエロい要素あり。

物語としてはチームスカーレットのメンバーを一通り紹介したところで終わってしまった感じがあり、これからが本番なんだろうと思いますが1クールという期間の中ではこれが精一杯ではないかと思う。それでも駆け足気味に思えた部分はあって途中カットしてるのかなと感じたところも多かった。

かつてはレン・アッシュベルとして作中最強クラスの力を誇りながら、物語開始時点ではある理由から全盛期の力を失ってしまったカミトが主人公ということもあり、戦闘面においてはカミトが苦戦する描写の方が多かった印象。カミトの優しさにヒロインズが惹かれたのも分かるのですが、男性で唯一精霊契約を行える特殊な立ち位置でもあるのでカミトが圧倒的な力で敵をねじ伏せるところも見たかった思いは正直ある。最終回こそレン・アッシュベルを彷彿とさせる動きを見せてくれましたが、怪我の影響もあって一時的なものでしたしね。最後は仲間の力で勝利しましたし。

アニメでは思い切ってレン・アッシュベル時代の話をやるのも有りだったのではないかと思ったのですが、そうするとヒロインの登場に無理が生じてくるので難しい。小説媒体だと現時点では力を失っているが、かつては最強の力を誇っていた設定を付与することで話を膨らませられるので当然有りな設定だと自分も思う。

しかし1クール前提のアニメとして見た場合だとその設定がある種のもどかしさを生じさせてしまっているようにも感じた。要はカミトが無双する姿をもうちょっと見たかったという自分勝手な願望です。圧倒的な力はヒロインズが惹かれる分かり易い理由の一つにもなると思うし。

本作はハイスクールD×D、ダイミダラーを手掛けた制作陣が制作に携わっている。個人的にその二作を気に入っていることもあり、作品の性質を見ても類似性があって事前の期待値は高かった。しかし前二作と圧倒的に異なる点として主人公の性質が真逆であることもあってエロ的な要素は控えめ気味に感じたかな。

一誠にしても孝一にしてもエロに直球、熱血馬鹿の主人公タイプであるのに対し、カミトは誘われても紳士的な対応を取り、冷静な主人公タイプと言える人物像であった。本作のエロがいわゆるB級感溢れる感じになった一要素はここではないかなと。作品の性質上、本作はエロがメインというわけではないことも大きいと思いますが。

多種多様なヒロインが登場した本作ですが、個人的に気に入ったのはエストとエリスの二人。いわゆる「ツンデレ」属性に当て嵌まるところのエリスだけど人の忠告に耳を傾け、己の非を素直に認めるところがこのタイプのキャラとしては新鮮に映り印象も良かった。エストに関してはとにかくカミトに対して一途で従順。他の娘に目移りしたら怒るけど理不尽な制裁に乗り出したりはしなくて人気が出るのも頷けるなと感じた。エストの声を務める加隈さんの声の影響も大きかった。本当に引き込まれてしまう声質をしていてそれは本作だけに留まらないのです。

ということで1クールものとしては導入部を可能な限り描いていたと思うのですが、ここから盛り上がっていくだろうことが感じ取れるだけにここで終了なのが歯痒い。これは本作に限ったことではないが、アニメ化の時点で原作の刊行数が2桁に乗っているラノベ作品を、1クールで使い捨てるのは非常に勿体ないと常々思っている。様々な大人の事情があるのも分かるんですけどね。原作の販促という意味合いにおいては1クールでも役割を果たしているとも言えるし。まぁここでいくら語っても埒が明かないことでもある。

冒頭でも触れたように、テンプレート的な要素が数多くあり目新しさはないが、逆にそれらを踏襲しているからこそ大外れもしない。多分深夜アニメを見始めた頃の自分に本作を見せたら凄いハマっていたことは間違いないかなと思う。やっぱり1クールに1本はこういう作品が必要だ。

それにしても最終回で「ひゃん!」と「淫獣」は頂けたのに、クレアの決め台詞と思っていた「消し炭」がないとは…。クレアの「ひゃん!」に関しては、原作にはない要素で中の人である木戸衣吹さん考案のものらしいですね。それが作品を代表する台詞の一つとなったのは印象深い。

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相変わらずアニメばかり見ております。最近は全日帯アニメに回帰しているような気も。

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