日刊アニログ

甘城ブリリアントパーク #07「プールが危ない！」

トラブルの中にこそ勝機もとい商機あり。
淡々と自分の仕事をこなしていた映子さんが何気に一番凄い人じゃないだろうか。

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お金がない、人手が足りないとないない尽くしだった状況に区切りが付き、ここからどう盛り返すかというところで迎えたトラブル発生回。今までもトラブルの連続だったような気もするが、これまでと異なり経営に直結しない突発的な事態という意味では新しいベクトルのトラブルというかね。死中に活路を見出すではないが、緊急事態を上手く利用し結果的にプラスの方向に持っていったことが今回の肝ではなかろうか。

当面の問題を処理し、場所はプールということで安易な水着回になるかとも思ったけどそう単純な話でもなかった。冷静に考えると期日までの残り日数が殆どないのに遊んでるわけにもいかないですもんね。今回の舞台がプールだったのもメープルランドから来た者たちが海賊だったのもマスコットのジョーを引き立たせるためのものだったように思える。

また人間にしてもマスコットにしてもどちらかというと主要メンバーよりもサブ的な立ち位置にキャラが目立っていたのが印象的でもあった。面接したはいいけどそのままフェードアウトでは味気ないし出した意味がそもそもなくなるので彼女たちに焦点を当ててくれたのは好印象。特に海賊が出てこようがマスコットがどんなゲスいことやろうがペースを乱すことなく淡々と自分の仕事を全うしてた映子さんマジプロフェッショナル。

サブキャラ勢の中でもとりわけ絶大なインパクトを残したのは彼女でした。強烈な個性があるわけでも特別派手なをことやったわけでもないんですけどね。普通であることってやっぱり貴重です。自然体最高！

異世界とのゲートが繋がり、ファンタジー的な側面から話を大きく動かすのかと思ったけどそうでもない様子。あくまでテーマパーク運営が軸であることは変わらないようでそれは最後に再度接触してきた栗栖を見てもそうなのかなと感じる。彼の再登場がいよいよ期限が迫っていることを再認識させてくれる。

正直このままのペースではとても間に合わないし、ここから一発逆転の手があるにしてもどんなものになるか想像も付かないが、楽しみな部分であることは変わらない。逆に言えばその起死回生の一手の内容や魅せ方次第で作品の印象がガラリと変わる可能性もあるだけに期待もあるが不安もあるかな。

しかし何というかあれですね。全体的に薄い本が厚くなりそうな要素満載の回でしたね。
プール回のお約束要素こそ少なかったかもしれないけどこれはこれで骨休め的な回と言えるのか。
いすずさんの気迫に気圧され落とすことを躊躇ったティラミーくんには後で舞台裏まで来てもらおう。





ラティファ様の水着姿は素晴らしいね。前のめりになってしまうのもよく分かる。眼福なり。
しかしラティファ様は城の外に出てるときに水着を着てることの方が多い気がするのは気のせいかな？
本来は一番お色気とは無縁の存在でなくてはならんはずなのに…。これでいいのか甘ブリよ！？


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