繰繰れ!コックリさん #09「悩み多きト・シ・ゴ・ロ!」髪の終わりがいつやってくるかなんて誰にも分からない。
しかも誰にでも訪れるものではないから不平等である。




周囲にとっては笑いのネタでも当事者であるコックリさんには死活問題なのです。禿ネタ一つでここまで盛り上がれるものなのかと感心しつつ、これに関しては本人の努力でどうにもならないこともあるから辛いよねぇ。ましてや普段からストレスの絶えない気苦労気質のコックリさんともなれば尚更のことである。物の怪だから外見上は判別しにくいけど結構年ですしね、コックリさんも。
コックリさんも元が動物の化身であるからして、この手のネタのオチは予想通りなれど、見ていて心穏やかでいられなかったのは、明日は我が身になりかねないことだからかな。いやね、頭髪問題に関しては、今でこそ笑って見ていられるけど、いつ自分の身に降りかかってもおかしくない問題なだけに、今から対策を怠ってはならんよねと思うばかり。
限界はあるけど規則正しい生活とバランスの取れた食事。これくらいしか出来ることが思いつかないよう。
将来的にIPS細胞とかで何とかならんものかのう。
至極デリケートな問題であるだけに、繊細なコックリさんには堪える事態でもあっただろう。毛の生え代わりなんて毎年の恒例行事と思うなかれ。いつまでも、あると思うな、モフモフ毛。終わりがいつ来るかなんて誰にも分からないんだ。年を取るってそういうことなんだ。普段はこひなに甘いコックリさんがマジでキレてたことからも分かるだろう。からかったりしたらいけないんだよ。明日は我が身になりかねないんだからね。
頼んでもいないのに弄られまくったコックリさんとは対照的に構って欲しい狗神は誰にも相手にされなくて少し可哀想でもある。しかし典型的構ってちゃん気質の狗神のようなタイプは、少しでも構うとそれはそれでややこしいことになるから難しいね。狗神もこひな以外に構われても嬉しくもなんともないと考えているもんだから余計にね。
しかし元々捨て犬だったことから家屋の光に憧れながらもその中に入っていけないという狗神の心情の見せ方は上手かった。最後の信楽おじさん扮装こひなオチは笑っちゃったけど。何だかんだで他人の動向を一番見てるのはやっぱり信楽なんだなぁと思わされる。何気に信楽おじさんが2週連続で最後のオチを持っていっちゃった。美味しいとこどりするあたりは流石である。


久しぶりに出てきたググる要素。
1話で出て以降、全くやる様子がなかったので普通に忘れていましたぜ。
これでこそ「繰繰れ!コックリさん」だ。作品タイトルに偽りなし。
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