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異能バトルは日常系のなかで 第8話「これが本当の異能バトル!なれど作品の本質は揺らがない」

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異能バトルは日常系のなかで #08「『戦争』ホルムガングバトル」

別視点から見ることで判明する世界の真実。
それでも文芸部の日常は揺らがない。
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日常の裏に潜む非日常の世界。ということで遂に明かされた物語の裏側の部分。異能の出自や性質、寿来たち文芸部の面々が、いわゆる異能を持った人間が辿るお約束の流れに巻き込まれず平和な日常を変わらず謳歌出来ていた理由等々。勿論文芸部が平和でいられるのは、彼ら独自の取り決めややり取りがそれを守っているのも大きいだろう。最初の頃に気になっていた諸々の要素に関しては、今回の話である程度の説明が成されたのかなと思う。

桐生一を軸に据えた彼の視点から見た今作の世界は平和な日常とは程遠い荒んだ世界…。というわけでもなく基本は文芸部のメンバーが普段やっていることの延長線上にあるのかなという印象を受けた。そう感じたのは基本的に死人が出ないという精霊戦争の性質と、桐生一の人間性に依るところが大きい。

妙に自信満々で常に余裕を持っている態度とは裏腹に、仲間のために先を読んで自ら率先して動く繊細さと積極性も兼ね備えている。周囲の人間や視聴者に対し、そこにいるだけで安心感を与えられる人間という点で、寿来と一は似通っている。詰めの甘さというかどこか抜けている面も共通していて、それは鳩子の能力を勘違いしていた辺りからも読み取れる。

ともすればシリアスに傾きそうなところだが、それでも「らしさ」を失わないのは、中心にいる人物の共通性に依るところが大きいのかなと思ったわけです。

今回の話を見た後だとファミレスシーンでの寿来と一の邂逅シーンから受ける印象も変わってくる。厨二トークにしか見えなかった一の会話が実はガチだったことが判明し、彼の言葉がやたらと説得力を伴っていた理由付けにもなる。このシーンの後、寿来は灯代と共に日常へ回帰し、一は身体に負傷を負うような彼にとっての日常の世界へと戻っていく。物語における表と裏。明暗をそれぞれが担っていて、一はある意味、裏主人公的な立ち位置にいるのかなと思わされた。

このシーンを挟んで文芸部に視点が戻る構成も良かった。ここがターニングポイント。中心人物の違いから生じるコミュニティの差異。普通の感性から見た非日常から日常へのシフト。それが見て取れるようになっているのではないかと。

寿来と鳩子も仲直りすることが出来て良かったなぁ。前回の感想で触れたように、鳩子の根底にある願望は寿来に必要とされる存在でありたいというものだった。その実感が得られなかったから不安を感じていたのであって、それが解消されるのであれば問題は生じないとも言える。面と向かって寿来の口からハッキリとこれまでの「感謝」と「必要」という言葉が出て、更にこれからも傍にいて欲しい旨の発言が出た。

懸案事項だった灯代との関係も、灯代が夢を打ち明けることで自分が思っていたのとは別のことである確証が得られただろう。鳩子にとってはそれで充分。直接言葉にしないと伝わらないことってやっぱりある。それを疎かにして「なぁなぁ」な関係で在り続けたことが、今回の一件の最大の要因でもあると思うから。お互いに本音をぶつけ合って、通じ合う。それで良いのではなかろうか。何はともあれ落ち着くところに落ち着いて一安心。

ガチでバトルをやってた『黒き十二枚の翼』の皆さんと違って、割とどうでもいいことで異能が進化するあたりも文芸部らしい。彩弓はともかく寿来はポテチの袋が開かないって理由で覚醒しちゃうんだもの。格好良く異能を披露してバトルやってた一とはこんなとこでも対照的だ!

普通なら能力の暴走とか思うところだけど如何せん元々が害のない寿来の異能ですからね。しかも原因はポテチ。周囲の思惑や文芸部の置かれている境遇。それがどんなものであっても彼らの日常は変わらない。そんなことを考えさせられた回でありました。


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一つの集団、コミュニティには癒し担当の人間が必要不可欠である。文芸部におけるマスコット的な役割を千冬ちゃんが担っているのなら、黒き十二枚の翼のマスコットは運命子が担うのだろう。どんな集団にも幼女もといマスコットの存在は貴重であり、尊いものなのだと思わされた。やっぱ癒しは大事だよ、うん。

■言及リンク
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