まだ二人が幼かった頃の物語飼い猫の姿を見て過去の自分たちを思い返すクロードとカミーユ。
互いが互いのことを思っているのに離れなければならなくなった二人。
良いお話だけど切なすぎるよ。・゚・(ノД`)・゚・。
はしゃぐアリスカミーユと入れ替わりで戻ってきたアリス。
自分の思い出の服を湯音が着ていたので大はしゃぎですね。
カミーユが出かける準備のためにコルセットを締め直すと物憂げなアリス。
コルセットは高貴な女性が高貴な男性と結婚するために必要なもの。
両親の期待に応えるために自分には我慢できないことをやってのけるカミーユ。
アリスはアリスなりに姉のことを心配しているんですね。
色々間違ってはいるけど…アリスに連れてこられた湯音が見たのは中庭にこしらえられた野点のセット。
さっそくお茶を点てるアリスだけど砂糖とミルクを入れちゃうのはアリスらしいです。
でも湯音の反応を見るに思いの外おいしかったようで。
フランスの貴族に正座は辛いものがあるでしょうね(^^;
クロード視点の回想自転車や自動車、鉄道など新しいものに興味津々のクロード。
どちらかというと保守的な考えを持つ今のクロードとは違ってまだ純粋ですね。
ご機嫌斜めになってお菓子をあげないとイジワルするカミーユさん可愛すぎw
今と違い二人が本当に楽しそうに遊んでいて和むなぁ。
外には出たくない街にやってくる鉄道や人形劇、ギャルリとカミーユを外に連れ出そうとするクロード。
しかしカミーユは興味がないと頑なに屋敷の外には出たがらず。
あくまでも本の中で外への憧れを満たそうとするカミーユですが…。
アイキャッチ~♪
カミーユ視点の回想屋敷の中でクロードがやってくるのを心待ちにしていたカミーユ。
しかし中々やってこないクロードに業を煮やしとうとう自分から屋敷を出てギャルリへ。
高貴な身分の子が一人でギャルリを歩くのはやはり珍しいのか奇異の目で見られてますね。
オスカーさんも今よりは若いんだけどあまり変わってないかな(笑)
作業するクロードを見つめるカミーユアンセーニュ・ド・ロアまでやって来たカミーユは裏道へ。
作業する父の姿を真剣な眼差しで見ているクロード。
それを見て本当に嬉しそうな顔をするカミーユ。
このシーンを見てカミーユが本当にクロードのことが好きなんだなぁと確信できました。
クロードのお父さん本編初登場ですね。
一緒に外に出なかったのはクロードのため姿を見られて逃げ出したカミーユを追うクロード。
外に出たければ一緒に来ればいいというクロードにカミーユが告げた理由。
屋敷を出ないという約束で両親にクロードのことを秘密にしてもらっている。
両親にばれることが怖いというカミーユ。
一人なら自分が罰を受ければいいが二人なら罰はクロードが受け二度と会えなくなる。
クロードと会う自由まで奪われたくはなかった。
煤で汚れたカミーユのスカートとクロードの目の前で閉まる門が印象的なシーンでした。
かつて仲が良かった二人と今の疎遠になってしまった二人の関係。
その分岐点となったのがこのシーンからなのかなとそんな風に思いました。
今の二人はもっときつくコルセットを締めるように使用人に告げるカミーユ。
コルセットをきつく締めることで自分に改めて制約をかけているのでしょうか。
こうして自分を律しないとふとしたことでクロードへの思いや自由への憧れが、
外に溢れだして歯止めがきかなくなってしまうと考えているようにも見えました。
カミーユはいつも人のために帰り道クロードのカミーユは優しい人だと話しかける湯音。
自分の大切ものを分けてくれたカミーユ。
そんなカミーユを凄く妹思いな方と評する湯音。
カミーユが家の決まりに従って淑女でいるのもある程度アリスを自由にさせるためなのか。
自分のためではなく他人のために我慢するカミーユ。
湯音の話を聞いてクロードはかつて自分のために一線を引いたカミーユのことを思い出す。
「なら俺がもっと知らないといけないのかもな」成長したクロードが改めて過去と向き合うことで何かが変わるかもしれませんね。
Cパートお屋敷から帰る前の一幕かな。
自分の服を着た湯音を見せてクロードに感想を求めるアリス。
クロードの評価は何か普通になったなとばっさり。
確かにパリで着物を着ているよりはこれが普通なのかもしれない。
気の利いたことを言えないクロードにお怒りのアリスですが、
クロードにそういうことを求めるのはねぇ(笑)
次回 第10話「魔術幻燈 - Fantasmagorie」今回は期待していたとおりクロードとカミーユの過去のお話。
以前特別編である
4.5話を見た際にクロードとカミーユの二人を引き離したのは、
カミーユの両親かなと感想を書きました。
ちょっと違ってましたね(^^;
家や親の圧力が背景にありましたが一線を引いたのはカミーユ自身。
両親とりわけ母親とクロードへの罰を恐れクロードのために外へ出なかったカミーユ。
子供の頃のクロードもカミーユと身分が違うということは認識していました。
しかし真の意味でクロードは貴族という身分の人間を理解するには至ってなかったのかなと。
この二人の認識の差が二人を隔てることになってしまった要因だと思いました。
今回最後にカミーユは他人のために頑張れる心優しい人だと湯音にいわれたクロード。
成長したクロードが改めて過去に向き合うことで二人の関係に何か変化があればいいですね。
かつて純粋に笑いあっていた頃のような関係に戻れることを願ってます。
さて次回はクロードとお父さんの物語なのかな。
映写機を見ている湯音とアリス。
そして今回少しだけ出ていたお父さんも出番があるようで。
クロードが店を継ぐことになった経緯などが語られそう。
物語もいよいよ終盤を迎える話数になってきてますね。
この物語がどういうところに終着するのか今から楽しみでもあり寂しくもあります。
クロワーゼはずっと見ていたいなぁと思わせてくれる良いお話が多すぎる。
関連商品メディアファクトリー (2011-09-21)
売り上げランキング: 545
萩原 麻里
富士見書房 (2011-07-20)
売り上げランキング: 3156
コーコーヤ アンヌ(中島愛) A.m.u. 羊毛とおはな 湯音(東山奈央) 汐音(能登麻美子)
flying DOG (2011-08-24)
売り上げランキング: 744
関連エントリー第12話「屋根の上の猫 - Chats sur un toit」第11話「祈り - Priere」第10話「魔術幻燈 - Fantasmagorie」第09話「秘密 - Jardin secret」第08話「子供部屋 - Chambre denfant」第07話「天窓 - Lucarne」第06話「鳥籠 - Crinoline」第05話「迷子 - Perdus」第04.5話「音楽会 - Recital」第04話「水明かり - Eau et lumieres」第03話「日本迷宮 - Labyrinthe du japon」第02話「チーズ - Fromage」第01話「入口 - Entree」
- 関連記事
-