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日刊アニログ

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東京ESP 総評

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喰霊との関連性を何も知らずに視聴した方が良かったかもしれない。
どうしても両作品を比較して見てしまった。
事前情報が一切ない状態で視聴に入ったので1話で喰霊の黄泉と神楽が出てきてビックリ。主人公に見せかけて1話で壮絶な退場を果たした特戦四課の面々も普通に出てて、喰霊と同じ世界観で喰霊-零-より数年前のことなんだなと気づいたのです。

1話で衝撃の展開を見せ、2話以降で過去から現在までの時間軸を描くという構成は喰霊-零-と同じながら自分が喰霊ほど本作に入り込めなかったのは、登場人物にあまり魅力を感じず、また共感出来なかったからかなと感じる。

喰霊においては敵側として堕ちた黄泉にしても年相応の甘さがあった神楽にしても己の信念という部分で揺らぐことはなかった。それは彼女たちの家柄を考えても幼い時から使命を果たすことが当然という環境で育ったからである。しかし東京ESPのキャラは全体的にこの信念や使命といった部分が見受けられなかった。

主人公のリンカにしても多分に巻き込まれたから関わった感じが終盤まで抜けることがなくイマイチ感情移入できない。長期的に見た場合、本作で描かれた騒動を得て「ヒーロー」であることへの自覚が芽生え、ESP能力と向き合う覚悟を持つに至ると思うのですが、アニメで描かれた部分だと主人公としての存在感に欠けるのが否めない。原作ではおそらく本件を通してリンカの主人公像が形成され本番はこれからということで、それならばリンカに対する印象も変わるのだけど、アニメで描かれた部分のみを見るとどうしてもマイナスの印象が拭えない。

また敵側を見てもリンカに対して覚悟を問う割に、京太郎への未練たらたらで彼に対し非情になり切れない美奈実の言葉には何ら説得力を感じられず、敵側のキャラにも感情移入出来なかった。唯一教授の行動原理になった復讐心は彼の身に起こった出来事を考えると納得できた部分であるが、その教授の身の上話が成されたのが終盤であったこともあって、それまでで形成された本作の印象が覆るまでにはならなかった。教授が集めたテロメンバーも突発的にESP能力を得たメンバーが大半で、そうなると彼らからも信念とか使命みたいなものを感じることは当然ないわけで。

要は味方側にしても敵側にしても共感や感情移入出来るキャラがいなくて物語に入り込めなかったのが自分にとって致命的であった。

喰霊に出てくるような古式呪術や退魔の力とは別の能力であるESPが出たことで多種多様な戦闘に期待していたけどその部分もイマイチ燃えきらない。主要キャラが戦闘に特化した能力を所持してなかったのもあるし、終盤のリンカに至っては老師から伝授された格闘技能の方がメインになってESP能力を活かした戦いをやっていたとは言えないし…。教授の幻惑能力は強力ではあるけど見た目的に派手かと言われれば必ずしもそうではない。

1話で喰霊との関連性を見せられてしまったのでどうしても比較して見てしまうのがいけなかった。
関連性を何も知らなければもうちょっと違う視点で見られたのではないかと思う。
逆に喰霊を知らずに本作を視聴した方は自分とは全く異なる印象を本作に抱いたのかもしれない。

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