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異能バトルは日常系のなかで 第6話「不完全な異能を持つ寿来の言葉だからこそ生じる重み」

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異能バトルは日常系のなかで #06「『罪悪』ヴァイスペナルティ」

普段隙を見せない年上キャラが弱みを見せた際の破壊力たるや恐ろしい。
完璧な人間よりも少しくらい駄目な部分があった方が魅力的。
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自分の為に動く者と他人の為に動ける者。年上キャラということもあり、年長者故に普段は隙を見せることが少ない彩弓の内面に迫る回。中学時代、そして異能を得た直後の様子を過去回想という形で振り返りつつ、寿来と彩弓を対照的に描き出しているのが印象的であり、寿来のキャラが立つことで彩弓のキャラクター像が見えてくる点が面白くもあり秀逸。

これまでの話で寿来が単に厨二病を患った痛い人物ではなく、実は誰よりも思慮深く他人思いで現実的な思考を持つ人間であることは度々触れられていたが、今回もその点は強調されていた。今の文芸部が何事もなく平穏な日常を謳歌出来ているのは、やはり彼の存在と影響力に依るところが大きい。寿来の人物像を明確にした上で、改めて過去を振り返り今の文芸部の成り立ちや彩弓の内面に迫っていく構成が素晴らしい。

物語の開始点が寿来たちが異能を得た半年後からであり、その時点で異能を在るべきものとして受け入れ平穏な毎日を謳歌していた寿来たちだが、やはり彼らなりに様々な苦悩や葛藤を乗り越えた上でそこに至っていた。ともすればなぁなぁで済ませてしまえるその部分にしっかりと意味を持たせ、作中キャラの根幹に迫る要素としているところが興味深く、同時に自分が本作に好印象を抱く大きな要因の一つと言えるかな。

第1話の感想でも触れたのですが、やはり彼らの異能って悪用すればとんでもない事態を引き起こしかねない危険なものでもある。自分では悪用するつもりがなくても他の誰かが悪用したら、力の制御が出来なくなったらと彩弓が不安を抱いていたのも至極当然のこと。消せるものなら消してしまった方が良いと考える彩弓の気持ちも分かるし、実際それが可能であればむしろ寿来の方からその提案がなされていたのかもしれない。

しかしそれがほぼ不可能であることを悟っていたからこその反発。自分たちの異能は彩弓の『原始』でいつでも消せる。その可能性を残しておきたかったという寿来の考えは、他の皆のことを最優先に考えているから出る発想。そして「異能で遊べばいい」という彼の発言は、逆に有事の際にはその全ての責任を自分が負う覚悟から来てる発言とも取れる。決して額面通りの楽観的な言葉ではない。

見せかけだけの寿来の能力は完璧とは程遠いけど、それでも自分が何とかしてみせる。その決意と覚悟の表れ。それが祖母の教えから完璧であることを求め続けていた彩弓に対する否定の言葉に繋がってるのが面白いし見事だと感じるところ。完璧な人間なんていないという寿来の言葉が届いたのも、彼の不完全な能力とそれにも関わらず見せた上述の覚悟を見ていたがためではないのかとね。

かように今回は過去回想と彩弓のキャラ像の繋げ方が上手く、それが寿来の能力や思考とも上手く結びついていて本当素晴らしかった。コンタクトを買ってきた彩弓がラストにあえて眼鏡をかけたのは、これまでと同じく完璧であろうとする意志は持ちつつも、完璧ではない不完全な自分を受け入れたことの表れかなと思える。

同時に寿来に似合うと褒められたことから生じた彩弓の「おんなごころ」も体現していて眼鏡一つでここまで表現できるのかと素直に感心してしまった。

何はともあれ素晴らしき彩弓さん回でありました。普段隙のない年上キャラが弱みを見せたときの破壊力たるや想像を絶するものがありますね。女性陣が寿来に惹かれるのも本当良く分かるなぁ。男から見ても格好いいもの。いやマジで。前回に続いてまたしても寿来で締めになるあたり、自分もかなり重度なレベルで安藤寿来に魅せられているな…。危険な兆候だ、これ!


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私の熱い妹活動『シスカツ』始まります!

彩弓の妹である舞矢登場回でもありましたが、中の人が諸星すみれさんということで自分の中ではどうやっても星宮いちごにしか変換されないアイカツ脳。それは置いておくとして姉妹でありながら性格は対照的で快活なキャラクター像は意外と今作にはいないタイプのキャラで新鮮に映った。

久しぶりに出番のあった美玲会長もそうですが、円や舞矢などサブキャラ勢も魅力的なキャラ多いので本編で再度見せ場があると嬉しいな。


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作中ゲームのこととはいえ、やはり灯代さんにはビキニアーマーが良く似合う。
例え文芸部の中で胸がない方とはいえそれは揺らがない。絶対に。

■言及リンク
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