結城友奈は勇者である #05「困難に打ち勝つ」まるで最終回のような双方死力を尽くした総力戦。
にぼっしーだけ出遅れてたとか言うの禁句だよ。




序盤からバーテックスの殲滅速度が速かったのもあって、バーテックスとの戦闘で全話を使うとは思っていなかったが、まさか1話で全て決着を付けるとは予想だにしていなかった。残った敵の総攻撃、合体、絶体絶命な状況に追い込まれた上での勇者部陣営のパワーアップ等々。
普通の作品であれば今回の内容を作品の全てを使って描いてもおかしくないだけに、このスピード感のあり過ぎる展開は賛否分かれそうなところでもある。悪く言えば詰め込みすぎとも言えるが、逆にこうなった後に物語をどういう方向に向けていくのかと言う純粋な楽しみもあって、次回以降の物語の動向は素直に気になるところ。
ただこれまで友奈たちがバーテックスと交戦したのは2回。しかも内1回は夏凜が単独で撃破したので友奈たちの経験値は実質あってないようなものなんだよね。これまで積み上げてきたものが少ないだけに、やはり友奈たちの「満開」によるパワーアップは、ちょっと唐突感があってご都合と言えばご都合なのかな。
外伝との絡みで前任の勇者の経験を何らかの形で引き継いでいる可能性も指摘されてるので、ここに関しては一概にご都合とは言えないのかもしれないけど。この後の物語展開によっては友奈たちのパワーアップに説得力を持たせる何かが提示される可能性も無きにしも非ずなのかな。
そして何より他の4人が全員「満開」でパワーアップしたのに、誰よりも真の勇者であることを自負し、努力を重ねていたにも関わらず一人だけ満開出来なかった夏凜って一体…。これ絶対にネタにされるじゃないですかー。可哀想だよ、哀れだよ。でもそんなにぼっしーが自分は大好きだ。今後絶対に見せ場を作ってくれるって信じてる。
満開後の勇者は格段に強くなってたけど中でも東郷さんの戦闘能力はやはり図抜けているなと感じた。どんな状況に置かれても屈することなく常に前向きな友奈も健在で本人も言ってたけど美味しいとこ持ってって主人公やってたなという印象。「勇者部5か条がひとーつ!成せば大抵なんとかなーる!」。今作においては本当にこれだけで何とかなってしまいそうなのが恐ろしい。友奈がこれを言うと本当に不思議な説得力を伴うから不思議。そこが友奈の魅力でもあるか。
しかし当面の敵として想定されていたバーテックスを全て殲滅しただけに、この後の展開をどうするのかは本当に気になる。最初の方の感想で実はバーテックスこそが良き存在であり、大赦の方が悪の可能性もあるのではと書いたが、それもあり得る気がしてきた。
また勇者のレベルアップにしても勇者にとって必ずしも良いことばかりじゃないことも以前に触れたけど次回はその辺りにも触れらそうで楽しみ半分、不安半分。というか「満開」と「勇者のレベルアップ」はまた別物なのかな。今回あまりにも唐突なパワーアップを果たしたもんだからその辺の細かい設定を把握し切れてないかも。
何にしても死亡フラグ立ちまくりだった前回の流れを断ち切り全員で生還出来たことは素直に嬉しい。
予告で「満開」の後遺症がどうこう言ってたので上げて落とす可能性もあるにはあるんでしょうけど。
今後の展開によって作品の評価が大きく左右されそうなだけにここからの頑張りに期待です。


百合の力は世界を救う。やはり友奈と美森は今作のベストカップルで間違いないですね。東郷さんの勇者システムの便利さが他と一線を画しているような気もするが細かいことはいい。どう見ても最終回一歩手前の光景にしか見えない気もするが、今は二人が無事に生還出来たことを素直に喜ぼう。死神のフォーカードは吉兆の前触れ。友奈の言っていたとおりじゃないですかー。
■言及リンク
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1話~2話の最初の戦闘が1回目、東郷さんが初変身した3体同時が2回目、夏凛が参戦したのが3回目です
経験値は純粋にバーテックスとの戦闘経験らしく、一番遅くに参戦した夏凛は当然他の4人より経験値を稼げてません
実際、花びらゲージは初戦から戦ってる間に溜まっていて、バーテックスのコアを破壊すると確実に破壊した勇者に1枚溜まってました
OPの方でもそれぞれ何枚溜まってるか回ごとに変えていて、今回OP初登場の夏凛が1枚、残りの4人は2~3枚でした
今回、東郷さんが一体目のバーテックスのコアを撃破した瞬間、5枚溜まったのは描写されてたので、そこから4人は5枚溜まっていて夏凛は1枚分程度不足していたのは大体分かります
ただ、満開解除した友奈の花びらが0枚に戻っていたので、また溜めるまで4人は満開を使えないのでしょう
おそらく、夏凛が一人で満開を使って奮戦する回があると思うのですが……