デンキ街の本屋さん #05「春にパンチラ/I am Rain/ざわめき」うまのほね店員の友達以上恋人未満の組み合わせ率が相変わらず高い!
カントクがモテるのはある意味当然の結果である。




今回もこれまでの話でとりわけ仲が良いことが示されてきた組み合わせが、ハチャメチャな内容を通して近すぎず遠からずの距離で騒がしくも楽しい掛け合いを披露してくれたことは変わらない。パンツについて熱く語る海雄がいれば己が変質者扱いされようと腐ガールの為に迷わず動けるソムリエ等々、男性陣の活躍が目覚ましいものがあるが、一風変わっている彼らに先生や腐ガールを始めとする女性陣が惹かれてしまうのは、同じ性質を秘めているからなのだろなと改めて思わされる。
表立っては男性陣の奇行の方に目が行くが、女子力の低さを気にする先生やソムリエに対して一歩踏み込めない腐ガール等、要所で女性陣がヒロインらしい面を見せて来るのでラブコメ的な要素が破綻しないで成立してる。
今更にはなるけど物語の舞台がオタショップである「うまのほね」であり、そこに務める彼らであるから結構無茶なことをやってもすんなり受け入れられるようになってきた。普通に行けば引かれてしまうような内容の言動でもこの手のショップに務める人間って多かれ少なかれ同質の人であることは間違いないわけでね。実際にはこんな綺麗な人間関係ってお目に掛かれないのかもしれないけどそこは創作の中なので夢を見たって良いではないか。
今回は何といっても元うまのほね店員であり、現在は人気ラノベ作家となったつぐみんが出てきたことが印象的であり、彼女の存在によってカントクの新たな一面が垣間見えたように思う。元恋人ということもあってその扱いに若干難儀しながらもカントクの本質が揺らぐことはなく、厳しく当たることもあるけどふとしたところで優しさも見せるイケメンぶり。
3話のクリスマスパーティの際に昔の仲間がこの手のことが好きだったとカントクが言っていたけど、その仲間はつぐみんのことだったのかな。どこかひおたんと似たドジッ子な面があって、カントクがひおたんに対し特に目を掛けているのは、つもりんとひおたんを重ねて見ていたところもあったのかもしれない。
何にしてもつぐみんの登場によって、カントクを少なからず意識している描写が見受けられるひおたんやカメ子との関係にも変化が生じそうで今後の動向は楽しみ。やっぱりカントクみたいなキャラはモテるんだなーと再認識させられる。自分から見てもカントクは格好いい上司という印象はずっとあったので納得してしまう。
海雄と先生、ソムリエと腐ガールは放っていおいてもその内くっつきそうな気配があるが、カントクを中心にした関係の方はこの先の展望が見えないところがあるので、特に気にして見て行きたい。


今回もひおたんは絶好調で妄想大爆発!
順調にノーマルからアブノーマルへの道を突き進んでいるような気がするのです。
もう綺麗な頃のひおたんは居ないんだ…。朱に交われば赤く染まるとは正にこのことだ。
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