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劇場版アイカツ!「いちごがライブに込めた『感謝』の気持ち!それが伝わる素晴らしい内容だった」

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劇場版アイカツ!大スター宮いちごまつり!

星宮いちごのアイドル活動の集大成。
継承と感謝。そしてアイカツは新たな時代へ突入する。
告知が始まった夏頃から待ちに待ったアイカツ劇場版ということで、公開初日に観に行って来ました。内容に関しては後述していきたいのですが、何しろ劇場作品ということで普段と異なり一発勝負。通常放送の感想は最低二回見た後に感想を書いているのですが、今回に関してはその限りではないので全てに触れることは難しいかもです。尺の長さもさることながら、非常に内容の濃い作品に仕上がっていたので一回では全てを見きることは出来なかった…。

前置きが長くなりすぎてもあれなので結論から先に言うと観に行って損はない!アイカツが好きな人は勿論、普段見てないけど興味はあるという人でも、ある程度は大丈夫な作りになっていた。行くかどうか迷っている方には是非行きましょう!とお勧めしたい。

さて、ここから先は映画の内容にモロに触れているので、まだ未視聴の方はご注意を。
視聴済みの方は暇つぶし程度に読んでもらえたら幸いであります。無駄に長いです。

劇場版アイカツ!の物語の概要、ストーリーライン

物語の筋としては主人公である星宮いちごの物語の集大成。これまでずっとトップを走り続けてきた美月からいちごへの交代。時代の転換点。個人的に映画のテーマは「継承」や「繋がり」にあるのかなと思っていました。勿論それらも大事な要素なのですが、見終わった今テーマを一つ挙げるとするなら「感謝」になる。

それはいちごが美月に伝えたいこととして、大スター宮いちごまつりの主題の一つに置いたことでもあるし、制作側から視聴者側に対する気持ちを表すものでもあるのかなと。あらゆる「感謝」の気持ちが詰まった作品。それを伝えるための『大スター宮いちごまつり!』。劇場版アイカツを一言で言い表すとしたら自分はこうなるかなと思いました。

主役があかりに交代する前の物語は、いちごと美月の物語と言っても良いと思うのです。特に映画の中でこれまで殆どその心中を語ることのなかった美月の独白や本音が数多く出ていたのは凄く印象的でした。自分がアイカツでやるべきことはやりきった。トップを守り続けることの難しさや重圧。そして自分が期待した通り高みへ昇ってきたいちごに対する期待。

それらを直接いちごに告げた上で、トップの座を「譲るのではなく奪って欲しい」という美月の台詞が凄く響きました。美月が真に望んでいたのはこれなんだと自分の中でストンと納まった。

これを受けていちごが大スター宮いちごまつりにおいて導き出した答えが「感謝」の気持ちを伝えるというものでした。自分を応援してくれるファンは勿論、アイドル星宮いちごが誕生するきっかけとなり、常に自分の前を歩いて導いてくれた存在。美月がいなければアイドルとしての自分はここにはいなかった。美月に対する憧れや感謝の気持ち。それらを全部ひっくるめて美月への「愛」と言い表したのが妙にしっくりきました。

恋愛的な意味合いとは違うけど、それくらいに強い美月「個人」に対する思い入れ。これは花音がいちごに語ったシンガーソングライターとして演奏する際に意識していることとも繋がっていて、花音が作詞作曲した歌がより多くの人に響いて届くことに説得力を持たせている。多数の人より個人を意識して届けることで結果的により多くの者へ歌に込められた思いが伝わる。大スター宮いちごまつりが盛況のまま大成功を収めた大きな要因の一つであると思います。

いちごが美月に憧れアイドルとなったように、あかりはいちごに憧れてアイドルとなった。ここが繋がりを感じられる部分で劇場版の主役はこの三人だったと言えるのかもしれない。映画本編の中で112話と被るシーンがいくつかあったけど、あかり世代のスミレやひなきの出番は基本的にそこだけで、大半のシーンにおいてこの世代で出番があったキャラはあかりのみである。時代の転換点に立ち会い、それを見届けたあかりが、いちごに向かってくる次の世代の中心になるということを印象付けられます。

実際映画内であかりが果たした役目は非常に大きく、彼女の繋ぎがなければそれこそアイカツ界の歴史は大きく変わっていた可能性も大いにある。一度は身を引く覚悟を決めた美月を探し出し、行かないと決めていた大スター宮いちごまつりのライブ会場まで美月を引っ張ってきた功績は大きなものでした。

関わった全ての人への感謝、繋がり。それらを感じながら準備を整え迎えた一大イベントの当日。大スター宮いちごまつりの本番で、いちごがマイクを使用していたことが凄く印象に残っています。おしゃもじからマイクへ。いちごちゃんが本当の意味でトップアイドルとして独り立ちした瞬間。そして、クリスタルマイクをあかりに手渡したところでもう駄目だった。いつまでもてっぺんで待っているからねは本当にズルい。「SHINING LINE*」の歌詞を象徴したシーンでもあったように思う。

新時代のトップアイドルとそれを追うアイドルが新たに誕生した瞬間でもあり、いちごがこれまで美月が背負っていた様々な重荷を背負う覚悟を見せたところでもあった。あかりへ待っていることを伝えたときの雰囲気は既にトップアイドルとしてのそれが滲み出ていて、新時代の幕開けを確信させるものでしたね。

そしていちごが伝えたかった「感謝」の気持ちは美月にも伝わり、一度は身を引くことを決めた美月を引き留めるに至った。一つのゴールが終わりではなく新たなスタート地点になる。そして応援してくれるファンが居る限りアイカツは不滅。100話でそれぞれが言っていたことが見事に繋がっていて、本当に良く考えられて作られているなぁと感動してしまった。

その流れで入ったEDの出来がまた凄いの一言。EDはカレンダーガールのイントロでテンション高まってメドレーバージョンで更に昂ぶってね。そこに加えてあのドット絵キャラの細かい動きがあるものだから一秒たりとも見逃せない。そっちに目を奪われてクレジットを見る余裕とか一切なかったわけですよ。ということで最低でももう一回は見ようねという制作側からの熱いメッセージと受け取りました。

そして最後に今回の大イベントを行ったステージの上に立つあかり、スミレ、ひなきの三人の姿を描いて締め。新時代のトップ星宮いちごを追う中心となる彼女たちがここから更に飛躍を遂げてくれるといいなと思わせられる。その物語はこれからのアイカツ本編で描かれていく部分ですね。

長い間主役を務めてきた星宮いちごと神崎美月の関係はこれで一つの区切りが付いた。
その集大成を見事に描き切った劇場版の内容であったと思います。


ライブシーンとCGに関して
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今回劇中でCGを用いて描かれたライブのシーンは大きく分けると三つ。冒頭のスターライトアイドルライブ、中盤の花音へアピールするための公園でのライブ、そして大スター宮いちごまつりの本番。

CGのクオリティはどのシーンでもハイレベルだけど通常放送のクオリティとそこまで差はなかったかもしれない。普段から凄く出来が良いだけにですね。ただ公園のライブシーンはアイカツシステムがなかったこともあって、スターライト学園の制服でライブを行っていてその部分は凄く新鮮に映りました。

またライブシーンは劇場版ということを差し引いても過去最長の長さだったのではなかろうか。特に大スター宮いちごまつり本番。大スター宮いちごまつりで使用された楽曲は『アイドル活動(Rock)』『ダイヤモンドハッピー』『フレンズ』『ハッピィクレッシェンド』。そして新曲の『輝きのエチュード』とアンコールで使用された『Let's アイカツ!』の6曲だったかな。最初の4曲は次々に切り替わったので記憶違いがあるかもしれないけど。

特に感動したのがアンコールの『Let's アイカツ!』でした。シークレットゲストとしてステージに上がった美月とあかり。そしてイントロが流れ始めたと思った直後の三人一緒のスペシャルアピールで涙腺がヤバかったです。ウルッと来てしまいました。

憧れの系譜で繋がる三人一緒の初ステージ。そしてそれが終わった後に入れ替わったアイカツランキング。
不動のトップアイドルだった美月が陥落し、いちごが名実ともにトップアイドルの座に就いた瞬間。
『Let's アイカツ!』の歌詞とシンクロしててラストシーンに相応しいライブだったと思います。


主役に負けず劣らずサブキャラ勢も大活躍

いちご、あかり、美月の三人以外も当然活躍していたのですが、集大成的な内容だけあって如何せん登場人物は多い。また個性的な面々がいつも以上に張り切ってるわけで全てを網羅することは厳しい。その詳細は他の方に丸投げするとして個人的に特に印象に残ったのは涼川さんと瀬名翼くんの二人かな。

いちごを良く知る人物に新曲の作詞作曲を依頼しようとなった時に、いちご達が真っ先に頼ったのが涼川さんだったのが好印象。いちごと涼川さんの少し変わった特殊な関係性も見え隠れしていて、このシーンは色々あった映画の中でもかなり印象に残っている。

また台詞なしで静観して見守る姿も格好いいなと思った直後に、アンコールへ向かうあかりに新たなドレスを手渡すセナツバが格好良すぎた。いちごちゃんと涼川さんのやり取りを序盤で見たからかな。関係性は異なるけど共通点も見い出せる。

セナツバに関しては天羽さんとの絡みもあってアイドルとデザイナーとしての関係性で見ても面白いかもしれない。劇中で天羽さんが今までは頼まれてドレスを用意したけど、今はこちらが用意したい。それが自分の願いでもあり、エンジェリーシュガーの利益にもなると言っていたのは感慨深い。

これはいちごのアイドルとしての価値が出会った当初と今で明確に変わったことを示す部分。一方で翼にとってのあかりはまだそこまでの存在にはなっていない。これからへの飛躍を期待してドレスを託した。この差が新たなトップと挑戦者の差を表していて面白いなと思ったところです。


個人的に気になったネタ要素

お約束のネタから新しいネタまで本当色々なものが詰め込まれていた。盛りだくさん過ぎてこれも全てを扱うことなど到底出来ぬ。お約束の「登り」は蘭とそら、あおい姐さんがやってくれたけど、今回は「降りる」要素の方が多かった気がする。ヘリからのダイビングやバンジージャンプ、エンジェリーマウンテンからのダイブ等々。

特に身を引くことを決めオフに入った途端に、あらゆることを満喫していた美月が自由すぎたのは笑いました。美月を追っていたあかりも相当に苦労していたし、まさか流れでバンジージャンプをやらされる羽目になるとはね。それでも係の人に「ゴー!」って言われた途端に一切の躊躇なくダイブを敢行したのは流石である。

『おしゃれ怪盗スワロウテイル』、『イケナイ警視総監』、『チョコポップ探偵』の夢の共演も忘れてはいけませんね。セイラはライブもやってたけどドリアカ勢で一番頑張ってたのは個人的にそらだと思う。よくぞあの高さまで登ったなと。アドリブで合わせたマリアも凄かったけど。ヘリからダイビングもしましたし。

あと特大いちごパフェを大食いしていたいちごちゃんは流石の食べっぷりでしたが、特に花音さんとの打ち合わせのシーンは凄く印象に残った。同席していたあおい、蘭、花音の三人より明らかに食べるペースが早かったもの。派手なシーンではなかったけど不思議と記憶に残ったのです。何でだろう?

キリがないのでラストに挙げるのはユリカ様。これはあくまで自分の上映回の話になるけど幼女先輩が一番反応してたのはユリカ様が弄られてたときだった。経理やってたりヴァンパイアキャラをスルーされた時なんかは反応が凄く良かったです。やっぱりリアルの方でも人気高いキャラなのだなーと実感させられました。


最後に

ということで大雑把ではありますが、劇場版アイカツ!を振り返ってみました。正直こんだけ長々と書いたにも関わらず触れていないことの方が多いです。自分の貧困な語彙力ではとても魅力は伝えきれないし伝わらない。サブキャラやネタ要素だけで単独の記事を作れちゃいますからね。間違いなく。でもそれは他の文章力のある方にお任せだ!

本当大満足な内容だったんだけど唯一可哀想だったのは珠璃ちゃんかな。初登場から間もないだけに他のキャラとの関係性もまだ薄く絡ませにくかったってのもあると思う。いちごパパやみくるちゃん。スプラッシュやヒカリちゃんまでいたのでね。せめて台詞なしでも姿くらいは見たかった。それとも自分が見逃して気づかなかっただけで姿は出てたのかな。だとしたらごめんなさいするしかない。

でもそれだけに最後の最後に出た「劇場版第二弾製作!?」の文字に期待せざるを得ない。
あかり世代が主役を張る劇場版。実現するのなら是非とも見たいところです。

最初に触れた通り沢山の「感謝」の気持ちが詰まった素晴らしい劇場作品だったと思います。作中のみならず、それは現実においても言えることで故に本作のテーマは「感謝」だったのかなと思った次第。明日へ向かう活力をありがとう!もうそれしか言えない。アイカツ大好きだー!

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劇場版アイカツ! 大スター宮いちごまつり 感想
[2015/06/24 23:47] ムメイサの隠れ家
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